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偶然の出来事をプラスと取るか?マイナスと取るか?

本日、今年度事業で関わらせて頂いた、就職支援講師チームとのランチ会に出席してきました。

年代も、携わっている仕事も、経歴もバラバラ、でも思いは共通している方々とご縁を頂き、本当学び多き1年でした。そこで話題として盛り上がったのは、やはり「キャリア」についてでした。

今後20年間の間で、AIに代替される仕事について・・・若者の安定志向の原因について・・・代替される仕事でも今後はどんなスキルが必要なのか?地方へのテレワーク普及化について・・・などなど(*^^*)

話題は尽きませんでしたが、最終的には「キャリア=人生」を自分の中でどう解釈していくか?が大事なんだなと思いました。

それぞれの世代や置かれた環境によっても違いますが、特に若者は「安定」を求めるケースが多いと言われます。

特に今の時代、身近に働く大人の姿を見る機会が少なくなり、メディやSNSの影響もあり、子ども達は「働く=収入」ととらえているケースが多いと感じます。そして「安定=失敗しない」ととらえているケースも少なくありません。

そもそも体験や経験を積む機会が少ない⇒失敗することが少ない⇒ますますチャレンジしない・できない⇒自分で出来るかどうか判断できない

という悪循環に陥ってきます。

キャリアの理論で「プランド・ハプンスタンス」という考えがあります。計画された偶然性ということですが。私はこの考えが大好きです。

どんな考えかというと、「偶然の出来事をポジティブに捉えて、行動することで、自身のキャリアアップへと繋がる」というものです。

例えば、子育て中のお母さんが、育児中は子どもの世話で、なかなか自分のことが出来ない、それを社会に取り残された、自分の予想していた人生と違う!!と悲観的になれば、行動も止まってしまうでしょう。

でも、それをポジティブに考え、むしろチャンスだととらえれば、子育て中にしかできない体験もありますし、その体験を持ってこれから子育てする方にアドバイスができる。そのようなコミュニティが作れる。自分に出来ることが増えると考えれば、行動も加速していくでしょう。

子どもの不登校・・・突然の退職・・・なぜ私が。これからどうしよう。不安・焦り・いつまで続くのだろう。。。でもそれでも今自分に出来ることは何か?今だから子どもとちゃんと向き合える、そんな時間を楽しもう!!と考えることで、私も行動が軽やかになっていきました。

捉え方次第で行動するか、しないかに大きく影響していくのです。

あなたは、目の前に起きた偶然の出来事を、プラスと捉えますか?マイナスと捉えますか?