名人と言われる人たちに近づく8つのポイント
落語の名人や予備校講師から学ぶこと
落語の名人と言われる師匠達、
志ん朝師匠、小さん師匠、志ん生師匠、談志師匠など、いろいろな共通点があることがわかりました。
予備校講師も人気のある講師と、人気のない講師に分散することになり、講習会では申し込みのために並んだりしたこともあったりしますね。
喋り手を仕事としている人達から共通点が8つ浮かびあがってきた。
いつまで聞いていたとしても飽きない、あの人と話をしているとなんだか気持ちが軽くなるという人が周りにいませんか?
そういう人は自然と人に好かれる話し方をしているものです。
1:明るい声
暗い声になる時というのは、心理的な状況としてあまり良くない時。
後ろめたい時とか、何か嘘をついたり、隠し事をしたりするとき。
明るい声になる時というは、自信があるとき、確信があるとき。
人に好かれる話し方をする人は、声の調子がとても明るくて聞いていて気持ちがいいものです。
音階でいうとソの音で話をすると声のトーンが明るいと言われています。
聞き心地がいいというのもこの音階が関わっている。
2:はっきりと聞きやすい声
人に好かれる話し方をする人の声は、聞き取りやすくて、ミミにとても心地よいのが特徴です。
いちいち聞き返す必要はないので、印象にも残りやすい。
聞き取りにくい声だと、何度も聞き返してしまったり、何を言っているのか集中していないとわからなくなるため、ストレスを与えています。
「もっと聞いていたい声」になることがポイントです。
ボイスレコーダーを使って、意識的に変えていくことが必要です。
場合によっては腹式呼吸を身につけたり、ボイストレーニングをすることで身につくことができるでしょう。
3:心地良いボリュームの声
いろいろな会社の採用支援をしていて気づくことですが、会社によって特徴が大きく別れることになります。
営業出身の経営者の場合は、大きな声で話すこと多くあります。
逆に人事出身、経理出身など営業以外の出身者の場合は、声が小さく聞き取れないこともたまにあります。
大きな声で話をされても威圧感がありますし、小さな声でボソボソ話をされたとしても、不安に感じる人が多くいるのは事実です。
人に好かれる話し方をする人は、その場の雰囲気に合わせて声の大きさを調整しています。
大勢の前で話をするときはクリアな大きな声で、店など静かに話したいときは小さめの声で話すというように、その場、その場に合わせた声を選択しています。
4:わかり易い言葉、明瞭に話す
専門用語や業界用語を使わないということが鉄則です。
誰にでも理解をしてもらうためには、噛み砕いて話をする必要があります。
人に好かれる話し方をすることは相手の立ち場で考えられることです。
相手のレベルを合わせることができるのであれば、できるだけ内容をわかり易い言葉にして話をします。
相手の反応を見ながら、レベルをすぐにアジャストをしていきます。
結論から話しをして、5W1Hを入れています。
5:話を最後まで聞く
営業パーソンにもつながることですが、自分から話をしたくて、相手の話を最後まで聞かない人がいます。
これは人から好かれる話し方ではありません。
まず相手が話を終わるまで聞いてから、自分の話をすることは最低限のマナーです。
これができていない人が多いんです。
相手が言いたいことを言い尽くしてから、こちらが話をしたほうが相手はしっかりと聞いてくれます。
本音を話してくれると次の質問もしやすくなります。
6:態度にも気を配る
言葉ではない態度やジェスチャーのことを非言語コミュニケーションといいます。
これは話し方の善し悪しを決めると言っても過言ではない。
人に好かれる話し方をしたければ、広く言葉以外の者にも注意を払う必要があります。
表情が豊な人には視覚的につい注目をして話に聴き入ってしまうものです。
ジェスチャーも同様で、手振り身振りは相手との重要なコミュニケーション手段になります。
言いたいことが伝わるようにするには、表情やジェスチャーを上手に活用することが重要なんです。
7:相手を否定をしない
誰でも自分の意見を否定されたらいい気分はしません。
話をする時に「でも」という癖がある人は要注意です。
この言葉をいいただけでも人は否定されたと思ってしまうからです。
人に好かれる話し方をしたいのであれば、「そうですね」という肯定的な言葉で、相手の意見をいったん受け止めてから、自分の話をするようにするといいでしょう。
8:相手の反応を見ながら話す
商談、セミナー、プレゼン、面接などで一方的に話をする場合でも、聞き手の反応を確認しながら先にすすめるようにします。
相手が理解出来ていると確認をしてから話をしていくと、話しても聞き手も理解が深まり意思疎通もできるようになり、満足度も高くなっていきます。
人に好かれる話し方をしている人とは違うポイントがあります。
大事なことは利き手のことをちゃんと考えて話をすること。
独りよがりではいけません。
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