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チームワークを最大限にする3つのポイントとは!?

スポーツから学ぶリーダー像

2016年ブラジルワールドカップに世界中が熱中をしている時期ではありますが、日本代表の快進撃を予想していた人はほとんどいませんでした。

前監督が電撃解任をされて、数ヶ月でここまで台風の目になることは誰しも予想をしていなかったでしょう。

洞察力、観察眼、コミュニケーション術など、先頭を引っ張る強力なリーダーシップではなく、弱いリーダーやフォロワーシップに長けているリーダーが求められる傾向にあります。

多様性があるチームをまとめるためには、強力に自力で引っ張るリーダーよりも、フォロワーシップのあるリーダーがチームを成長させる要素が多い。

強い自力型のリーダーの場合は、メンバーと衝突することによってチーム全体の士気が下がることもあり、クーデターが起きることもおおくあるため、リスクが大きいのはじじつ。

フォロワーシップのリーダーの場合は、傾聴力を持ち合わせているため、強い自己表現をするのではなく、より良く関係性を築き上げることができる。

弱みをみせることによって話しかけやすい雰囲気をつくり、コミュニケーションを取りやすくすることによって、いろいろなアイデアが集まってくることになります。

どんな優良企業であっても、その社員が持つスキル、経歴、経験は多岐にわたり、専門分野も様々であることが多いものです。

社員に幅広い多様性があるからこそ、職務に携わる全員にとってチームワークやコラボレーションが大きな効力を発揮します。

しかし同時に、多様性が原因となってチームとしての円滑な協力が難しい場合もあります。

チームとしての総合的な力や経験を最大限に活用するには、チームメンバーとリーダーが一丸となってチームの能力をできる限り引き出し、発展を阻む非建設的な対立を避けるよう努めなければなりません。

3つのポイントに絞ってお話をしていきましょう。

1:コミュニケーションの向上

素晴らしいコラボレーションはコミュニケーションを土台として成り立つものだとほとんどの人が認識しているものの、活発なコミュニケーションを実践するのは口で言うほど簡単ではありません。

活発なコミュニケーションの術を身に付けるには努力しなければなりませんが、その適切な方法は時間を割いてでも学ぶ価値があります。

実際コミュニケーションは、あらゆる優れたチームワークを支える基盤なのです。

活発なコミュニケーションが実現すれば、様々な成果を出すことが可能です。

リーダーであればオープンなコミュニケーションを通じて、リーダーシップを信頼し、会社の目標に向けて邁進するメンバーを育てられます。

またオープンで率直なコミュニケーションがあることで、チームメンバーは尊重されていると感じ、役に立とうと意欲的になり、それぞれの違いを乗り越えようとします。

2:創造性を引き出す

非常に専門性の高い分野であっても、常に想像力やイノベーションの余地があるはずです。

例えば、複雑な問題の解決、顧客の新しいニーズ・変化するニーズへの対応、入手できる資源を効率よく使う方法などは、どれもかなりの創造性が求められる課題です。

どのチームも多様な経験と知識を持った創造的な人であふれており、チーム内にあるそうした資質を活用するのはコラボレーションを最大限に生かす重要な一歩となります。

社員が創造性を解き放ち、一人では成し得ないことを協力しながら達成する方法を習得します。

3:変化を前向きにとらえる

あらゆる場面で変化はストレスの種になりますが、特にグループにおいては変化につきものの否定的な感情が増幅しやすくなります。

人間は現在のやり方になじみすぎると、うまく機能していない部分を見過ごしたり、問題への適切な対処を拒んだりしがちです。

変化を受け入れ、前向きに捉えられる能力はあらゆる協力体制において重要であり、またチームワーク・プログラムの多くで我々が社員たちに指導する点でもあります。

企業の成功は優れたチームの肩にかかっています。
チーム育成活動が途中で挫折しないよう見守りましょう。

名プレイヤー名監督にあらず

昔からいわれていることですが、名プレイヤーとして活躍された人が監督をやったとしてもうまくいことが少ない。
なぜなら、才能と努力が関わってくるのと、言語化できるかどうかという問題がそこには存在する。

長島名誉監督がいっていたのが、「ボールがビュッと来るでしょ!それをパコーンと打つだけだよ。」
天才肌の人の多くは擬音語や擬態語に例えながら説明するからわかりにくいことがあります。

言語化する際にきちんとわかりやすく説明ができるかどうかがポイントになります。
数年違うだけでジェネレーションギャップがあり、通用すると思ったことが通用しないことってよくあります。

自分が経験をしてきた年代の言葉で話すことはラクなのですが、数年先輩、数年後輩に話をすると全く通じないこともよくあります。
相手の反応をしっかり見ながら言い換える技術は持ち合わせていたいものです。

強いリーダーシップとして、チームを引っ張る、嫌われる勇気を持った管理職もいいのですが、チーム内にNo.2的なポジションにフォロワーシップのあるサブリーダーをおくことによってバランスが取れるようになります。

叱る役割、フォローする役割のリーダーがいることによってチーム内が活性化されていくことになります。
チームが活性化されることで、いろいろな部署との化学反応起きてきたら、社内全体が上昇志向になっていくのは間違いないでしょう。

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