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コロナ禍で失業率が6%を超える時代、リ・リ・リ・大リストラが来る〜っ!?

コロナショックで失業する人が301.5万人

コロナショックによっていろいろな業界でマイナス成長になっています。
トヨタのCMではありませんが、「深刻になるなぁ!真剣になれ!」というキャッチコピーのように、テスラ社のように自動車部品の技術を人工心肺装置に使ったり、フェイスシールド、防護服を作ったりするメーカーや企業が増えてきました。

身近なところではユニフォームや水着の生産メーカーがマスクを作ったり、技術の横展開をして、ピンチをチャンスにする企業が多くあります。
カラオケボックスや旅館がテレワークの主戦場になったり、建物のハード面をうまく利用して、サービス内容をチェンジして、頑張っている会社も多くあります。

その中で大きく打撃を受けたのは、宿泊業、飲食業、運送業、製造業が海外の需要が失くなったり、海外からの需要が失くなってしまったりして、大打撃を受けてしまいました。

特に観光立国を目指して、外国人を誘致していた宿泊業、旅行業、飲食業が最も大きな打撃を受けて、老舗の旅館や名店といわれたレストランが閉店してしまうケースが多くなっています。

休業要請によって4月、5月と休業をしたけれど、資金がもたないという点から緊急事態宣言が解除される前に、テイクアウトであったり、テレワークオフィスとして営業をするところが増えてきました。

そんな中で都内のタクシー会社が休業手当を支払えないので、解雇をしたニュースもありました。
そのように手詰まりになってしまった企業は倒産するか、解雇をして会社を立て直すのかの2択になっています。
融資を借りることもできるかも知れませんが、現状としては回収の見込みが少ないと判断をされると融資が不成立になります。

補助金や助成金などを利用することでも、すぐには給付が得られず、待機期間中に資金がショートしてしまうケースも増えています。
そんな中で言われているのが、コロナショックによる失業者が現時点で1万人おり、将来的は301.5万人まで膨れ上がると言われています。

コロナショックの威力はどれぐらい!?

海外ではリーマンショックより、コロナショックが大きく、世界大恐慌レベルの水準であり、もしくは未曾有のショックレベルと言われている。
しかし日本ではリーマンショックと同等レベルで抑えられると言っているけど、バラマキ政策でそのつけを払うのが20年後、30年後ともいわれている。

コロナショックは短期、中長期的に見ても、大きく長い影を作ることは間違い無いだろう。
リーマンショックは不動産、建設、製造、金融など一部の業界が被害を被る形になってしまったけど、コロナショックは世界経済が一度止まってしまい、物流も停止してしまったりしている。

日本の景気については、2019年後半からオリンピックの2020年8月ぐらいをピークにオリンピック後には失われた20年並まで経済が不況下に巻き込まれると言われていた。

このコロナショックによって時計の針が一気にすすんで、1年ぐらい前倒しになったのではないだろうかと言われています。
オリンピックが延期になったけれど、世界同時不況の嵐から抜け出すことができるのかどうかは今後の動向次第であるのは間違いない。

日本政府は今回のコロナショックによる補償金、補助金、助成金などをいろいろと細かくセーフティネットをつくって、バラマキ政策をしているが、GDPが−5%で250兆円の経済損失があり、昨年秋からの消費税増税の影響などもあり、このバラマキ政策は焼け石に水状態で、問題の先送りをしているだけかも知れません。

借金を作り、未来の人たちへ返済を求めるという、借金の押しつけ、問題の先送りをすることで、短期的に乗り越えようとしているのが現状である。

これから起こる!?ミスマッチを防ぐマッチング

これから起こる大配置転換時代について少しお話をしてきます。
ワタミが人材ビジネスに参入することによって、自社の社員を小売業や他の飲食業に出向させて人手不足を補う目的があります。

この例にならって余剰人員を抱えている企業は人材ビジネスに流入してくることが予想をされています。
俗に言われているパラレルキャリアの配置転換がこれから行われるため、雇用の維持ができるともいわれている。

その他にも雇用関係に関する助成金、補助金、融資などをうまく活用して雇用維持に努めるように政府が政策をつくっているため、政府側から見るとやりきった感がある。

似たようなニーズがあり、近い職種であったり、同じような職種についてはパラレルキャリアのように異業種でも通用するのではないだろうかというのが、本音である。

意向に反して異業種でのキャリアを積むことで、新しい発見があったり、自分たちのビジネスに還元できる点があるなら、中長期的に見ると人材育成、才能開花を外部の力を借りてやることになるだろう。

飲食の接客業のマナーがあれば、小売業での接客もできるし、専用端末の使い方を覚えたりすることで、十分に活躍できる土俵はあるわけですが、全く違う業種へ振られてしまうと、キャリアの中断やキャリアの突然死を招いてしまうだろう。

失業中に職業訓練をする期間になる!?

失業保険の申請件数がどれぐらいになるかはわかりませんが、失業保険をもらうために、職業訓練を受講する人もいらっしゃるのは事実です。
失業保険の給付を受けるにしても、アルバイトした分については報告の義務が発生したりするため、給付を受けるためには何もできないのが原則です。

職業訓練を受けると失業保険の給付を受ける事もできるので、昔からよく利用する人が多くいました。
職業訓練をすることで新しいスキルとなるベースについては手に入れることができるのですが、基本的には実務経験がないと採用されにくいのでもったいないケースも多々あります。

ステイホームで家にいるより、職業訓練を受けてお金をもらえて、ストレスから開放されるのであれば、そちらがいいという選択をする人もいらっしゃるのは事実です。

労働人口はドンドン現役世代が減っていく!

労働人口は現在6700万人と言われていますが、そのうち65歳以上のシニア層が900万人と言われています。
現役世代は5800万人と推測されていて、これからドンドン目減りをしていくことになります。

業種業界を超えてパラレルキャリア、ピボットキャリアを実現することがこれから求められるようになりそうなのですが、副業、複業を解禁している企業はまだ多くないのが現状です。

会社が休業補償の変わりに人手不足の業界業種で働くことを認めている企業も多くありますが、これからは働き方の1つの選択肢として、個人事業主のような動き方が必要な時代になっています。

正社員でありながら副業でグラビアをやっている人がいたり、正社員でありながら、グルメライターをされている人がいたり、正社員の仕事+やりたいことを仕事にしている人が増えてきています。

どちらが本業って聞きたくなるけど、これからの働き方が定着していくと、正社員の枠は減少していくことになります。
業務委託、契約社員という形で複業が当たり前になる時代が来ているといっても過言ではないでしょう。

新しい働き方の模索する時代

正社員でありながらも自社内で出世レースに参加をする人もいれば、正社員でありながらやりたいことをやって、パラレルキャリア、ピボットキャリアを実現する人もいる。

バブル崩壊、リーマンショック、コロナショックを経験してわかったことは、会社に依存する割合がドンドン低くなっているというのが現状です。
正社員であることが安泰という時代は終了したことを意味しています。

1人の社員が複数の企業の社員になるという時代がすぐそこまで来ていることは間違いない。
だからこそ、正社員でありながらいろいろな失敗をしながら、本業としてのスキルを身に着けていきながら、複業で本業に活かせるスキルを身につけるというのがこれからの主流になっていくだろう。

複業で営業、経理、企画などを経験してみると本業に戻った時に全体を見渡せる俯瞰の位置から物事を見ることができたり、高いレイヤーからの光景を想像しながら、3手読みをして先回りをすることができるようになったりします。

社員を会社の所有物であると考えている企業にとっては、リストラもしにくいし、複業解禁もやりづらいのが現状。
コロナショックでも社員の生命を尊重して、リモートワークに急に切り替えてしまって評価体制が整っていない会社も多くありますが、時代の流れに合わせて変化をしていく企業がこれからは支持されることは間違いありません。

他社は他社でうちはうちという考え方も悪くはありませんが、優秀な社員がドンドンと抜けて、会社にぶら下がることしか考えない政治家だらけになった時、会社の価値はなくなってしまうでしょう。

会社も選ばれる時代になっているので、リモートワーク、年間休日、給与水準や福利厚生で独自性を出していかないと応募してもらえないことが多くなるので注意が必要な時代になっています。

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