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fan、follower、family、friendの4つのFがこれからはあなたに力を与える時代

最近増えている相談

転職の家庭教師として相談を受けるケースが増えてきました。

人生100年時代になり、労働期間が延長されていることに気づきはじめた、20代、30代が自分のキャリアについて本気で考える様になってきたのはここ数年です。

どんなキャリアを描いているのか、自分の目的地をはっきりさせるためにはじめた転職の家庭教師ですが、最近特に多くなっているのが自分が何者なのかということを説明できる人があまりいないということに気づきました。

エレベータートークといわれるようにあなたが何者なのかということを一瞬にしてイメージできる様に話ができるようになっていてほしいですね。

キャリアカウンセリングのようにいろいろと深掘りをしていくことで発見をすることもできるのですが、仮説の域を抜けることがなく、実証するまでには3ヶ月程度かかるのが現状です。

キャリアとして考えられるのは転職をすることだけではありません。

社内でスペシャリストとしてのキャリアを描くのか、マネージメントとしてキャリアを描くのか、独立をしたり、転職をするキャリアを描くのかで見る世界は全く違います。

例えばプレーヤーとして生きていくのであれば、どういうポジションで独自化をしていくのかということを考えていきます。

マネージメントを目指すのであれば、会社の人事評価のことを理解したり、社内の信用預金をどうやってためていくのか、社内政治にはどうやって参加をしていくのかなどを考えていくことになります。

独立やフリーランスになるということは、人生でいうと家を買うかどうかという判断に近い。

いい条件、いい仕事、やりたいことだけをやれる人生ですから、自分が好きなことを仕事にすればいいという風潮もあります。

最近では退職エントリーを書いて、仕事をもらうフリーランスも増えています。

また、フリーランスを集めて業務委託契約や派遣契約で仕事をしているエージェントも増えている。

会社員でいる限り、他力本願のキャリア

新卒の採用が活発化しており、1次定員の締切の時期に入ったのがゴールデンウィーク前後。

内々定の1次判定がおわり、これから学生と人事の駆け引きが始まる時期です。

これから内定者アルバイト、内定者研修、内定者懇親会などといって学生を呼び出して、内定者の囲い込みが始まる時期でもある。

今の20代に多く見られる現象ではあるけれど、大手企業へいけば安泰と考えている学生が多い。

就職の家庭教師をしていても、エントリーする会社については、超大手の激戦区の名前を上げる学生が9割。

大手企業へ就職をするということは、親や世間体を気にしているからではないだろうか。

とある大手企業へ入社した学生は、合コンでモテたいし、芸能人との人脈を作れる会社だから入社をしたという学生が2年前にいたけれど、1年経たずにその会社をやめて、しがない広告代理店で営業をしている。

理想としていた社会人生活に対して、現実があまりにも長時間労働で過酷だったというギャップを埋められなかったことが原因と彼は今になって語っている。

山一證券や日本興業銀行が倒産した時のように、大手企業がいきなり倒産をしたり、赤字経営になってしまうこともある。

最近では北朝鮮の外交がニュースで取り上げられているけれど、国会では働き方改革の法案審理も始まっている。

解雇法案が成立をしてしまうと、法律で守られていた労働者の権利が曖昧になり、正社員であることのメリットがなくなってしまうことにもなりかねない時代。

個人名で仕事をしよう!、やりたいことで仕事をしよう!ということで独立した人やフリーランスの人たちが特集をされたり、ネットでバズったりしている。

働き方については正社員だけでなくてもいいというスタイルになったのは2010年頃から続いているノマドワーカーの流れでもある。

最近では通勤時間を減らすために、リモートワーカーというシステムを導入する会社も増えている。

インターネットと電話がつながれば、自宅にいても仕事ができるという時代になった。

インターネット回線を利用した会議システムを使えば、世界中で仕事ができる時代になっています。

会社員である以上、会社にキャリアの権利を預けますので、雇用を守ってくださいというのが今までの時代である。

これからの時代については、キャリアの権利を奪還するためには、圧倒的な実績と独自性のスキルを持っていることはもちろんですが、社内の信用預金の3つは最低限必要になるでしょう。

実力主義が導入されて早20年ぐらい経過をしていくわけですが、いまだに上司の評価、会社の評価、年功序列という古き昭和のシステムが残っているため、出世レースについては忖度とご意向が働き、若手を潰す会社が100年企業といっている会社の特徴です。

そうして政治家が行脚する勝ち目のない出世レースから降りる時には、40代後半から50代になるということです。

そこから何かをスキルを身につけて大きな実績を上げるということは、宝くじの1等前後賞を3枚の宝くじを購入して当てるぐらいの天文学的な数字になってしまうということなんです。

そうすると会社にしがみついて、キャリアの逃げ切りを図ろうとする人がほとんどでしょう。

住宅ローン、教育ローンなど一家の大黒柱としては、仕事を辞めることは、家族を路頭に迷わせることになってしまうからです。

そうならないためにはどうしたらいいのでしょうか。

独自性のあるスキルをしっかりと身につけることからはじまるわけです。

fan、follower、family、friendの4つのFがこれからはあなたに力を与える時代へと突入していくわけです。

信用預金があなたの価値になる時代へ

会社員でSNSで発信している人、ブログを書いて発信している人はどれぐらいいるでしょうか。

あなたは何屋さんですか?と聞かれた時に、すぐに応えられるでしょうか。

つまりは弱いつながりから、コミュニティになり、それがコモディティ化していくというのがこれからの時代です。

キングコングの西野さんがクラウドファンディングで絵本を出版したことは有名な話です。

彼はクラウドファンディングを利用することはあるイベントへの共犯者を増やすためにやったと振り返っています。

クラウドファンディングに有名人が募集をかけたとしても、目標達成額に届かないことも珍しくないそうです。

逆に無名な人たちがクラウドファンディングで目標達成額の何倍も資金調達をすることができる時代です。

目標達成額まで資金調達をすることができた人の特徴を考えてみると、「共感誘因力」をもっているということです。

この人を応援したいというようなストーリーをもっているからこそ、応援したいという気持ちが動いていくのです。

また、冷静に市場を分析する力と覚悟が見え隠れしているのが大きな特徴ではないでしょうか。

キングコング西野さんの共犯者という表現ですが、こんなことやりたいんだけど、この指とまれ!というのと同じではないでしょうか。

絵本の制作を30人のクリエイターと出資者で1つのものを作り上げていく。

有名、無名は関係ない。

この企画のコンセプトに賛同してくれた人は、出資額に応じて返礼品があったりするのがクラウドファンディングではないでしょうか。

信用がこれからあなたの価値として認められる時代になっているということです。

複数のアカウントをもって、リア充のアカウント、セルフブランディングのアカウントなど試行錯誤しながら、あなた自身のfanやfollowerをこれからどんどん増やしていくことが求められる時代です。

書類上スキルというのははっきりいって信用できるかどうかはわかりません。

チームでやった実績を載せているだけで、優秀だと勘違いをしてしまい、採用したけれど高い投資になってしまったという採用のミスマッチも防げるのではないでしょうか。

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