切迫流産と診断された1週間の過ごし方 40歳初産体験②
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はじめに
あと3ヶ月で40歳を迎える私が自然妊娠し、出産するまでの体調や心境、その後の育児などの体験談をシェアします。
仕事を頑張り、初めての妊娠タイミングが39歳になってしまい妊娠生活はバラ色どころか毎日不安でいっぱいだったのに、40歳以上の妊娠・出産情報は芸能人のブログばかりで、金銭感覚のズレ、好感度UPやView数を狙った内容なのではないかと勘繰ってしまい共感しづらかった。
同世代で妊娠出産を考えている人等の不安が少しでも軽減されるように応援したい気持ちで書いてます。
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39歳で妊娠発覚した続き。体調や経緯の詳細はこちらから。
婦人科で妊娠していると言われ、凄く嬉しかったのも束の間、まだ赤ちゃんの心拍を確認する事ができず、切迫流産と診断されてしまい、頭の中が真っ白に・・・
切迫流産とは?私にできる事は?
切迫流産。言葉の意味は理解しているつもりだったが、改めて切迫流産の意味と流産してしまう確率を調べてみた。
病院の先生曰く、妊娠を継続させるためにできることは、葉酸のサプリメントを飲むことと、仕事を休んで横になること。もちろん家事もしてはいけない。と言われた。ただ、流産の原因は不明な事が多く、安静にしていても必ず流産しないわけではない。
すぐに「流産」の原因についてネットで調べると、先生の言う通り多くの場合が原因不明。
胎児側の問題で起こる事もあるらしく、無事に成長していることを祈るしかなかった。
ずっと夢見てた家族を創ること。40歳目前でもう難しいのかもしれない。と諦めそうになった事もあったけど、ここを乗り越えたら夢が叶うかもしれない。
妊娠を継続したい焦りや不安が大きく、うまく頭を整理できない。。。
落ち着けワタシ。
妊娠中(切迫流産)の働き方
家に帰って産婦人科でお勧めされた葉酸サプリのエレビットをAmazonで購入し、明日からの仕事をどう乗り越えるか考えた。
今、仕事は立ち上げたばかりのチームマネージャーをしていて、急に1週間は休めない。
(もちろん私がいなくても仕事は回るし問題ないことはわかっていたが、自分が頑張ってきた仕事において自分に価値があると信じたい。そんな気持ちだった。)
現状を上司やチームメンバーに話せば考慮してくれそうだが、こんな状態で話す事は、もしもの時に自分が耐えられない。
会社のインフォメーションには、妊娠がわかったらなるべく早く上司に報告する。と記載があるが、2分の1の確率で流産してしまう*1 可能性がある状況で、親や仲の良い友達にだってまだ言いたくないのに、会社の人に話せるはずもなかった。
後から同年代の友達に会社に報告する時期について聞いたところ、妊娠がわかった初期段階で報告する人は周りの友人(4人)にはおらず、みんな安定期(妊娠16週)を迎えてから報告をしていた。
妊娠してみて初めて気づいたけど、難しいのは、安定期を迎えるまでの仕事との両立だと知った。
話を戻すと、幸いにも在宅ワークが許可されていたので、どうしても終わらせなければならない仕事を在宅ワークにして、残りは体調不良で休ませてもらった。
切迫流産と診断された1週間の過ごし方
次回の病院まで1週間ある。
1日の過ごし方は、朝7時に起き、ヨーグルトを食べて、9時半からリモートで仕事をし、定時の17時半で終わらせる。
お昼の時間は、12時前後でとり、10分くらいでご飯を食べ終えて残りの時間は横になった。
ちょっとでも疲れたなと思ったら10分でも横になりながら無理しないようにしていた。
夜は眠気に耐えられず9時には寝てしまった(今までは、0時過ぎないと眠れなかったのに)。
ご飯はUber eatsにし、妊婦が食べれるものをその都度調べながらUber eatsでオーダー。
飲み物はカフェインを避けるために、水、ルイボスティ、炭酸水をローテーション。
妊娠前は、お酒が大好きでワインを1本くらい飲めたのだが、妊娠発覚後はお酒を飲みたい気持ちにならず、あっさり断酒してしまった。お酒を飲まない事よりもコーヒーが飲めない方がキツい。
デカフェはものによってカフェイン0じゃないらしく、少しのリスクもとりたくなかったのでしばらく飲まなかった。
体調は、頭痛が酷く、食欲はあるのに吐き気がする、怠くて1日中眠い。加えて、6月にも関わらず身体が冷える。いつもの服装にプラス1枚着ていても寒いなと感じるくらい。
たった1週間の事なのに、時間が経つのがゆっくりすぎて、ついついネットの情報を見ては、いろんなことを考えてしまい本当に心が休まらなかった。
例えば、染色体異常について調べてみると、ダウン症、自閉症などたくさん情報がでてくる。
妊娠出産について今まで真剣に調べた事がなく、知識がなかったため、Twitter instagram YouTubeなどで情報をインプットした。知れば知るほど、心はおだやかではないが、事実は事実として知っておいたほうが何かあった時の心構えにもなるし、予防や最適な意思決定ができるかもしれないので、検索はやめなかった。
高齢出産に関して、不安になるようなデータばかり出てくるが、調べずにはいられない。
色んなケースを一通り知り理解しておきたい自分の性格もあるけれど、データを見ては不安になり、ネガティブはお腹に悪いし楽観的に考えようと自分を鼓舞する!!これを何度も繰り返しながらやっと1日を過ごす。
友人に話せば気が楽になるけど、同世代の友人は子供が小学生で、時差があるためこの想いを共感できるのか不安だった。
そして、話をしてもしなくても、私は1週間安静に過ごすしかなく、不安を吐き出す事しかできないので忙しいママさんに相談するのは気が引けた。
結局、私は旦那以外誰にも話をしなかった。
そして、次の検診まで、
とにかく耐える1週間を過ごした。
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