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はじめまして。むしょく大学です。

みなさん、はじめまして。
一般社団法人キャリアブレイク研究所メンバーのまっくすです。

普段は、京都でまちづくりのお仕事や大学講師をしています。主にワークショップデザインやファシリテーションを中心に、さまざまな人達が集い対話を通じて、より良いと思える未来に向けて一歩を歩み始めるお手伝いをしています。あとは、立ち飲み屋にいったりサウナにいったり妻と2人でいろいろ出掛けたりと楽しく毎日を過ごしています。

代表の北野さんとは、今年の4月に福岡の友人からのご紹介でお茶をした際に「無職は無敵の職業だと思うんですよ」と最後に話したことをきっかけに、あれよあれよと意気投合して活動を始めることになりました。6月には「無職酒場」という「無職が無料で食べ飲みできる酒場」をマイプロジェクトをスタートし活動しています。

そして、このキャリアブレイク研究所では、11月6日の「良い無職の日」に開校するむしょく大学のプロジェクトオーナーとして活動を始めています。このnoteでは、むしょく大学のことをご紹介しますので、もし読んでみてなんだか面白そうだなと思ってもらえたら、ぜひ関わって頂ければ幸いです。

むしょく大学とは?

このプロジェクトでは、キャリアブレイク中の方が集まり一緒に活動できる学びあいの場(授業やおしゃべりの場)を企画運営していきます。大学ということで、開校時には2つの学部をつくることにしました。1つは、仕事を辞めたことを受け止め、これからの準備として過去や今の気持ちを整理する「供養学部」。もう1つは、自分を思い出しさまざまな講師との学びの時間を通じて感性を回復させる「自由研究学部」。2つの学部で始めていきます。

むしょく大学公式HP: https://mushoku-daigaku.studio.site/
むしょく大学Instagram:https://www.instagram.com/mushoku_daigaku/

「一時的な離職・休職」というキャリアは、時に焦りに飲み込まれ過ごし、心を乱されることが多くあります。むしょく大学では、同じキャリアブレイク中の方がつながり合うことで、勇気を与えあったり、苦しみを分かり合ったりする場としても運営していきます。

供養学部は何をするの?

供養学部では、5段階のキャリアブレイク期間における「解放」「虚無」のステージにおける日々起こる出来事の共有や、モヤモヤした気持ち、不安を吐き出せるようなおしゃべりの場を開催します。一時的な離職により、周りに話せる環境が少なくなることや、同じような想いを持った方のお話を聞いてみたい、自分の話を聞いてほしいというニーズに答えながら、まずは今の自分の気持ちを整理し、これからの準備のために供養するための機会を定期的に開催していきます。(まずは月1,2回ほどオンラインで開催予定です)

自由研究学部は何をするの?

自由研究学部では、キャリアブレイク期間における「実は」のステージにおけるあなた自身のなかにある感性を回復させながら、心の赴くままに進んでみる体験を通じて、じぶん自身にとって豊かであり続けていける状態とはどんなものかを考える時間を過ごす授業を開催します。日常を過ごす中でちょっと気になったことを考えてみたり、過去を振り返り好きだったことを思い返してみたり、「やってみたい」を言葉にして体験しながら、対話することを通じてじぶん自身を捉え直してみる、さまざまな「自由研究」のきっかけを開催していきます。(学生のみなさんとも相談しながら授業を作ります)

入学金や入試、受講料は必要?

「むしょく大学」には、入試がありません。一時的な離職、休職中の方や、いまの職場や仕事内容にモヤモヤを感じていて離職や休職を考えている方であれば、どなたでも入学することが可能です。入学金も不要です。(入学については入学申込みが必要となります)

受講料についても、無料で開講します(※授業によっては、必要に応じて費用のかかるものを実費負担いただく場合があります)。

どうしてむしょく大学を始めるの?

キャリアブレイク研究所のメンバーの共通の価値観で、僕が好きなことの1つがに「無職を面白がる」というキーワードです。いま、世の中には「無職」であることに不安や恐れがあったり、イメージから生まれる偏見があると感じています。働くことが正しくて、働いていないことを周りも本人もよく思っていなかったりします。まずは、それを疑ってみました。

2022年6月。普段、飲み屋で隣になった人に職業を聞かれて無職って答えることに抵抗を感じる人も多いなと思って、それをひっくり返して「無職です」って言えば全部食べ飲みが無料になる場が生まれるとどうなるかという実験「無職酒場」をはじめました。結果、多くの無職の方にご来店いただいて自身の近況について話したり、相談したりする場が生まれました。そして、その話をお金を払って聞きにきたのが「いまの仕事や働き方にモヤモヤした方」でした。なんだかいつもと立場が逆転した、そんな場でした。

ここでは新しい出会いや繋がりが生まれたり、発見から次の一歩に踏み出したりした方から「無職でよかった」なんて言葉を聞くこともありました。

この「無職でよかった=キャリアブレイクをしてよかった」と思える体験を増やしていくことで、生き方や働き方の選択肢の1つとして提案をしていけたらと感じ、キャリアブレイク研究所メンバーで話し合いを重ねていった結果、無職の5段階のそれぞれの段階に合わせた機会を準備するということで、僕自身の得意も活かしながら「対話の場・学びの場」を企画しています。

大学は、本来はそれぞれが学びたいを持ち寄り集い、教えられる人が教わりたい人に教えていく学び合いの場だったといいます。ここでは、いろいろな授業を通じて学生同士が学び合い、教えあえるような学び舎をつくっていけたらと思っています。

開校にあたり運営メンバーを募集します!

ここまでご紹介した授業企画も含め、さまざまな運営のアイディアの妄想が拡がっていて、その実現のためには一緒に活動してくださる運営メンバーの必要性を感じています。

「一時的な離職・休職期間を肯定的に捉えるキャリアブレイクを文化に」という想いに共感するとともに、その実現に向けて一緒にやってみたいと思ってもらえる方がいましたら、ぜひお問い合わせください。まだまだ、小さな活動のため御礼ができることは少ないですが、きっとワクワクする体験や出会いに溢れていると思います。

むしょく大学の運営メンバー募集

①運営事務局
むしょく大学運営における入学希望者や学生とのコミュニケーション及びバックオフィス的な役割です。会員制のプロジェクト運営やコミュニティ運営に関心のある人におすすめです。

②授業企画室
学生向けの授業企画の役割です。学生のニーズに合わせた企画の立案から、ゲスト候補のリサーチと調整、当日プログラムの企画運営など、イベントの企画立案、運営に関心のある人におすすめです。

③広報室
webサイトやSNSアカウントの運用をベースに、むしょく大学を多くの人に届けていくための役割です。情報を整理したり、誰にどんな言葉や写真、デザインで発信していくと面白いかな?と考えることに関心ある人におすすめです。

④保健室
学生向けのホッとひといきつけるような、寄り添いの場をつくる役割です。ときには1対1でゆっくりとお茶するイメージでお話ししたり、数人が集まって焚き火のまわりでおしゃべりしたりを、オンラインやオフラインで開催していきます。そんな、ほっこりする場をつくることに関心のある人におすすめです。

他にも「こんなことがやってみたい!」「こんな役割って必要じゃないですか?」というお声をいただきながら、ひとりひとりの役割を一緒に考えていきたいと思います。

ご興味があればInstgramにてDM、もしくはメールにてお問合せ下さい。
Instgram : https://www.instagram.com/mushoku_daigaku/
Mail : info@careerbreak-lab.org

最後に。

ここまで、むしょく大学のご紹介を書いてきましたが、いかがでしたでしょうか?ぜひ、ピンときた方はピョンとご入学頂けると嬉しいです!

開校に向けて絶賛準備中ですが、既に事前のミーティング(現在キャリアブレイク中の方や、過去にキャリアブレイク経験のある方を招いてのおしゃべり会)での対話に可能性を感じていて、きっとうまくいくんじゃないかと思っています。むしろ、楽しすぎて自分の人生の時間の多くを費やしてしまわないかという心配をしているくらいです。そのくらい楽しいです。

そして、それは「喜び」でもあると思いました。僕が楽しい以上に、参加して頂いた方々がそれぞれに「こういう場があってよかった」と言ってくださっています。それが何より喜びだなと。きっと、この場を体験いただくまでは伝わりづらいことですが、ぜひ「キャリアブレイク」をキーワードに、お互いに喜び合える時間が増えますように。

最後に、こんな機会をくれたキャリアブレイク研究所のみなさん、無職酒場に参加頂いたみなさん、そしてミーティングでご意見頂いたみなさんに感謝をお伝えできればと思います。ありがとうございます!

11/6(日)の開校(オープンキャンパス)まで残り24日!準備頑張ります!

まっくす / 一般社団法人キャリアブレイク研究所 理事
むしょく大学公式HP: https://mushoku-daigaku.studio.site/
むしょく大学Instagram:https://www.instagram.com/mushoku_daigaku/


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