キャリアコーチング②自己分析 前編
キャリアコーチング②の概要
キャリアコーチング2回目では、家族構成や幼少期~就活期までを振り返り、
それぞれから自分がどのようなポジティブ・ネガティブな影響を受けてきたのかを確認しました。
大人になるまでネガティブな経験、トラウマ的できごとがないという人はなかなかいないと思いますが、
私自身、15年以上経っても向き合うのが辛い出来事がありました。
家族との関係性も、大きな問題はなくてもどこか引っかかるところはあります。
事前課題を提出する際、「書きたくないことや話したくないことは書かなくて良い」という前提はありました。
それでも、「ネガティブな経験と正面から向き合ってこそ、今抱えている問題の糸口があるのではないか」と考え、
私の黒歴史や、家族からの影響についても全て正直に書くことにしました。
結果として、面談中ずっと涙と鼻水と嗚咽が止まらない事態となりましたが、その後はものすごくスッキリ&デトックスされた気分で、
「黒歴史」は「当時の私が一生懸命乗り越えてきた、誇ってもいい歴史」と塗り替えることができました。
全5回のキャリアコーチングの中で、最もセラピー的要素を持つ回でした。
以下に詳細を記します。
家族から受けた影響について
家族一人ひとりをどんな人だと思うか、それぞれから自分がどのような影響を受けていると思うかをコーチと一緒に分析します。
家族から受けている影響としては次のことが挙げられました。
・真面目な優等生で失敗を恐れる
・常識から外れないこと、ものごとを継続することへの囚われがある
・本当はもっと自由でいたい
幼少期~就活期の振り返り
幼少期
・人懐っこく活発でいたずら好き、好奇心旺盛
・幼稚園の発表会で主役を務めるなど、物怖じしない
・先読み・空気読みができる子どもで、どうすれば大人に褒められるか分かっていた
・自分のペースがあり、それを乱されるのが嫌
幼少期は自分本来の性質が出やすいそうです。
確かに、今も本質は変わっていないなと思いました。
小学校時代
・勉強も運動もよくでき活発、負けず嫌い
・積極的なリーダータイプ
・何事も全力投球だった小学校時代前半
・小学校高学年になると、真面目で優等生な部分を「気取ってる、調子に乗ってる」と言われることも。
人から嫌われたくないと、わざと真面目じゃないフリをすることも覚えました。
でも本質は変わらず、物事にコツコツ全力で取り組み、成長するのをよろこびに感じていました。
中学校時代
・本質は「真面目な優等生」な自分と、周りの友達と仲良くしたい、嫌われたくないという葛藤にかられる日々。
・中1で人生初の親友ができ、何をするにも一緒で楽しい毎日。
・中2で親友と喧嘩したのをきっかけに、学年中から無視される状態が1年以上継続。
・「ここで逃げたら戻れなくなる」と1日も休まず登校。
この頃は人生でいちばん辛かった時期です。
「自分は学年中から嫌われるような価値の低い人間なんだ」と自己認識することも、周囲から「あの子友達いないんだ」と思われることも切なかった。
中学卒業から15年以上経ち、高校や大学、社会人になってからは良い仲間に恵まれてきましたが、
いまだに中学校時代は出来るだけ振り返りたくない、辛く恥ずかしい黒歴史でした。
面談中も、話題が中学時代に移ると早々に涙が出て嗚咽し、だいぶ取り乱してしまいましたが、
コーチはゆっくりと落ち着いて私の話を受け止めてくれました。
その上で、
辛い中でも毎日学校へ通った私を「逃げずにがんばって強い、それができたのはすごいこと、誇りに思っていいこと」と正面から肯定してくれました。
また、私が「嫌われるような人間だから学年中から無視されたり陰口を言われたりした」と捉えていたことも、
「それだけ目立って注目される人物だったってこと。目立つ人は叩かれたり足を引っ張られたりされるもの」と、きっぱり言い切ってくれました。
実際のところはどうあれ、「自分の人間的魅力が低い」としか思えなかった私には、ものすごく救いになる言葉でした。
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辛い出来事と向き合うときのポイントも2点教わりました。
①長いタイムラインを思い浮かべ、現在の自分が過去の自分に声を掛けるとしたらどうするか
→辛い経験をした当事者としての視点を離れ、大人になった今の私が、第三者視点で中学時代の私に声を掛けます。
すると、「毎日辛かったのに、よく逃げずに頑張ったね」と誇らしい気持ちになりました。
恥ずかしい黒歴史が、「辛さから逃げずに頑張った誇らしい過去」に塗り変わったのです。
②辛い出来事は、何のために自分の人生に出現したのか考える
→どんな学びを得るための試練なのか?と捉えることで、主体的にポジティブに出来事と向き合う事ができます。
高校時代
・中学時代のショックが大きく、傷付かないための防衛反応か、楽しい・辛いなどの強い感情が湧きにくくなっていた
・「とにかく人から嫌われないように、悪目立ちしないように」を最優先に過ごした
・高三の文化祭の劇でヒロインを演じることに。目立つことをして叩かれることを恐れたが、劇をきっかけにクラスメイトと打ち解けることができた。
・思っていたより皆優しいという安心感と、人前で表現する楽しさを覚えた。
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高校時代の同級生は優しい人ばかりだったので、もっと自分から心を開き、思い切り青春楽できたらよかったなと後悔することがあります。
大人になって同窓会で会ったりすると、
本当に皆んな優しくて面白い人たちで。
でもこの時代あってこそ、今があります✨
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長くなってしまったので、
大学時代以降は次の記事で書いていきます✏️
心の内を包み隠さず表現するのは少し恥ずかしいですが、私の経験がどなたかのお役に立てたら嬉しいです😌
今回も最後までお読みいただきありがとうございます🤍
次回は【キャリアコーチング②自己分析 後編】です。
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