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SDGsを考える#40【キャリコンサロン編集部】

キャリコンサロン編集部、土曜日担当の塚田亜弓(@Tsuka_a)です。キャリアコンサルタントとして活動しております。2021年4月より、キャリコンサロンの仲間とともに、毎日noteマガジンを更新中です。

今週のお題は『SDGs』です。
個人としても、企業としても、大きく関心を寄せているテーマです。

突然ですが、
「来年この世界は、もっとよくなっていると思いますか?」
「5年後は?」「10年後は?」
この世界をよりよい方向に向けるためには、どうすればよいのだろうか。世界で起きていることを、自分事として捉える人が、ひとりでも増えればよいはずです。

SDGsって、何だろう?

「Sustainable Development Goals」の頭文字をとったものがSDGs、日本語に訳せば「持続可能な開発目標」です。SDGsは2015年の国連サミットで採択されました。
私たち人間はこれまで地球の資源を思いのままに消費しながら暮らしてきました。しかし、このままのペースで消費し続けたら、100年以内に地球経済は限界を迎えてしまいます。私たちがいつまでも美しい地球で豊かに暮らしていくためには、これまでの成長スタイルを見直さなければなりません。
世界共通の持続可能な開発目標をつくり、地球を大切にしながら経済活動をしていこう!という考えのもと、生まれたのがSDGsです。

持続可能な開発目標というテーマは、これまでもさまざまな国連会議で話し合われてきました。しかし、これまでと違うのは、SDGsが国やNGOばかりではなく企業をパートナーとしたことです。すべての人と企業が積極的にSDGsに取り組めば、私たちはこの地球でこれからも豊かに暮らしていくことができます。
SDGsには貧困から飢餓、環境問題、経済成長やジェンダー平等まで、あらゆる課題を網羅した17の目標があります。

そして、それぞれのSDGsには、169の具体的なターゲットが示されており、理想的なSDGsは多くのSDGsを同時に達成することです。

しかし、私たちにとってSDGsのテーマはあまりに大きすぎるので、できることなんて無いのでは‥と思う方もいるかもしれませんが、そんなことはないのです。私たちが何気なく過ごす1日のなかにも、SDGsに関わることはたくさんあります。

個人としてできること

たとえば、
・無駄な電気を消そう
・いらない服は寄付しよう
・ドライヤーの使用時間を減らそう
・ゴミの分別をしっかりしよう
・お皿を洗うときは油をふき取ってから
・無駄のないように料理しよう
・エコバックを持ち歩こう
・消耗品は詰め替え用を選ぼう
・外見や出身地で判断しない
・差別用語を使わない etc…

私たちは、何気ない日常で気付かずに未来を選択しています。その一つ一つの選択が地球の未来につながっています。だからこそ、SDGsを意識した行動が求められます。

企業としてできること

そして、HRラボでは「キャリアコンサルタントの会社」として、
SDGsターゲット4【質の高い教育をみんなに】5【ジェンダー平等を実現しよう】8【働きがいも経済成長も】の実現を目指しています。

・行政と連携したキャリア教育の実施
・性別関係なく能力を高め活躍できる機会づくり
・キャリアコンサルタントを職業として確立させる

まだまだ狭い目標ではありますが、
上記を通じて、「働きがいのある人間らしい仕事を増やしたり、会社を始めたり、新しいことを始めたりすることを助ける政策をすすめる。」
「若い人たちや障害がある人たち、男性も女性も、働きがいのある人間らしい仕事をできるようにする。そして、同じ仕事に対しては、同じだけの給料が支払われるようにする。」を達成していきたいです。

世界共通目標であるがゆえに、日本にいると、SDGsを自分事として考えることが難しい、という議論も耳にしますが、まずはひとりひとりが一歩ずつでも意識と行動を変えていくことが大事なのではないかと思います。

企業として、社会性と経済性の両立は、今年注力して取り組みたい事項であるため、これから学びを深めていきたいと思います。

SDGsウォッシュ」という言葉もまた同時に流行っているように、SDGsの推進が決して、うわべだけのものにならないように心がけたいです。
まだまだ企業として、ご報告できるような取り組みはできていないため、別の機会にもう少し踏み込んだ記事を書きたいと思います。

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