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転職した新しい会社で意識したこと

こんにちは。現在、音声プラットフォーム「Voicy(ボイシー)」で働いている、AYAです。Voicyには2021年9月にジョイン。(もう1年経つんだ…!)

やっぱり新しい会社に入ると、働く意味を改めて考えるきっかけにもなり、とても良い刺激が多い1年でした。ということで、大企業育ちの私ですが、スタートアップにジョインしてみて、ちゃんとワークしてますか?と、この1年間を振り返ってみます。


アンラーニング

私の場合、Voicyに辿り着くまで、メガバンク(SMBC)や戦略系コンサル(BCG)、メガベンチャー(LINE)の3社を経験していました。
財閥系の長い歴史とともに発展し、業界自体も長い歴史を誇る銀行。
そして、100年程度の時間をかけて発展してきた戦略系コンサルティングファーム(1926年にマッキンゼー、1963年にBCGが誕生しています)。
LINEは2000年創業なので、約20年。2007年のiPhone発売を機に普及したスマホと共にインフラ化したサービス。
どの会社にも創業からの長い時間の中で蓄積されたノウハウというアセットがありました。

一方で、Voicyは全てが手探り。
他社事例なども比較しながら、Voicyの在り方を模索する日々。
前職で染み付いた「こういう場合は〜する」という身に付いた無意識のうちの思考のくせを出来る限りクレンジングし、1つ1つ思考を丁寧に積み上げることを意識的に繰り返す。これが所謂「アンラーニング」と言われる正体なんだと思います。

行動レベルでの意識づけ

前職までの思考のくせを薄めるための工夫として、具体的に行動での意識づけをしています。(染み付いたくせを捨てるにはそれなりに大変です。)

  • 前職の時の事例を振り返る時は、その行動や判断基準の背景となる理由や考え方をブレイクダウンする。
    「前職では◯◯のような事態が発生したとき(◯◯のようなことを検討したとき)、〜した。その理由は、△△だったからだ。」

  • 前職の時の事例を安易にフォローしないためにも、その他の企業やサービスでの事例を調査する。

  • 他のメンバーに上記の話を伝えるときも、必ずファクトを淡々と伝えた上で、それが正解とは限らないことを明確にするため(自分へ言い聞かす意味も込めて)「〜だった」と逆説で話してみる。

笑顔でいられる仲間に感謝

昨日と同じようなことを繰り返すだけでは成長できない冒険をしている日々。正解がすぐには見つからず、手探り状態が続くのはやはり大変なことも多いです。

でも、1年間を振り返ると、よく笑ったな〜!
ちょっと辛いぞって思ったときも「大丈夫ですよ」「やろうぜ」と言ってくれる仲間がいる。そして、時には一緒にちょっぴりグチだって言い合える。

みんな会社や事業に対して「出来上がっている」「完璧」を求めていないし、そもそもその不十分な状態を求めてジョインした人たちの集まり。
だから、柔軟な人が多いと感じる日々。自分の考え方が正解、とかではなく、色々なことを吸収しようというスタンスでいる人が多いのが素敵なところです。

そんな皆に支えられて働いていたら、行動指針を一番体現したということで「行動指針賞」を貰えました!とても嬉しい。

常にポジティブに笑顔を絶やさず元気でいることは多くの社員に背中を見せています。
「FY22 行動指針賞」賞状より

賞状にこんなことを書いてもらえたのですが、でも本当は他のみんなに支えられているから笑顔でいられるのです。心から感謝です。
壁に当たるのは当たり前、それでも10倍成長した時をイメージして、みんなで信頼しあって意見を出し合い、価値を生み出していこう、と改めて心の中で刻みました。

ちなみに、Voicyに入ると決めた転職のとき、色々考えたことは以前書きましたが、この時考えたことは間違いじゃなかったと思います。

1年後、「去年よりもさらに楽しそうだね」と言われると思います。
と宣言して、終わります😆


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