図書館に1日いたい DAY27
こんばんは、カモタニです。調べものがあって久々に図書館に行きました。緊急事態宣言中は行きづらい感じもあり久々に足を運んだけど、やっぱり図書館はいいな!と思います。
私は本が大好きで、図書館が大好きです。小学校時代は学校の本をすべて読んでやろうという野望を持っていましたし、中高時代の委員と言えばすべて図書委員でした。図書館に入り浸り司書さんと話すのがたのしかったな~。夏休みも部活以外はだいたい図書館にいた気がする。朝、早く並んで自習室に行く。が、小説ばかり読む。いまだにヤングアダルトコーナーに行くと「この並び知ってる」という懐かしさがあります。
図書館のいいところは自分の興味のない分野に出会えることだと思います。インターネットとかだと「これ」って調べた情報や自分の興味関心に近いものばかりになりがちです。図書館にいってうろうろすれば、へー、日本のカエルの専門書か〜とか、モンゴル語ってどんな言語かなとか、鳥獣戯画の秘密とかいろんなことに出会えて、それが自分の興味とつながったりもします。
今日は帰ろうと思ったら雨が降ってきたので図書館の入り口のベンチで蜷川幸雄氏の「演劇ほど面白いものはない」という本を読みました。私はミュージカルや演劇を見ることが大好きです。あの、リアルにあふれ出る言葉とか動きの瞬間が生きてる!という感じがするので、自分の中の元気を奮い立たせるため、リラックスするため、できるだけ観に行くようにしています。蜷川幸雄氏は名前は聞いたことがあるけど蜷川実花さんのほうが知ってるかな、くらいの認識でした。なんだか怖い人・・という印象があり。
本を読んでみると、繊細な人なんだな、という印象で意外でした。稽古を本番と同様にするとか、役者へのまなざしとか仕事と生活の切り替えとか、なんだか共感しました。「最後まで、枯れずに、過剰で、創造する仕事に冒険的に挑む、疾走するジジイであり続けたい」って書いてあってしびれました。こういう気持って最近ないな、30代はそんな気持ちがあったけど・・ちょっと演劇、真剣に調べてみようかなと思う出会いでした。
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