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「一般論を聴きたくてカウンセリングにきているわけではない!!」

こんばんはー、暑いですね。あともう少しで秋が来ると
気象予報は言っていますから、頑張りませう!!
考えてみると四季がある日本はいいですね!

さて、今日のタイトルもちょっと過激。
ある女性が私に言った言葉です。
彼女はシングルマザー。人生でその真摯でまっすぐな考え方から
トラブルが続き、弁護士さん、人権事務所、セクハラ相談所、
色々いった末に私のところに相談に来ました。

カウンセリングには守秘義務がありますから、まんまを書くことは
できませんが、触れないように十分配慮しながら書いていきます。
だって今の未来不安に悩む私たちが、勇気をもって一歩人生を
進めるには、真実を聴き、そこから学ぶ必要があるから、と思います。

鳥でなくてもついばみたくなる!?

さて彼女は50代 離婚して子供が2人
今は派遣で仕事をしていますが、解雇になりました。
電気もとめられそうな状況。電気会社から最後通告。
そこで言われたことはさすがに書けません。
とにかく、社会からは孤立無援な状況と彼女は感じましたが
SOSを出すのは大の不得意。
だからぎりぎりまで我慢して、でも小さな子供と生きていくために
相談に来た、という状況です。

30分私はだまって彼女の話を聴きました。
そしてそこで感じたことを伝えました。
とにかくここまで頑張って生きてきたことをじぶんをほめてほしい。
その上で、我慢し続けるのではなく、一つひとつ解決していこうということ。そこで絡んだ糸を解きほぐすように、一つ一つ解決案を探りました。

開けない朝はないのだから・・・

5回目のカウンセリングのとき、新たな仕事もみつかり、生活のプランは少したってきました。
そのとき彼女が言った言葉が
「一般論を聴きたくてカウンセリングにきているわけではない!!」でした。


「須田さん、今まで私ね、国の色々な相談機関にいったの。
どこも話はきちんと聴いてくれる。
でも解決策になると、事例を話すだけ。
あとは自己責任。

私は一般論を聴きたくてカウンセリングにきているわけではないの。
だからここであなたが、一緒に考えてくれて、解決法をみつけてくれて
でも決めるのも、行動するのも私と教えてくれた。
だから嬉しかった、ありがとう。」

気丈な彼女はどんな苦労はなしをするときも、涙の一粒も流さなかったけど
最後にお礼を初めていってくれて、しゃくりあげて泣きました。
もちろん私も・・・・

桜はちょっと先だけど・・・

人生って、色々あるじゃないですか?
その折々、誰にでもうちあけられるわけじゃない・・・

でもね、必ず絡んだ糸は解ける・・・
いやとけないなら、思い切ってはさみで切る
そして違う糸でまだ始める。

挫折は成功への途中経過、成功は限界ですから
私はそう思いながら、毎日生きてます。

読んでくれてありがとうございました!!
来週はきっと秋風が吹くでしょう!!

紅葉も近いかな?


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