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同調圧力に囚われない生き方

<まとめ>

  • 同調圧力の弊害

  • 直観に基づく行動力が大事

  • 孤高も選択できる勇気

日本の外に出てみると顕著に分かりますが、日本の社会的同調圧力ってすごいですよね。

私も疑問にも感じていませんでしたが、学校や職場での仲間内の同調圧力、社会での他人からの厳しいまなざし、出る杭はいつでも打たれます。

ただこれまでの日本の歴史でこういった社会風潮(システム)が作られてしまっているので、一朝一夕に変えるのは難しいものがあります。

私は子供の頃から人と違った発言や行動をしたいと思うタイプでしたが、ルールや規範に則らない行動は、先生や親から全てYes/Noの二元論で片付けられてしまうことに違和感を感じていました。

しかし、海外に出てみると社会の目よりも個人としてどう考えるのかが重視される傾向にあります。つまり自己責任で生きていくとも言い換えることができます。

同調圧力に晒され続けると、社会の総意に合わない自分の意見は潰され、新しい考えを持たない方が楽になります。結果として、社会の流れに乗るだけの意志のない生き方につながってしまいます。

黄金期のように語られる高度経済成長期はまだこれで良かったと思います。国全体として復興・成長するという1大目標があったので、自分を押し殺しても社会の発展に役立っている実感があったのではないかと思われます。

一方で、この失われた30年においては、そういった大目標を失い、日本社会にマッチしない形での自由主義を安易に取り込んでしまったことで、社会システムがアンバランスになっているのが現時点の日本だと思います。

もちろん社会を変革していくことは大事ですが、この社会システムの中で既得権益を得ている人間が大幅に入れ替わらない限り抜本的に変えるのは難しいでしょう。この失われた30年がそれを証明しています。

では個人としてどう振舞えばよいかというと、個人の直観力がとても大事だと思います。

例え言語化できなくても、今いるコミュニティや職場で違和感を感じるのであれば、その状況を打破する必要があります。

私の場合は、敢えて周囲に合わせることはせずに傍若無人に振舞ってみます。こうすることで、思い切り同調圧力をかけられるか、壁を作られてあまり関与してこないかの大体2派に分かれます。

思い切り同調圧力をかけられたら逃げてください。逃げるというと大げさですが、別の選択肢を選ぶことが大事だと思います。

一方で、関与が減れば居心地がよくなるケースもあるので、その場合はステイしてもいいと思います。

私はこの仮説と検証を繰り返しながら、なるべく独自のポジションを取るようにします。このおかげで、例えば会社の飲み会に参加して上司のどうでもいい話を延々と聞かされることは激減しました。

「そうすると仲間がいなくなるのでは?」という意見もあると思いますが、自分に合わないコミュニティで無理しても疲れるだけです。

もちろん仲間は重要ですが、人生の一定期間は孤高に生きながら自分を見つめなおしたり、自身を高める時間に充てるいい機会だと思います。

また、いまはオンラインを含め、コミュニティ外の人の話を聞いたり関わったりすることが昔と比べればはるかに容易なので、色々と試してみてください!

「孤高になれてラッキー」とまで思えれば、あなたは一段高みに登ったこと実感できるはずです。少なくとも私はあなたを応援しています!

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