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英語スピーキング力を向上させるには?

<まとめ>

  • 無料でシャードイングがオススメ

  • 棒読みしない

  • 副次的にリスニング力も向上

英語でコミュニケーションを取りたい!

多くの人が望みますが、中々達成できないですよね。

では英会話スクールに通えばよいかというと、高い授業料の割に効果を実感できないことが多いと思います。

スクールに通っている間はなんとなくスピーキング力が向上してしている気になりますが、スクール終了後に練習が続かず、結局元に戻るの繰り返しではないでしょうか?

英語は突然伸びる能力ではなく、コツコツと毎日練習することで定着していくものです。つまり、あなたの毎日の習慣にしない限りはスピーキング力の向上は難しいと言わざるを得ません。

最近では安いオンラインのサービスやAIなどを使いながらリーズナブルに自己学習できるので、自分に合った学習方法を色々試してください。

私の場合は、王道のシャドーイングが一番合っていました。

音源素材はTEDを使っています(今でも毎日練習しています)。

具体的には、まずTEDから1つ素材を選び、30~60秒くらいの短めのスクリプトを選びます。これくらいの単位で区切られている素材が練習しやすいです。

たまに長文ばかりの素材もありますので、そういうものは選ばないように注意してください。細かく刻むのが毎日続けるコツです。

短文のスクリプトを指定したら、まず最初の3回はスクリプトを見ずにシャドーイングしてください。ここで聞こえている音と聞こえない音を峻別します。

その後3回はスクリプトを見ながらシャドーイングしてください。見ながらであれば聞こえなかった音がどう発音されているのか理解できます。

その後、一旦シャドーイングを止め、短文のスクリプトを丸暗記してください。これにより理解と音を完全に合致させます。

暗記が終わったら、超ゆっくり、普通、早いモードで各1回ずつスクリプトを見ながら音読してください。

ここまでで、あなたはこの短文のマスターになっているはずです。そうすると自然に発話できるというのを実感できると思います。

最後の仕上げにスクリプトを見ながら1回、見ないで3回シャドーイングをやって終了です。

最初は難しそうに感じるかもしれませんが、慣れれば1回15分くらいでできるようになりますので、毎日続けても負担は少ないですよね。

ここで1つポイントがありますが、練習はかならずそのスピーカーになりきって実施してください。

あなた個人の練習なので、周りは気になりませんよね?ここで棒読みで練習していると、いつまでも日本語英語から脱却できません。

いくら伝わればいいと言っても、かっこよくしゃべれなければモチベーションは続きません。そのなりきりを楽しむのも練習を続けるコツです。

棒読みにならないようにするにはどうしたらいいかというと、ただただ素材に合わせて読むだけです。意外とこれができません。

大人になると子供の時のように素直に真似るのが難しくなります。感覚よりも理性を重視するようになるからかもしれません。

この練習では子供に戻って無邪気に素材をそのまま真似てみてください。なので、あまり他言語(イタリア語など)なまりのイントネーションはオススメしません。可能な限りアメリカ人かイギリス人のスピーカーをチョイスしてください。

最後に、シャドーイングの副次効果としてリスニング力も向上します。「しゃべれない単語は聞き取れない」と聞いたことがあるかもしれませんが、自分がしゃべれないということは、脳の中にその単語に関する回路がないということです。

日本語の有名な曲でも歌詞カードを見ないと何を歌っているか分からない部分がありますよね?でも一旦歌詞カードを見れば、それ以降はそのとおりに聞こえるはずです。

原理的にはこれと同じで、自分が認識できない(話せない)言葉は何回聞いても聞こえないままです。これをシャドーイングで解決していきます。

TEDは難解な単語を使っている素材はそれほどないと思いますので、TEDを使ってシャドーイングをしながら、スピーキングだけでなくリスニング力も上げていってください!


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