【働くママと子育て】子どもへの悪影響?気にすべきは「心の余裕」
こんにちは、キャリーです!今日は「働くママは子どもの成長に悪影響を与えるのか?」という、働くお母さん方が抱える悩みにズバリお答えしていきます。結論から言うと、働く・働かないは「どちらが良いか」ではなく、自分自身がどれだけ心に余裕を持てるかが重要だということです。
子育ての常識や周囲の意見に流されることなく、自分の「心の状態」を第一に考えるべきなのです。ここでは、「働くことと子育て」についての考え方や、私自身の経験から見えてきた大切なポイントについてお話しします。
3歳神話にとらわれないで
よく耳にする「3歳神話」は、3歳までの成長に親が寄り添わないと子どもに悪影響を与えるという考え方です。ですが、これは必ずしも正しいとは限りません。大切なのは子どもと一緒にいる時間そのものではなく、その時間をどれだけ心の余裕をもって過ごせるかということです。何時間も子どもといることができたとしても、親が疲れてイライラしてしまえば、その空間は子どもにとって良い環境とは言えません。
心に余裕が持てる選択を
たとえば、「子どもとずっと一緒にいたい」「自分にとってそれがストレスフリーだ」というお母さんであれば、無理に働く必要はありません。経済的にギリギリでも子育てを楽しむことができるのであれば、それがその家庭にとっての正解です。逆に、働きたいと思うお母さんにとって、仕事が心の安定を支えてくれるなら、働きに出た方が良いのです。
私自身、教職を20年勤めましたが、子どもが幼稚園や小学生の時期に「子育てに専念したい」と感じ、退職を決意しました。もちろん子どもへの愛情が根底にありますが、私の決断は「自分がやりたい」という思いからでした。自分自身の気持ちを無視して無理をすると、親としての心の余裕もなくなってしまいます。
子どもは親の心の安定を敏感に感じ取る
子どもは親の雰囲気やストレスを敏感に感じ取ります。だからこそ、親が無理して心に負担を抱えることは、子どもにとってもマイナスです。働いてリフレッシュできるのであれば、その働き方を選んでください。大切なのは、親の安定した気持ちが子どもにも伝わることです。
仕事を持つことで「やりがい」や「自分らしさ」を感じるお母さんは、ぜひその生き方を大切にしてください。仕事から帰ってきたら、「今日もよく頑張った!」と気持ちを切り替えて子どもに向き合うと良いでしょう。このリズムがあることで、仕事の疲れよりも「満たされた気持ち」が勝り、子どもとの関わりにも良い影響を与えるのです。
周りの意見に振り回されない強さを
よくある「働くお母さんは子どもに良くない」「幼少期は母親が絶対に必要」などの意見に惑わされる必要はありません。結局、誰かの意見ではなく、自分自身がどれだけ心の余裕を持ち、子どもに向き合えるかが大事なのです。どんなに短い時間であっても、親が子どもにしっかりと愛情を注ぐことができれば、それが何よりの子育てです。
もし、周りの人に頼ることができるならば、それも利用しましょう。ただし、おじいちゃんおばあちゃんなどに子どもを預ける場合、預けっぱなしにするのは避け、やはり親としての責任をしっかりと果たす意識を持つことが大切です。
子どもとの「今」を大切にする
育児の期間は、人生の中でもとても限られた短い時間です。ですから、その間にできるだけ自分が「こうしたい」と思う育児をして、後悔のないようにするのがベストです。子どもは一番近くにいる親の感情や生活のリズムから大きな影響を受けます。無理に誰かの意見や価値観に従うのではなく、自分が一番「心に余裕を持てる選択」をすることが、子どもにとっても最も良い環境を作ることにつながるのです。
働くか働かないかは、自分で決めて良い
働くか働かないかの選択肢に「正解」はありません。親がどんな選択をするにせよ、子どもへの愛情は変わりません。働くことで得られる充実感や安定感が育児のモチベーションにつながるなら、その選択を。家庭にいることでの安心感が自分にとって最善なら、その選択を。選択肢はどちらも同じくらい価値があるものです。
私の体験からも言えることですが、自分のやりたい生き方やライフスタイルを優先することで、親自身が生き生きし、それが子どもにも良い影響を与えるのです。