言葉は魔法#4 痛いを知る

養成講座の受講者に送ったメールからの抜粋。

******
●●さん、「痛い」って分かりますよね。
これ、ヒトは絶対に自分の痛いしか感じることができないはずです。
「痛い」は外側から見えるものじゃないので、相手の「痛い」は教えてもらはないと分からない。
相手の「痛い」を理解するには、「どこが痛いの?」「どんな風に痛むの?」と聞くしかありません。
心の「痛い」もおんなじです。
どこが、どんなふうに痛いのか、教えてもらい理解して、それを相手に、「〇〇が▲▲のように痛むんですね」と伝え返すのです。
******

これは、何について伝えようとしているのか?

「共感すること」についてですね。
……これで伝わるでしょうか?


「痛い』を例えに使うのは、『はじめての言語ゲーム』(橋爪大三郎、講談社現代新書)からヒントをいただきました。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?