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シニア産業カウンセラーになる

シニア産業カウンセラー試験の合格通知が届きました。
とりあえず、一つ山を越えてちょっと安堵。

振り返ると、最初にシニアの講座を受けてから、かれこれ4年。
小さな歩みでも続ければ、ゴールにたどり着くことを実感しました。

これからシニア産業カウンセラーを目指す人の参考になればと思い、シニアの学びを記録します。

1.なぜシニアを学ぶ?

2014年に産業カウンセラーの資格を取ったとき、人の成長に関われる、この分野を極めていきたいと思ったのがきっかけ。

本当に、良い支援ってなんだろう」という問いに対する答え探しでもありますね。

シニアの学びは「産業カウンセラーの学び」を木の幹にすると、その幹をより太くし、さらに「カウンセリングの関連分野」の枝を増やして、大きな一つの木を成長させていく感じでしょうか。
(まだまだ、木を成長させていくことは続きそうですが・・)

2.何を学ぶか

講座には「カウンセリング力」「人間関係・組織開発を支援する能力」「組織に働きかける能力」と3つの領域があります。

カウンセリング分野を体系的に、そして関連分野を含めて幅広く学べるのが魅力ですね。改めてカウンセリングの幅の広さと深さを感じます。

認知行動療法やゲシュタルト療法など、数日間の講座で体得することが難しいのも多いです。それでも、エッセンスを学ぶことで、大切なポイントが理解できるのがいいですね。

そして、講座のグループワークをすると、自分自身の強みや弱みに改めて気づかされます。自分自身の振り返りも大切ですが、第三者からのフィードバックは効きますね。

3.学びをどう活かすか

中小企業診断士の仕事と同様に、カウンセリングも「体得」するしかないと感じます。ボールの蹴り方を教科書で学んでも、実際にうまく蹴れるかは別ということ。
新しく学んだカウンセリングの考え方や技法は、アウトプットする機会を持ちたいですね。

それと、日常の仕事にもさりげなく、活かしたい。
会議なんかでも、相手の言葉の裏に隠れている「気持ち」や「感情の動き」は意識したいですね。これまでだったらほとんど目を向けなかった、顔の表情や手の動きとか、非言語の部分にも意識を向けられるといいな、と思います。

最後に

シニア産業カウンセラーの資格は、現行の制度では、試験にたどり着くまでにけっこうな時間がかかる。短期決戦というよりも、中長期な視点で、気長に続ける方が向いているのかもしれませんね。

これからも長い時間をかけて根をしっかり張って、樹の幹を太く、枝を大きく広げていきたいですね。


感じて、考えて、表現します。「そんな考え方もあるね」と思ってもらえたら幸いです。