7. 50年前の論文を語る (副題: 信頼される人間の要件について)
有名な理論"メラビアンの法則"です。
1971年の論文
(参考資料)
https://www.businessballs.com/communication-skills/mehrabians-communication-theory-verbal-non-verbal-body-language/
メラビアンの法則
言語情報 7%
聴覚情報 38%
視覚情報 55%
という目を引く内容です。
みなさん一度は聞いたことあると思います。
メラビアンさんがすごいなと思ったのは、
上記3つの括りがキャッチーなんです。
言語情報(Verbal)…7%
聴覚情報(Vocal) …38%
視覚情報(Visual)…55%
マーケティング家には馴染みの
キャッチーで覚えやすく使いやすい。
"3V"といったところでしょうか。
日本でこの説が有名になったのは
こんなメラビアン氏の戦略と関係なく
『人は見た目が9割という』
断片的情報から切り取られた
パワーワードでしたね。
社長講演会や新入社員説明、就活の身嗜み講座において話されることもあると思います。
この理論は簡単に言うと
言語と非言語で矛盾がある場合という
前提がありきで実証されています。
よくわからないですよね。
他の人はあまり語られていないので
具体例を述べます。
志望動機が曖昧なのに御社が第一志望という。
見た目が欧米系の人が日本人ですと告げる。
高校生が白衣をきて医者ですという。
上手い例えが思いつかず申し訳ないのですが、決して〔見た目が大事〕という話に終始する主張ではございません。
つまるところ
ある種の矛盾が発生 ⇒ 脳が混乱状態
となった時に人はなにに縋るかということです。
先日マインドコントロールの際にも
話しましたが、脳の混乱は安心を求めます。
では、改めて、
人に信頼されるにはどうすればよいでしょう
まだまだ始めたばかりですが、ご期待頂けますと幸いです。