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『業界研究 SI業界編』

OTです。
この記事ではIT業界で最も企業数の多い情報処理サービス(SI)業界についてお伝えします。
この業界で特に重要なことは以下の2つです。

1.自社か案件先で仕事を行う
2.案件を受けてから、受けた担当の人が行う

1.SI業界の2つの働き方
 SI業界の働き方には自社で案件を行う「受託開発」と案件先の会社で行う「客先常駐」があります。
 どちらも、他企業や様々な業界から案件を貰ってから担当の人が仕事をしますが、
仕事の仕方によって大きな差があります。

 「受託開発」ではシステムの完成によって収入を得ることが多く、仕事の環境はある程度同じままで、様々なシステムの作成に携わる可能性があります。

 この働き方は、安定的な環境で様々なシステムや技術に携わりたいという人に良いと思います。

 しかし、同じシステムを継続して受けることもあるため、思っていたよりも長く同じシステムに携わる可能性があります。

 そのため、より多くの様々な技術やシステムに触れたい方は、「客先常駐」をお勧めします。

 「客先常駐」は案件先の会社で一定の期間働くことで収入を得ることが多く、仕事の環境も案件によって変わります。
 
 この働き方は、なるべく多くの人や、場所、時間などの仕事環境やシステム、技術などに触れたい人に良いと思います。

 しかし、案件先では外部の人として見られやすいため、コミュニケーション能力やメンタルの安定力なども必要になります。

 そのため、コミュニケーション能力に不安があり、環境が新しくなることに抵抗感を持ちやすい人は、「受託開発」をお勧めします。

 このように2つの働き方があり、違いがあるのは、SI業界が大まかに4つの層に分かれた構造で、様々な企業や業界から案件を貰っているからです。

 詳しくは以下のリンクをご覧いただきたいですが、まとめると、「受託開発」が大手が多くSI業界の2割を占めており、その「受託開発」の企業から依頼を受けて、「客先常駐」の企業へ案件が来るようになっています。
 
 【IT業界研究】|情報処理サービス業界(SI) | ITなび就活Magazine (itnabi.com)

 また、働き方によって、案件の受け方も変わってくるため、注意が必要です。
 
2.案件の受け方
 「受託開発」では、請け負う側が見積もりを出し、お互いに合意出来たら、正式に案件を貰うことが出来ます。

 そのため、期間や要件を厳しく守る必要があると考えられます。

 「受託開発」は分かりやすい案件の受け方ですが、「客先常駐」は契約内容の違いによって働き方が変わってくるため、注意が必要です。

 特に注意すべきは「請負」か「派遣」なのかということです。
この違いによって働く日や時間、期間などがどちらの企業に決定権があるのかが分かれます。
主に、「請負」が多いため、「客先常駐」の企業に決定権があることが多いです。

 しかし、企業によっては社員との関係よりも案件先の企業との関係を優先するところもあるため、企業選びには注意が必要です。

 どちらの働き方でも言えることですが、案件先との関係をどのように調整しているのかを面接の際にはしっかりと聞いておくことが必要です。

 また、基本的に案件を結ぶ契約は企業同士で行うため、社員の誰もが案件の内容を知っているわけではないこともあります。

 そのため、案件の金額が分からず、安い給料で、高い金額の案件を対応してしまう可能性もあるため、案件の相場を自分で確かめることや、企業が公開してくれるのかなども視野に入れると働きやすくなると考えられます。

契約の仕方に関しては以下のリンクからよく理解をできるように調べておくことをお勧めします。

「受託開発」 受託開発のメリット・デメリット、他の方式との違いを知っておこう | アンドエンジニア (and-engineer.com)

「客先常駐」 従業員を客先に常駐させたいのですが、注意点を教えてください。 | ビジネスQ&A | J-Net21[中小企業ビジネス支援サイト] (smrj.go.jp)

SI業界はIT業界の中で最も企業の量が多く、未経験者でも入りやすい業界です。
 そのため、IT業界でキャリアを築いていきたい人にとって、最初に選ばれやすい企業が多いと考えられます。
 より多くの技術や経験を得るために良い選択とも言えますが、仕事環境や個人の意識によってどれだけ成長できるかが決まります。

 そのため、企業選びは慎重に行い、会社に成長させてもらうことを期待するのではなく、
自ら成長していける力を身に付けておくことをお勧めします。

 SI業界では自らの努力によって成長していけば、様々なことを経験して、より楽しいキャリアを築くことが出来ると思います。


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