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『ストレスについて』

こんにちはOTです。
面接をしていく時にストレスはつきものだと考えます。
面接前から面接の間にかけて不安や緊張で体が硬くなったり、頭が真っ白になったりなど、心身共にストレスを感じて、終わった後には疲れがどっと押し寄せるといったことは、僕だけではないと思います。
このような体験はなるべくなら遠ざけて、リラックスして面接に挑んで、自分の良さを十分に出し切った面接をしたいものですよね。
ですが、簡単にはリラックスして面接には挑めないし、緊張して十分に自分の良さをアピールするのは難しく、面接とストレスは切り離せないものではないでしょうか?
では、もしもこの切り離せなストレスを自分の力に変えて、高いパフォーマンスを発揮し、自分の良さを十分にアピールすることができるとしたら、
皆さんは、これからお伝えすることに一読の価値があると思いませんか。
ここからは、ストレスを自分の力に変えて、面接の時に高いパフォーマンスを発揮するための方法をお伝えしていきます。

[ ストレスを力に変える方法 ]
 ストレスを力に変えるには「ストレスは役に立つ」と考えることが重要です。
役に立たせるための行動が重要なのではなく、「役に立つ」と思い込めることが重要です。
では、なぜ思い込むことが重要なのでしょうか?
なぜ、ストレスを力に変えることにつながるのでしょうか?
マインドセット(思い込み、考え方)の研究者である、アリア・クラム博士の模擬就職面接による研究でストレスは役に立つと考えることで体にも良い影響があることが確認されています。
方法は、2つのグループに分かれた学生を研究対象にして、模擬面接の前に片方のグループには「ストレスには良い効果がある」というビデオを、もう片方のグループには「ストレスは心身を消耗させる」というビデオを見てもらい、心電図や血圧計などの様々な方法で体の状態を調べられながら、模擬面接を受けてもらいます。
模擬面接では、強いストレスが学生にかかるように面接官が用意されています。
この実験によってどちらも真実のことを伝えられたとしてもストレスに対しての認識が変わることで体の反応にも違いが出るのではないかということがわかります。
この実験の結果では、コルチゾールとDHEAという二つのストレスホルモンがどちらのグループからも検出されていますが、「ストレスには良い効果がある」というビデオを見た学生の方がDHEAの割合が高かったことがわかりました。
DHEAの割合が高いと努力でき、粘り強いことが別の研究で示されているため、ストレスが役に立つと言えます。
ですが、この研究を体験した、ケリー・マクゴニガル博士とアリア・クラム博士はストレスの経験の仕方によっても違いがあるのではないかと疑問を感じ、その後もストレスに関わる研究をしていきました。
その結果、ストレスの経験は関係なく、ストレスに対する考え方で行動にも影響することがわかりました。
具体的には、ストレスを避ける行動からストレスに対して積極的に対処するようになります。
では、「ストレスは役に立つ」とどのようにすれば思い込めるのでしょうか?
ここからは、「ストレスは役に立つ」という事実とともに、面接で役立つイメージトレーニングをお伝えします。
 
[ 面接で役立つイメージトレーニング ]
 では、面接で役立つイメージトレーニングとはなんでしょうか?
方法をお伝えする前に、このイメージトレーニングによってどのようなことが起こる事実をお伝えします。
 それは「不安を興奮に変える」ということです。
これはニューオリンズ大学のベテランのスカイダイバーと初心者の心拍数をスカイダイビングの際に計った際にベテランの方が心拍数が高かったことからも事実といえるでしょう。
 不安が興奮に変わることで、不安による緊張感から、喜び・興奮によって意識を自分の内面から相手に変えて自分のことを伝えやすくなります。
 では、不安を自分の力に変えるための方法をお伝えします。
方法はとても単純です。
不安や緊張を感じたら、「興奮している証だ」と自分に言い聞かせることです。
僕も半信半疑で「不安なのは当然だ。これは興奮している証でもあるんだ」と思うと、
体が軽くなったと感じ、自分の頭が真っ白になる感覚や緊張している感覚がなくなりました。
 ここからさらにパフォーマンスを上げたいという方は、自分の個人的な強みを認識することをお勧めします。
 ストレスは避けるのではなく、受け入れることで楽になり、自分のパフォーマンスの向上にもつなげることができます。
 そのため、ストレスとは向き合うことが重要です。
[ ストレスと向き合う]
 上記であげた方法は注意点があります。
それは、気づかないといけないことと、言い聞かせることを思い出すことです。
何度も行えば、自然とできるようになると思いますが、頭が真っ白になるほどに緊張してしまえば、思い出すのは難しいでしょう。
 そのため、面接前から自分が緊張する場面などを予測しておいて、準備しておくことをお勧めします。

 また、ストレスを力に変える方法をもっと知りたいという方は、
ケリー・マクゴニガル著の「スタンフォードのストレスを力に変える教科書」をお勧めします。
 
 どうでもいいことにはストレスを感じません。
 ストレスを感じているのは自分にとって意義のあるものを大切にしている証拠です。

この記事を読んでいる皆さんは新たな有意義な挑戦をする方々だと思っていますので、
この記事を少しでも参考にして、挑戦していただけたらと思います。

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