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これが新しい漫画のカタチ……ってコト!? #101話

ユウコ…?



以下チェンソーマン101話までの感想、妄想など。ネタバレ含みますので『チェンソーマン』を読んでいない方は読んでからお越しください。
あくまで個人的な感想、考察であり、これと断言するものではありません。
考察、「SPY×FAMILYとチェンソーマン」の部分は吉田ヒロフミのファンの方、ユウコのファンの方は読まないほうがいいかもしれないと一応忠告はさせていただきます。

よろしくお願いします。






#101話 放課後デビルハンター

1 感想

101話、1コマ目からほっこりした。
アサが学校に来れたのはユウコのおかげやで…。ユウコの笑顔がめっちゃ良い。
吉田は不在。

街並み良いなぁ。ここに限らずずっっと背景が良いし綺麗。陰影ってキャラの身体(主に顔)にしか描かれてない漫画がほとんどのような気がするんだけど、第二部は背景まで全部綺麗。良い。

「つめた~いたい焼き」の看板が目立っていて、ふたりがたい焼きを食べていた。
冷たいたい焼きってコンビニでしか見たことがない。スイーツのチョイスが渋くない?
第一部では1997年に銃の悪魔と戦っていたと記憶しているんだけど、冷たいたい焼きググったら2010年?ごろに登場しているようなので時系列的な部分がよくわからなくなっている。けど1997年に既にあったかもしれないし。

デビルハンター部に入ったきっかけについて、前話でユウコがチェンソーマンの話をしていたので、てっきりチェンソーマンに憧れてデビルハンター部に入ったのかと思ったら違った。ふたりとも親がいないのか。吉田はどうなんだろう。今日なんで学校サボってんだ。稼ぐためか?

ぼくは本当に疑い深いので、ユウコは良いヤツだけど、でもまだわからないぞ、と思っていたんだけど、「興奮したら尿意が」のところで、ユウコは信頼できるな、と思った。なんでだろう。
そんで、ここのアサの笑顔がすごく良い。
これまでのアサの表情のなかで一番美しくないですか…?これは涙腺に来るヤツだよ…。
これまで愛想笑いはあったけど、純粋な笑顔はここが初めてじゃないだろうか。何気ないコマだけどここはまじで美しすぎてやばいと思う。ずっと見ていられる。良い泣

第一部のときから表情の表現が凄いとは思っていたけど、その後の短編もすごく良かったし、第二部に入ってからもずっと描き分けが凄い。良い、凄いしか言えない。

凄い良いシーンだったのに突然「ユウコは殺したほうがいい」という戦争の悪魔、まじ悪魔。通りすぎたおじいさんの服装まじ真夏。
惚れる、以外にも、殺した死体も武器に出来るらしい。さらに罪悪感が高ければ高いほど良いって……………………。

や  め  て  く  れ  

コケピーのことでダメージすごいのにこれ以上アサに罪悪感背負わせるな…。っていうかコケピーの死体使って武器にするのが現時点では最強なのでは。
アサと戦争の悪魔の喧嘩、悪魔なのに人間味あってなんなん。良い。
それで戦争の悪魔は名前を“ヨル”に改めることになった。
…いや、それ『SPY×FAMILY』とカブってる!人気マンガの主要キャラの名前まんまだし同じジャンププラスなのに良いんですか!そういえばSPY×FAMILYって“戦争”が背景にあって、ロイドのコードネームも“黄昏”だな!…ユウコ?????

ここまで他にもいろんなオマージュで話題になってきたわけだけど(もちろん面白さでも話題になってる)あまりのオマージュ過剰提供に、もうエンタメ要素いらないのでチェンソーマンに集中させて欲しい、参りました。という気持ちもあるし
逆にボケ(ボケ?)を読者がツッコむみたいでめっちゃ面白いし良いな…とも思うし、、。
今の時代だからどのオマージュなのかっていう意見も共有できるわけで、読む幅が広がるきっかけにもなっているのかもしれない。
なんなんだ、え!もしかしてこれって、新しい漫画のカタチ……ってコト!?

新しい漫画のかたち、とまではいかなくとも、
確かにオマージュとかパロディって読者と作者が同じ目線で共有できるものなのかもしれないなぁと思った。漫画愛の共有。

なんだかんだ“ヨル”という名前、アサとの対比の意図も見えるから、カブッていても誰も文句を言おうなんて思わないよね。

街頭演説の「我々は今 悪魔と戦争をしている」という、ショッキングな言葉を消化しないうちに第一部でデンジに殺されたコウモリの悪魔が登場。予想外!
パラレルワールド見ている感ある…わくわく。
アサとユウコがピンチ。チェンソーマン早く来て!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

2 考察、妄想

2ー1 SPY×FAMILYとチェンソーマン

SPY×FAMILY面白い。アニメ化もされている。
今回“ヨル”という名前が出てきたのでチェンソーマンとSPY×FAMILYの共通点についてもっと探したくなってしまった。
ロイド(黄昏=ユウコ?)とヨル(戦争の悪魔)は登場したので残るはアーニャである。
もうアーニャといったら“心を読む能力”が代名詞。アーニャは子供で非力なのにコロコロと事件を解決に導いていくのが面白い。アーニャこそ影の主導者、“スパイのスパイ”のような立ち位置でわくわくするし爽快だ。
そんなわけで心を読む能力があるキャラクターがチェンソーマンにも存在するのではないか、という仮説に基づいて何度も二部を読んで気付いたことが1つある。
最初に違和感があったのが、ユウコがトイレに行ったあと、突然「ユウコは殺したほうがいい」と言う場面。戦争の悪魔なら絶対に言うであろう台詞ではじめ違和感はなかったのだが、“殺したほうがいい”という表現が微妙に引っ掛かった。吉田のときは「惚れた相手を武器に変える力がある」といったまでで、“殺す”というワードが出てきていない。これは殺さなくても、田中先生のように生きた状態からそのまま武器にすることができるからだ。つまり“殺す”必要があるのは“アサのもの”になっていない人物を武器に変える場合の話だと思う。
ユウコは“惚れている”と言うと語弊があるが、ユウコの立ち居振る舞いからすでに“アサのもの”と言っても差し支えない。なのにわざわざ“殺す”という表現をしたのは、戦争の悪魔がユウコの心を読んで、“アサのものになっていない”ことを知ったからではないだろうか?
………。
あるいは、戦争の悪魔はアサに対してものすごく友好的なので、
ユウコがアサを裏切っている(仮定)のをアサに気付かれないように、アサが傷つかないように表現した可能性もあるかもしれない(いや傷付くだろ!)
どちらにしろ、「ユウコは殺したほうがいい」と言うのはユウコの心がわかっていないと出来ない発言ではないだろうか。もしユウコがアサのものになっていると戦争の悪魔が感じていたなら「ユウコを武器にしよう」のほうがしっくりくる。
しかしもしアサに対するユウコの受け答えが演技だとするなら、戦争の悪魔はもっと早く気付いていたはずだ。
なぜ戦争の悪魔はこのタイミングで「ユウコは殺したほうがいい」と言ったのか?
それはアサの瞳が関係していると思う。
98話から読み返してみると、アサは相手の視線を避けているのがわかる(吉田については後述する)
サッカーの輪に入ろうとしたときは目が合っているかもしれないが確実に目が合っているのかが確かではない。
確実に合ったと描写されているのは陰口女子3人組の1人と、そして、ユウコとたい焼きを食べながら話している時だけである(見落とし合ったらすみません)
もし戦争の悪魔に心を読む能力があるとして、それを発動できるのはそれなりの時間、相手の目を見る必要があるのではないだろうか。
そうなってくると、戦争の悪魔が吉田に告白したのは、見込みがあると判断した、つまりアサに対する好意が見えたから告白したとも思えるのだが、どうだろう。
吉田ファン、静粛に!
校門の前で吉田が声を掛けてきたとき、アサとは目があっているようにも思えるが、アサはすぐに戦争の悪魔のほうを見ているため、本当に一瞬だったと思う。しかし代わりに戦争の悪魔が吉田に話しかけた時、まじまじと吉田の目を覗き込んでいる。そもそも吉田は前髪が目にかかっているので本当に目と目が合ったのかは怪しいところではある……………………………。
いや…面白すぎる。

ただ戦争の悪魔とアサは脳ミソで繋がっているっぽいので、戦争の悪魔が考えていることをアサに隠すことが出来るのかどうかは不明。
ユウコがアサを騙しているとしてその理由についてわかるとしたらまだまだこれからだろう。

…。

……この考察が外れていることを願います…。




気付いたことがあったらまた追加更新します。



お読みいただきありがとうございました。



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