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#124話の雑感 スープ

チェンソーマン#124話の感想。
ネタバレしています。注意。





#124話  スープ の感想

まずチェンソーマン14巻の広告笑った。水族館で泥棒してるときのシーンを切り取って「エンドレス青春」ってめちゃくちゃ爽やかなフレーズ押し出してきて面白すぎる。飢餓ちゃんかわいい。

本編。
アサが絶体絶命のピンチ。
思い出した寮長の顔が反転したアサみたいですなんかすごく嫌。爪ナイフめっちゃ痛そう。痛い。

ヨル「やはり私の地面は下にある」のとこ格好良くないか?惚れてまう。月の悪魔がめちゃくちゃ気になる。
ヨルが「全身の毛が逆立つ感じ」と言っていて猫っぽいなと思った。アサヨルって勝つ見込みがない自分より強いやつが現れたら瞬間的に逃げる習性があるので完全に猫なんだなぁ。
最終的に落下の悪魔と正解導き出せてるところ、ヨルめっちゃクール。So , cool!
猫が川底に沈む描写はまじFuck。つらい無理これはまじであかんやつ泣

そんで手をざっくりナイフで切られるのもつらい。痛いのも嫌だし心が落ちるのもどっちも嫌だしどうしたらええの。
アサとヨルの言い合いがめちゃくちゃ良い。「ばか」の言い合いが良い。「私の手を切った」って二回言うのも個人的にはすごく好き。物理的に痛みを与えられても心の傷の方が圧倒的に強い。あと、手を切ったことが問題なんじゃない、手を切るという行為を選ぶあなたの心が問題なんだってことが強調されているしそれをこの短い言葉で言えちゃっているし説得力あると思います。ヨルもアサの怒りに乗るんじゃなくて冷静に話すの素晴らしいスキルだと思うな。ヨルって結構いいやつというかかなり良いやつなのに根が悪魔なのがもどかしい。
その後のアサの「他人が信用出来ないのに…」のところからは個人的にわかりみが深すぎて涙出た。ここだけなぜだかわからないけどめちゃくちゃホラーっぽくないですか?怖い。
個人の主観で言わせてもらいますけど他人が信用できない人は自分自身のことも信用出来ないんですよ(ぼくがそうです)自分自身に恐怖してるから。だからアサはヨルのことも信用できない、っていうメタになっていて深いなって思いました。

落下の悪魔、耳と鼻と舌をポタージュにするのひどいけど人間だって牛とか豚に同じことやってるから何も言えないしつらい。
デビルハンターが台車で運ばれていてすごく雑な運び方なのに絵面がとても良い。
そして地獄にいたのがのっぺら坊の芋虫…。すごく嫌。気持ち悪い。個人的にクラムボンのイメージが芋虫だったのでひえっ、てなった。
小学校の頃からクラムボンは芋虫だと思い込んでいたんだけど理由は覚えていない。あと”やまなし=月”なんじゃないかって思ってたな。落ちてきたやまなし(黄色い丸いもの)と落ちてきたクラムボン(黄色い丸いもの?)は同じ形っていうイメージが何となくあったから。
今無理やり理由を作ってみると“月(やまなし)”は黄泉の国で“死”だし、落ちてきたクラムボンも死んでしまったから繋がると思うんだよな。
そんで丸が連なったあの芋虫が出てきたから「クラムボンこれじゃん…」って怖くなった。

作者は芋虫をクラムボンのつもりで描いてないと思うんだけど、なんで芋虫なのか少しも想像がつかない…。
ゴキブリの悪魔が出てきたから虫繋がりで次回はチェンソーマンが芋虫やっつけるのかもしれん。知らんけど。

そのあと落下の悪魔がメインディッシュにアサとヨルの名前をつけていて、完全に狙われてるじゃん!と思った。なんで名前を知っているんだ。

キャラの心の落下を読者に共感させるのってめちゃくちゃ難しいと思うんだけど、実際に“空に落ちる”っていう物理的な描写を掛け合わせることでアサの心が果てしなく落ちているのがものすごく伝わってくる(鬱)。作者天才。

「わからない」って感想見かけたけど、
天に落ちるっていう世界観は確かに特殊だし、アサとヨルどっちが表面に出てるのかわからないってことかな?と想像しますけど、そういう方はいっぱい漫画読んで漫画の読み方に慣れて下さいとしか言えない。
個人的にはこれ以上どうやってわかりやすくするんだ?って思いました。










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