#119話の雑感 少年少女漫画融合
チェンソーマンを読んでの感想。
ネタバレしているので『チェンソーマン』を読んでいない人は読まないで!!!!!!
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#119話 泥棒
非常に不穏なタイトル。
デンジの住んでるアパート(?)外観がちょっとボロい。怖い。2階の端の部屋。そこでデンジはアサに破っちゃいけないルールを伝える。ルールその1はなんで破ってはいけないのか少しも想像が出来ない。独特過ぎる。開けてはいけない扉ってこと?もしかして建物全部ナユタの所有物なのか?
ルールその2も扉っちゃあ扉だが?デンジが食材買いにいったときって毎回ナユタに冷蔵庫開けてもらうんか???
デンジがナユタのこと同居人って言ってる。なんで「ナユタ」って言わないんだろう???なんとなくデンジとナユタの間に距離感を感じる。考えすぎか。
ルールその3を聞いて動揺するアサ。そもそも男の子の家に上がるという行為に動揺するべきだと思うのだが、それに関しては全く意識していないのはなんだろう。…そういえばアサはデンジを武器にできなかったからデンジは自分のこと好きじゃないってわかってるから逆に家に行けたのか…。…好きじゃなくても心のない危ないやつはいるから気を付けような…。ヨルの意識がアサを大胆にしているんだろうか。ヨルにとっては密室に2人きりのほうが人間を武器にしやすいし。
アサとデンジのやりとりが良すぎる。特にデンジくんの返しが良すぎ。
アサがデンジに「逆に嫌いだから」、「嫌い」、「っていうか」の
「っていうか」ってなにを言いかけたんや。いやなんとなくわかるけど………つらいな。
アサはデンジのこと好きだから罪悪感ゼロにするために(武器にされないように)好きになっちゃいけないし、
好きになっちゃダメだから嫌いにならなきゃいけないの辛すぎない???
大好きなのにもう私と関わらない方がいいよっていうの辛すぎじゃない???
二人で急に無言になって再び映画見るところめちゃくちゃ悲しい。
私と関わるとデンジ死ぬから、って言われて「なんで?」って聞き返さないデンジくん、女の子に殺されることに慣れすぎてるよな。
なぜ嫌われたのか考え始めるデンジくん。確かになんで嫌われたのか全く分かんないよな。わかるはずないよな。
女の子は好きなのに好きって言えないし男の子は脈ありと思った瞬間嫌いって言われるし、こういうのめっちゃ少女漫画チックな展開(たぶん)。少年漫画なのに全然不自然じゃないからすごい。
「濡れた犬の匂いがする」っていうのを褒め言葉だと思ってるのってマキマさんの影響である可能性大。デンジくんのあらゆる価値基準はマキマさんで、マキマさんが犬好きだから世の中の人間みんな犬好きだと思ってるんじゃないか?(すげー適当な妄想)
デンジがチェンソーマンtシャツ着てるの地味に笑う。
「犬って臭くねーよな」と再びアサに話しかけた瞬間、ヨルに変わっていて、ここすごい怖かった。表情が怖い。この表情すごくない?めっちゃホラー。
そんで衝撃でしたね。不意打ちは~~あかんて~~///。
ぼくは家で映画見るときに部屋暗くしたことないんですが、暗くするものなんですか?
なんかヨルが登場してから闇が濃くなった気がするよね???効果線使わなくても背景がドラマチックを演出するんだなってぼくは藤本タツキ氏から学びましたよ。良い~~。
ヨルとデンジが暗い中テレビの明かりに照らされていて、この陰影すごいムード出まくっててすごいですね、えぇすごいですね。まじけしからん。
ムード良すぎて夜が脊髄剣やろうとしてることに気づかなかったなここ。4回目読んだあたりでやっと気づいたわ。
そんでヨルとデンジの目が合ってるんですよねこのとき。デンジの心を読んだんだろうか?デンジくん何考えてたんだろうこの時。
玄関が開いてワンちゃんの躍動。わんちゃんの躍動感最高。
はぁ、ナユタかわいい。第二部で第一声「泥棒」かよ。かわいいいいいいいっぅL
ヨルの頭貫かれているがこの後どうなるんだマジで隔週つら。デンジがキスした女の子全員死ぬ説あるな…。
デンジ脊髄剣のピンチに登場してデンジくんを守ってくれるナユタ最高。ナユタ、家に入った瞬間状況把握して瞬時に殺す判断下してるの戦闘能力高すぎて好き。強い。デンジくんサイドのちょー最強の味方。これでデンジくんはしばらく脊髄剣にならなくて済むかもしれない。
デンジが最初にナユタに会ったときから急成長してるように見えるな、4年生くらいかな???
ナユタ登場でこれで四角関係が出来上がりましたね!
デンジに任せてもマキマさんはまたマキマさんになっちまったけど、前のマキマさんはデンジのこと全く興味がなかったのに対してナユタはデンジくんのこと大好きみたいで良かったです。まだわからないか。
ルールを破ったら死ぬって言われてたのにヨル、おもいっきり破って(笑)けどまさか同居人が悪魔とは思わないもんなぁ。
アサとデンジのダブル主人公のせいでデンジが助かった安心感とアサヨルが死ぬかもしれない不安で感情が迷子になる。もうなんなん。毎回誰かが死ぬかもしれない不安に駆られてる。なんなん。
にゃーこに関しては家出してるか岸辺のところにいるかのどっちかであって欲しい。ナユタ、言うこと聞かない生き物殺しちゃいそうだけど生き延びてて欲しい。
ルールその1と2って泥棒に対して言ってるみたいだ。
空き巣しちゃい⁷けません。
通帳探して冷蔵庫開けちゃいけません。
通帳を冷蔵庫に隠している人は結構いるらしいって昔テレビで見た気がするな。…まぁ、関係なさそう…。これについては考察の方で。
119話は少女漫画っぽかったけど大切な人を守る(守る?)ってなった瞬間戦闘始まる感じは完全に少年漫画なので少年漫画と少女漫画が融合しててすごいなって思いました。もちろん恋も戦闘もこれまでの少年漫画で散々描かれてきたけど、だいたい恋(日常)と戦闘(非日常)が完全に分かれていて、戦闘(非日常)になった瞬間、女の子(日常)が置き去りになってるようなものばっかりという印象だったんだよね。
少年少女が分断されてたものが綺麗に繋がって本当にすごいと思う。めちゃくちゃ面白い。天才。
119話感想おわり
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