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ドクター・ミュラー
2020年10月4日 18:13
別のnoteで左冠動脈主幹部(LMT)病変に対するカテーテル治療(PCI)の治療成績についてまとめたのですが、ボリューム的に盛り込めなかった「LMT病変に対する2ステント治療の治療成績」に関する論文を紹介します。ここで紹介するのは、日本の実臨床データである「j-Cypherレジストリー」と「AOIレジストリー」のLMT病変に対する2ステント治療に関する解析結果です。第一世代ステントの治療成
2020年9月25日 18:30
このマガジンでは、循環器領域で皆さんの「こまった」の解決に役立つ(?)情報を、独断と偏見で勝手にまとめています。冠動脈疾患の血行再建には、経皮的冠動脈形成術(PCI)と冠動脈バイパス術(CABG)がありますが、皆さんは「左冠動脈主幹部病変(LMT)への血行再建はどちらを選ぶ?」と質問されたら、CABGと答えるのではないでしょうか。実際、私が国家試験を受けたときは「3枝疾患とLMT病変はCA