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楽観も悲観も使い方次第

ネガティブ思考は絶対悪じゃないって話の一例。

お勉強材料はこちらです。

戦略的楽観主義グループと、防衛的悲観主義グループのダーツの成績を条件を変えて計測した実験。

リラックスしてからダーツを投げる時と、失敗を想像させてからダーツを投げる時で成績はどう変わるのか?を調査したそうです。

結果、
戦略的楽観主義グループは、リラックスしたときに成績がUP。
逆に失敗を考えてネガティブ思考を呼び起こすと成績はDOWNしたと。

一方、防衛的悲観主義グループは、失敗を想像したときに成績がUP。
こちらは、リラックスしてポジティブになると成績がDOWNしたそうです。

※ここで言う戦略的楽観主義をいわゆる楽観的な人として、防衛的悲観主義グループを悲観的な人という言い換えをしてもよいのかどうかまでは本書からは読み取れなかったのですが、大枠としてはそのように把握しても差し支えはないだろうなと思っています。

ポジティブに成功イメージを持って楽観的に捉えることで成績がUPする人もいれば、ネガティブに失敗を考えて、対策をしようと慎重に、悲観的に捉えることで成績がUPする人もいると。

日本人はセロトニントランスポーター遺伝子というものの影響によって悲観的に不安を強く感じやすい人が多いことがわかっています。

悲観主義的傾向が自分にありそうなのに、無理やりポジティブに考えよう考えようとしても、むしろ成績が下る可能性も。

セルフコンパッション(あるがままの自分を慈しみの心をもって受け入れる能力)が大事とは言われていますが、自分が若干悲観的だったとしても、それも活かし方次第。ということなので、勇気が持てるなぁと思いました。

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