マルチタスクが苦手って言いたいだけ
2019/08/11 午前1時記す
考えていたことがすぐにどこかへ飛んでいってしまう。それは今まさに書こうと思っていたことや、開こうと思ったアプリ、検索しようと思った言葉などである。
きっとスマホとSNSのせいだ。僕は元来マルチタスクの人間ではない、と思いつつ本当にそうなのかいまいちわかっていない。単に、「マルチタスク苦手」って言いたいだけなんじゃないか。ミサワ的発言。まだミサワってやってるのかな。閑話休題。
僕がスマホを手にしたのは中学1年生の秋。確かiPhone4だった。当時、ほとんどの友人はガラケーを使っており、僕はもしかしたらその学年で、スマホを手にした初めての生徒だったのかもしれない。まだラインなんてものは普及しておらず、やりとりはメールだった。そうだ、まだあの頃はマルチタスクが苦手ではなかった。
twitterもFacevookもやっていなかったから、何か通知に怯える必要がなかったのだ。新たな情報の更新に敏感になる必要も。今となっては、通知もされていないのに、LINEを開き、案の定誰からのメッセージもなく、気がついたらLINEニュースを見ている。LINEニュースが久保建英の情報ばかりだ。これもAIのせいなのか。当時、僕はスマホで何をしていたのだろうか。
2chのまとめサイトでSSや怖い話をよく見ていたような気がする。どちらも結構な長さなのだ。それを深夜遅くまで毎晩読んでいたような気がする。お絵かきのアプリを使って、ipodのCM風の壁紙の作成なんかも行なっていた。一色で人を塗りつぶすアレである。
どちらも長時間の集中を要していたような気がする。twitterやLINEが気になり始めたのは高校に入ってからだ。高校に入って成績も下がった。音楽を聴きながら勉強を始めたのも高校に入ってからだったような気がする。中学生の時はどうだっただろう。中学生の時の俺は、俺史上、一番頭が良かった。なんだ俺史上って。ipodには音楽を入れていた、がそれを聴きながら勉強していた記憶がない。それに塾や学校での勉強が主だったからそんなことできなかったはずである。しかし、TVを見ながらの勉強はしていたような気がする。あまり覚えていない。
まあ、兎にも角にもマルチタスクもSNSもやっぱりよくないのではないか。これまではよく、何か音楽をかけながら日記を書いていたけれど、今日はただ日記を書いている。集中できているような気がする。やや筆のノリもいい。
浪人時代、ラジオを聴きながら勉強をしていた。ラジオの音が消えたら集中できている証拠なんだよ、なんて言っていたけれど、今覚えばただのいいわけだ。浪人してもサボっていただけなのだ。まあ、受かったから良かったけれど。ただ、第一志望ではないからな。もし、ラジオを聴いていなかったら、音楽を聴きながら勉強をしていなかったらもっと上の大学へ、学部へ行けたのだろうか。わからない。もしかしたらもっと病んでいたのかもしれない。明らかにラジオが今の僕の人格を形成している。
ラジオと少し距離を取らなければならない、そんな気がしている。スマホとSNSは言わずもがな。