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世界は思っていたほど厳しい場所ではなかったみたい

少しだけ世界が優しく見えるようになった。

優しい居場所には出会えていたけれど
この世界が優しいとまでは思えていなかった。

世界が優しいとは、ちょっと違うか。
『自分で思ってたほど世界は
 厳しいものではなかった』かな。

主に仕事において、なのだけど。

私は完璧主義・理想主義がすごく強かった。
そして
『人々も私と同じように思っているはず』
『常に完璧であることを求めているはず』
そう思っていた。

完璧を求める人々の前で
失態を晒すわけにはいかないと
言葉遣い、立ち居振る舞いには
とてもとても気を張っていた。
もちろん、時間・期日厳守は当たり前。

だからほんの些細なミスすらも許せなくて
自分がミスをした日には
この世の終わりかというほど落ち込んだ。

そして浮上するのも、割り切るのも
どちらも出来なかった。
ただじくじくと痛む胸を見ない振りして
どうにかやり過ごしていただけ。

今にして思えば、親のしつけの賜物だ。
「一人っ子だから甘えてると思われないように
 あんたは甘やかさない」
そんな理念の元、厳しく育てられた。

もちろんそれが全面的に悪かったとは言わない。
仕事でもプライベートでも
人からとても信頼してもらえる。

だけど
常に誰かに見張られているような緊張感は
私を疲弊させていた。

けれど心理学を学び始めて
根本先生の元で学ぶようになって
世界は自分の心・内面を映し出していると知って
その考え方を受け入れた。

それを受け入れた上で見えてきたのは
周りは私が思うほど
完璧を求めていたのではなかったということ。

みんなみんな真面目で、期日に厳しく
ミスは許さないものだと思っていたのだけど
全然そんなことなかった。
人は案外気にしてなかった。

そう気付いてしまった。
ようやく気付けた。

そうなのだ。
私自身が一番、私に厳しかっただけなんだ。

そういう思いで世界を見られるようになったら
世界からの厳しい視線が減った。

というかそもそもそんなものは存在しなくて。
私自身が私に対して鬼軍曹のように
常に叱咤していただけで。

みんなそんなに人を見てはいないのに
常に見張られてると思ってた。

だけどそれは私の中で起きてる事だった。

『私は私』として生きようとし始めて
時間はかかったけど
やっとそれが私の中に浸透してきた。

まだ肩の力を抜いていられるほどには
なっていないのだけど。

それでも。

こうして変化を感じられるようになってきた。
もう、それだけで。
ただそれだけでも。

きっと充分なんだ。


いつも読んでくださって嬉しいです。
ありがとうございます。


思いを書き出すこと。
ただそれだけでも、気持ちが楽になったり軽くなったりします。これは私の実感です。
でもブログなどで書きにくいこと、人には見せたくないこと、たくさんあると思います。
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