神さまテストから見えたもの

昨日、久しぶりの神さまテストのことを書いた。

神さまテストとは
決意を試そうとするような出来事のこと。

今回のこの出来事から
以前の、そうだな1年くらい前の私から
だいぶ変化していることに気付けた。

今までなら母から連絡がくると
「必ず返信しなければ」と
自動思考していたけど、今は
「返したくなければ返さなくていい」と
思えるようになっている。

反抗期がなかった私だけど
やっと、反抗できるだけの気力が
溜まってきたのかもしれない。

これまでずっと
私がどんなに苦しいと感じても
母の感情に寄り添うために
母の気持ちを逆撫でないように
考えに考えながら返信していた。

今思えば
『母の感情の処理』を私がしていたのだ。
幼い頃からずっと。

母の感情の処理が最優先だから
私の感情は後回しで
そのおかげで私は
私の感情がわからなくなっていった。

忌憚なく、言葉を恐れずに言うなら
私は母の『感情のごみ箱』であった。

ずっとずっと
そのことに疑問を抱くことはなかった。
それが当たり前で。

母の中から溢れた感情を私が引き受け
母はほんの一時、感情の解放を覚える。

けれど私は。
押し付けられた感情は
私の物ではないにもかかわらず
私を圧迫していく。

そうして私は
『私自身』の居場所を失っていった。

私は幼少期から
『現実感のない世界』を生きていた。
自分が物語の中の登場人物であるような。

今ならわかる。
私の中心が『私』ではなかったからだ。

私の中心にはいつだって母が居座っていて
そこに私の居場所はなかったんだ。

このことに
カウンセリングを受けるまで気づかなかった。
これが普通だと思っていた。

現実感のない世界で生きるのは辛い。
何をしても現実感がない。

だから私は
「早くこの世界から消えてしまいたい」と
ずっと願っていた。

けれど今は。
現実感のなさはほとんど感じなくなって
消えてしまいたいという感覚も薄れている。

この感覚が嬉しく感じていたのだけど
先日の神さまテストの直後
再び現実感のなさに襲われた。

外を歩いて、景色を眺めて、人々を見て
全部全部、現実感がなくて。

また私の中心を
母に明け渡そうとしているのだと気がついた。

だから
チャイルドとお話をしたり
好きなことに集中したり
「私は私」と唱えたり
色々やって、ちゃんとここに戻って来ている。

私は、私を助ける方法をたくさん知った。
だから以前のように落ち込み続けることが
なくなっている。

これまでがむしゃらに頑張ってきたことが
ちゃんと私の中に根づいている。

頑張り続けた私に、ありがとう。

いつも読んでくださって嬉しいです。
ありがとうございます。
あなたがいつも愛に包まれていますように。

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