最近の記事
「好きな映画監督はアルモドバルって映画好きがよく言いがち。」って言われた私の「花束みたいな恋をした」と「あの子は貴族」の雑感。
いつでも泣きたいぐらいだった。昨日と今日。 『花束みたいな恋をした』を観て、『あのこは貴族』を観た。最近は、あまり邦画を観ることがなかったけれど、なんとなく気になっていた作品だった。 『花束〜』は、印象的なフレーズが目につく、至るところ記号といった作品だった。何もかもが前振りで、何もかもが記号として存在している。役者も監督もカメラマンも、脚本家の示したラインに一列に並んではみ出すものはいない。はみ出しはしないけど、たまにボロを出す。別れた二人の現デート相手は、あまりにも二