オーストラリア ノーザンテリトリー ダーウィン にて482ビザ (DAMA)申請中!


ご無沙汰しています。

ダーウィンの板金屋です。

今回はまだ記事にしていなかった、

482ビザ【ノーザンテリトリー DAMAストリーム】

について掘り下げていきたいと思います。

オーストラリアの就労ビザ482を解説します

まずはオーストラリアの就労ビザである482ビザについて。
職場にスポンサーになってもらい、一定期間がすぎると永住権申請出来る(※諸条件あり)
ということで非常にポピュラーなこの482ビザですが
申請条件によって3パターンに分かれています。

1.Short term streem

short term streem専用のリストに職業が記載されていて、最高2年間まで滞在が許可されるビザです。

直接永住権申請には繋がりません。

2.Medium term streem

Medium term streem専用のリストに職業が記載されていて、最高4年間の滞在が許可されるビザです。

同雇用主のもとで3年以上雇用が継続した場合、雇用主の許可次第で永住権の申請が可能となります。

3.Labour agreement streem

企業と政府が直接契約を結び、従業員の雇用ビザを取得するパターンです。

オーストラリアの過疎地域で行われているDAMAはこのストリームを使用してビザを取得します。

最高4年間の滞在が許可され、同雇用主のもとで3年以上雇用が継続された場合、雇用主の許可次第で永住権の申請が可能となります。

482ビザの職業リストはこちらをご覧ください。
https://immi.homeaffairs.gov.au/visas/working-in-australia/skill-occupation-list

DAMAは就労ビザ申請ハードルが低めなので要チェックです!

例えば私は就労ビザの英語条件がネックで

シドニーでの就労ビザ取得が叶いませんでした。

しかしノーザンテリトリーのDAMAストリームを経由することで、ビザ申請が可能となりました。

職業や場所にもよりますが、私の職業でNT DAMAビザ申請に必要な英語スコアはこちら。


IELTS各セクション最低4で、オーバーオール4.5取っていればビザ申請可能です。

※この英語条件は職業によって変わってきますので、注意してください。

DAMAスポンサーの職場探しについて

私はもともとシドニーを拠点に生活しておりましたが、

シドニーでの482ビザ取得が難航し、

さらに学生ビザの残り期間が あと半年

という所に差し迫っていました。

そこでFacebookで見かけた、

スポンサー企業を紹介してくれるビザエージェントに相談をし

ダーウィンの企業を紹介してもらいました。

話はすぐに進み、テレビ電話でインタビュー。

DAMAでビザ取得可能ということで、

その一ヶ月後にはダーウィンへ引っ越ししました。

その後、ちょっとしたゴタゴタがあり

スポンサー企業を変更するのですが、

そちらでもDAMAビザの手続きが進行中です。

もともとダーウィンは過疎地で、ただでさえ人材不足。

ダーウィンの企業は良い人材を探すのに本当に苦労しています。

企業との交渉次第ですが、ビザに対しては柔軟に対応してくれる企業が多いと思います。

私見ではありますが、シドニーに比べて

企業側のビザに対する姿勢がまったく違うなと感じます。

シドニーは、人口も多いので、わざわざビザが必要な移民を雇わない。

ビザ申請には、企業側にコストも時間も面倒もかかりますからね。

そもそも、ビザって何?みたいな企業が多かった。

しかし、ダーウィンは 人口に対して

ビザを求めてやってくる移民の比率がが多いのでしょう。

ビザサポートしますよ、と謳っている企業の数が結構あります。

ビザ出したことあるよ、という会社が多いので、話がスムーズです。

シドニーでは、ビザの説明を1からしなければいけない事が多かったので

この辺はとても大きな違いを感じています。

DAMAビザは通常の482ビザと何が違うのか

2022年6月現在、DAMAビザのエリアは以下となっています。

Adelaide City Technology and Innovation Advancement, SA
East Kimberley, WA
Far North Queensland, QLD
Goulburn Valley, VIC
Great South Coast, VIC
Northern Territory, NT
Orana, NSW
Pilbara, WA
South Australia Regional, SA
South West, WA
The Goldfields, WA​​​​​
Townsville, QLD

ふつうは州の中の特定の過疎地エリアが対象なんですが、
ノーザンテリトリーだけは州全体どこでもDAMAエリアとして指定されていますね(笑)
さて、DAMAビザはスポンサー企業にとっては少し面倒のかかるビザのようです。
482ビザの申請の流れとしては、

  1. ノミネーション

  2. ビザ申請

  3. 承認

ですが、DAMAビザの場合

  1. 州政府からのDAMA承認

  2. ノミネーション

  3. ビザ申請

  4. 承認

と、1ステップ多くなっています。

スポンサー企業が州政府からDAMA承認 してもらうには

様々な書類を企業側が用意する必要があり、結構面倒がかかるようです。

スポンサー企業にはなんとか頑張っていただきましょう!!

オーストラリアで就労ビザ取得を目指すなら、DAMAおすすめです

DAMAはそのエリア毎に職業リストが定められていますが、

その多くは申請条件が易しめに設定されています。

例えば、ノーザンテリトリーの職業リストには

【Bar attendant supervisor】や【Barista】、【Beauty therapist】など

通常の482には含まれていない職業も該当していますし、

経験年数も短くてOKだったりするみたいですよ。

都市部で就労ビザ取得に苦労している場合、

DAMAも選択肢に入れて見ることをお勧めします!!

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