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女子高生が映画で大人になる漫画をご紹介

興味を持っていただきありがとうございます。

今回はコミックDAYSで連載中の『R15+じゃダメですか?』をご紹介します。ぜひ最後までお付き合いください。

あらすじ

大人になるって、どうすればいいの? 親からすべての娯楽を禁止されて育った天羽秋音は、ドラマのキスシーンも観れないくらい、”刺激的”なものが少し苦手。高校生にもなったんだから、なんとか克服したい! と意気込むが、なかなか道は険しい。そんな中、映画オタクの冬峰と知り合い、15禁映画を観ることになり…⁉

コミックDAYS より引用

作者・岸谷轟先生&裏谷なぎ先生

企画・原案を担当されている岸谷先生は、かなりの映画好きであることが本作からは伝わってきます。1話ごとにあふれる映画愛が余すことなく解説されていて、私も映画を見たくなってしまいました。

岸谷先生は本作のほかにもマンガボックスで『fake girl』も連載中です。

漫画を担当されている裏谷先生は、過去作について調べても特に見つかりませんでした。とりあえずTwitterにはシベリアンハスキーが好きと書かれています。のちほど詳しく紹介しますが、キャラクターの豊かな表情が特徴的です。

みどころ

R15+じゃダメですか?』は単行本1巻が発売中で、10月12日には2巻の発売が予定されています。そのため、今回は1巻を読んだ時点で私が感じたみどころを2つご紹介します!

1つ目はタイトルからもわかる通り、多種多様な映画の情報です。本作は刺激的な表現が苦手な天羽秋音がR15+の映画に出会い、少しずつ苦手を克服していきます。

1話につき映画が1作品登場します。中には全年齢の映画もありますが、基本的にはR15+の刺激的な映画を紹介しています。作品自体を知らなくても大まかな解説はしてくれるので問題ありません。しかもネタバレなどせずに、絶妙な塩梅で紹介してくれるのでご安心ください。

また、主人公が不慣れな映画に触れ、こぼしたピュアな感想や、映画を通して大人になろうとする健気な姿に心が温まりました。

もう一つのみどころが、登場キャラクターたちの可愛らしい表情です。作者の裏谷なぎ先生を紹介した際にも書きましたが、登場人物の表情がコロコロ変わります。

主人公の天羽さんはもちろん、一見クールキャラな冬峰君もさまざまな表情でリアクションしてくれます。度々デフォルメされたりもするので、キャラクターたちが楽しそうに見えます。登場人物が全員可愛く思えたことが個人的には一番印象的でした。

その他にも天羽さんの特殊な家庭環境だったり、この手の作品には期待せざるを得ない恋愛要素だったりが、今後どのような展開をみせるのかも楽しみです。


ということで今回は『R15+じゃダメですか?』をご紹介しました。映画が好きな人も、あまり詳しくない人も楽しめるのでぜひご一読ください!


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