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ジャンプ+主催 ミリオンタッグを実況 #5

記事に興味を持っていただき
ありがとうございます。

今回も集英社が主催している
漫画家発掘オーディション番組
MILLION TAGについて書いていきます。

前回は第二課題に取り組む連載候補者たちの姿と
結果発表までの様子を実況しました。
過去の記事はこちらからご覧いただけます。

今回は7月31日に公開された
第5話の実況記事です。

第5話では第二課題で上位になった
3組の様子に密着しています。
第二課題の結果を受けて
どのように取り組んでいくのか
さっそく実況していきましょう!


第三課題発表!(0:45~)

さっそく続く第三課題について発表されます!
第三課題のお題は…

【読切ネーム&キャラ絵】

です!

いや、第二課題と一緒じゃんと思いましたか?
今回は第二課題の内容に加えて
ジャンルページ数が指定されます。
それがこちら。

ジャンル:能力バトル
ページ数:55ページ以内
締切期限:3週間

王道であり難しい能力バトル漫画という課題に
各タッグがどのように挑むのか注目です!



第三課題作業開始(3:01~)

まずは前回2位だった早志×ハタケヤマタッグ。
早志さんもハタケヤマさんも
バトル漫画は未経験で不安はあるようですが
これまでと変わらず感情描写を武器にして
ネームを描いていくようです。

また、今までの課題で得た
オチに物足りなさを感じるという弱点を
自ら克服できるように課していきます。

企画会議で早志さんが提案したのは
この世とあの世を行き来する能力を持った双子が
戦いを乗り越えて亡くなったおばあちゃんに
会いに行くという設定。

オチの驚き要素として
実は祖母ではなく双子の方が死んでいたという
アイデアで家族愛をテーマに描くようです。

そんな早志さんの様子を見たハタケヤマさんも
自身も少年漫画に触れてきたからこそ
今回はなるべく読者目線でアドバイスすると
話していました。


続いて前回1位を獲得した藤田×林タッグは
今回も能力バトルの参考になりそうな
映画や小説の吸収に時間を費やしていました。

しかし藤田さんは課題のバトル漫画に対して
自身は向いていないと悲観的な様子です。
そんな藤田さんに対して担当編集の林さんは

「作家が何に向いているのか
分からないので読み切り作品がある。
描きやすいと思えばそのトライは成功であり
描いてみても連載できそうになければ
その瞬間はエラーになるが、
エラーを拾うことが目的なので
長い目で見れば成功となる。」

と語っていました。
もしかしたら今回の課題では
うまく描けないかもしれませんが
その先の漫画家人生では
いつかこの挑戦が活かされる日が来ると
林さんは確信しているようです。


続くぎざねこ×李タッグも
バトル漫画に自信がないようです。
そこで担当編集の李さんから

最終課題で出す予定だったヒロインを
第三課題でも登場させ、キャラクターを深堀する

という作戦が打ち出されました。

そこからわずか1週間で描き上げたネームは
文明が死に絶えた週末世界を舞台に
体が武器になる宇宙人のデコルテと
母親を宇宙人に殺されたケイゴが繰り広げる
物語を描いていました。

このネームを李さんが添削して
ブラッシュアップしていきます。
今回指摘されたのは
取り残された子供とケイゴが出会ったシーンに
ケイゴの感情を入れるというものです。

画像1

これにより主人公の過去を
1ページで見せることができます。


しかしここからぎざねこ×李タッグに
トラブルが発生します。

バトルシーンに
技名を入れるのか入れないのか
について意見が分かれてしまいました。

ぎざねこさんは世界観を壊すので
技名を入れたくないと主張しますが
李さんは能力バトルにおいて
技名が重要なポイントとなると
真っ向から対立しています。

はたしてどのように決着するのか
要チェックです!



賀来ゆうじ先生登場!(11:29~)

各タッグがそれぞれの課題にぶつかる中、
ジャンプ+編集部からなんと、あの、
地獄楽』の作者・賀来 ゆうじ先生に
直接質問できる質問会が設けられました!

質問会では連載候補者たちが
3名ずつ2組に分かれてそれぞれ
聞きたいことを賀来先生にぶつけられます。

以下に質問と返答をまとめました。

【早志さんの質問】
Q. 企画はどこから作っていますか?

A. 順序もクソもなく思いつくしかない
    自分が好きになれれば何でもいい


【ぎざねこさんの質問】
Q. 今の若者ウケを狙うのか?
    自分の好きなものを突き通すのか?

A. 『ベルセルク』の作者・三浦 建太郎先生と
    対談したときに一番感銘を受けたのは
    「啓蒙するつもりで描く」という言葉。
    まだみんな知らないが自分だけが知っている
    面白いものを教えてやるというつもりで描く


【藤田さんの質問】
Q. インプットしているだけの現状でいいのか?

A. アウトプットとインプットの代謝
    ずっと繰り返し続けると自ずと質が上がる


そして質問会の最後に賀来先生から
バトル漫画の極意が伝授されました。
そちらの極意については
ぜひ動画でご覧ください!


締め切り1週間前(14:33~)

賀来先生の質問会も終え
いよいよ締め切り1週間前となり
ここでようやく藤田さんも
ネームの制作に取り掛かっていました。

あのネガティブな藤田さんから
「林さんが面白くない顔したら嫌やな」と
少しポジティブなコメントが聞けましたね。


そしてまったく企画がまとまらず
ネームが進んでいなかった早志さんでしたが
質問会後に驚くほど企画が変わっていました。

以前のプロットでは前回上位に入ったからこそ
より良いストーリーを描くことに縛られ
早志さんが描きたいものが描けずにいました。

新しく作成したネームでは
心が読める少年と魔法少女のお話に変更。
ポンコツな魔法少女と心の声に苦しむ少年の
関係性や感情を丁寧に描写しています。

そうして遂に完成したネームを
ハタケヤマさんが添削していきます。

指摘されたのは少年が心の声に苦しむシーンで
4コマに渡ってモノローグが入っていた箇所。
このコマを1つの大きい絵にすることで
読みやすく、迫力のあるシーンになりました。

画像2



そして技名有り無し問題で対立していた
ぎざねこ×李タッグにとうとう決着が!

李さんは技名が能力バトルと普通のバトルを
分けるポイントになるので
無くしたくないという判断でしたが、
技名を無くしてでもぎざねこさんが楽しく
描けることを優先してくれました。

ここからのぎざねこさんは
ウキウキで作業を進めていきます。


同様に活力を得ていたのが早志さんでした。
ずっと読み切りが描けない時期を打破するため
ミリオンタッグに応募し
今では描くのが楽しいそうです。


各候補者たちがここまでの課題を経て
明らかに成長し、評価されてきたことで
自信をつけている様子が伺えますね。



藤田さんにご褒美が!(18:35~)

締め切りが4日前に迫る中、
この日は第二課題で1位になった藤田さんへ
ご褒美が渡されました。

そのご褒美とは…
SPY×FAMILY』の作者・遠藤達哉先生から
漫画制作のアドバイスがもらえる権利!

事前に渡していた藤田さんからの質問に
お手紙で返答を貰います。
返答はぜひ動画でお楽しみいただきたいので
今回は個人的に気になった一部を抜粋して
ご紹介します。

藤田さんからの週にどれくらい
インプット作業を行っていますか?
という質問に対して遠藤先生は
7~9番組くらいのバラエティを録画しており、
録画以外にもテレビは流しっぱなしなので
大量のバラエティを観続けているそうです。

バラエティ番組からインプットすることで
SPY×FAMILYのコミカルな掛け合いが
作られているのでしょうね!


さらに藤田さんへのご褒美はこれだけではなく
執筆に役立つアイテムとして
リクエストしていたスマホも贈られます。

意外にも藤田さんはガラケーだったようで
念願のスマホデビューとなりました。



締切目前でピンチ!(20:08~)

ご褒美を貰った藤田さんが
ラストスパートをかけるかと思いきや
その後行われたネームのチェックでは
林さんから厳しい指摘が入ります。

なんと締め切り4日前にして
50ページ中32ページが描き直しになりました。
今までもかなり筆が早い藤田さんでしたが
さすがに今回は厳しいようです…


さらに早志×ハタケヤマタッグにも
問題が発生していました。

なんと夏井さんと魔法少女のネタが
被っていたことが発覚したのです。
ネタが被れば比較されてしまうため
お互いに厳しい状況となってしまいます。


波乱な雰囲気の第三課題
前半組の様子について実況しました。

続く後半組はバトルが得意な人もいて
まだまだ予想のつかない展開が続きます。
果たして第三課題の結果はどうなるのか
ますます目が離せませんね!


というわけで今回は
ミリオンタッグ第5話の実況でした。
次回動画は本日8/6の18時から
ジャンプチャンネルで公開されるので
そちらもぜひぜひご覧ください!

それでは最後まで読んでいただき
ありがとうございました。

次回もお楽しみに〜

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