じっくり歩き回りたい日本平動物園
自然に囲まれた傾斜地にある日本平動物園、飼育舎が近代的な建物が多く硝子を多用して動物達を近く観察しやすい動物園です。動物達の展示施設は、1つの動物に対して屋外と屋内の併用や屋内施設が多い為、雨の日でもゆっくり観察が出来るのが特徴です。掲示物や飼育係さんの手作りの解説看板も多く、剝製や標本の展示もあり、じっくりと観察するなら半日は絶対に必要です。少し順路が複雑ですが全体的に敷地は広くなく飼育舎の間隔も遠くは無いので歩き回っても足の疲労は少ないです。
ちなみに、私が訪れた日は横殴りの雨。車で東京から行ったのですが高速道路では前のガラスが雨で真っ白になるぐらい。それでも動物園では展示場と展示場の間は傘を差しますが、室内施設や屋外でも屋根や雨宿りが出来る箇所が多くて存分に楽しめました。ここだけの話、雨の日に狙い目の動物園です。
カピバラの放飼場は「ふれあい動物園」の中にあります。ふれあい広場にはヤギやヒツジは餌やりが可能、ウサギやモルモットなどはふれあいが出来、ポニーの乗馬体験も出来ます。カピバラ放飼場はコンクリート&土砂敷きで、約直径3mの8角形のプールが特徴的、その横には高さ2mの小さな滝が完備されています。また放飼場には2畳のコの字型の小屋があり方面はお客様の通路と面してガラス張り温熱ヒーター完備です。現在4頭のカピバラを飼育中、この日は放飼場内で3頭の池で佇むチームと1頭はヒーターを楽しむカピバラと分かれていました。
ふれあい広場の横には、軽食を楽しめるレストランがあり、動物をテーマにしたメニューが並んでおりました。もちろんカピバラもハッシュドビーフでありました。広くてトイレも完備、ゆっくり休めました。