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ママのための予防接種指南Matome

§ プロローグ
Amebaにも同じ記事がございますが、NOTEにも刷新して載せますね。新ころ(さーず2)で疲弊しきった人々が一縷の望みを託す予防接種。各製薬会社は慌てて作っており、確実に売れることが分かっているので臨床試験で問題が起こっても意地でも世に出してきます。有効率95%などという発表まで出ましたが、取り敢えず死人が続出しなければ発売へ邁進します。そして国は発売とほぼ同時に緊急認可をし、本当の安全性は世に出してから検討することになります。本当にそこまでの利点があるのかは不明のままですが、恐怖をあおられているので接種希望者は果てしなくいるでしょう。ただ、この方程式だけは知っておきましょう。《 緊急認可 = 安全性の省略 + 効果不明 》

世間一般では予防接種に何の疑問もなく接種を繰り返しています。しかし近年は疑問を持つ人が増えてきました。お子さんを産み、1人の人間として育て上げる重責、何かあってはいけないプレッシャー、それだけなら迷わず接種ですが、疑問が湧く。役所から届く書類を見て「こんなに打つのか!?」という違和感や恐怖を感じるようです。そして調べれば調べるほどに、情報の嵐へ突入して取捨選択ができなくなってしまう。

接種をする/しない この選択をするためには判断基準が必要です。判断基準の精度を上げるには情報収拾して理解を深める以外にありません。その方々のために指南書として再度まとめてみました。

§1 予防接種法
平成6年に「強制接種は廃止となり、接種の最終決定は国民に委ねる」と改正されました。要するに、全ての予防接種は任意接種となったため、接種前には必ず同意書への署名を求められます。ですから、医師は「勧める」「意見を述べる」のは構いませんが、「打たなければならない」とか「打たない人はおかしい」というような発言をしてはいけません。同意なき薬剤投与は傷害罪に相当しますし、「打て!」と怒鳴るような恫喝は刑事的犯罪です。
a) 定期接種
国が推奨する予防接種であり、地方自治体は市民へ推奨することが義務づけられます。繰り返し接種の案内が来るのは、単なるお役所仕事です。市民には「接種努力義務」が課せられており、闇雲に接種拒否はできません。
b) 接種努力義務とは?
役所から配布される書面を見ると、署名欄に(同意します・同意しません)という選択肢が記載されていることが多いです。ということは、同意書を読むことが接種努力義務を果たしたことになる、ということです。堂々と(同意しません)に丸を付けて帰ってよいわけです。できれば全ての薬剤添付文書をプリントアウトし、ファイルして熟読し、添加物を知り、副作用の内容と確率を理解して、他者へ説明できるほどにしておきましょう。
c) まだまだ予防接種をしない人は変な人だと思う医者は数多く、医者の特徴として薬剤知識は皆無で「ほぼ100%効く」という謎の前提からスタートしていることを知りましょう。ですから打たない人を見ると腹が立って怒鳴ったりするのは単なる偏見の塊なので、論破は不可能です。これは地域によってしきたりが違うように、文化の違いと同じなのです。牛は神の使いとする国もあれば、バクバク喰らう国もありますが、この関係性に似ています。医者は単に盲進しているので聞く耳などあろうはずがありません。ここは理解しておきましょう。
d) 予防接種をしていないと保育園には入れない、入学できない、修学旅行へ行けない、実習へいけない、海外留学できない等、これは世間体を重視した組織としての対応で、法的根拠は全くありません。単なる組織の世間体や思い込みに人生を翻弄される筋合いは無いのです。それを踏まえ、可能な限り平和的な解決を模索してください。

§2 公的機関からの情報を得る
情報を得る場合、極力公的機関を参考にしましょう。感染症が流行っている報道を見た場合、まず感染症疫学センターの発生動向を確認します。発生地域や数を見て、問題があるかを考えます。いつも思うのですが、報道内容と実際の数値に整合性がとれないことは多々ありますので、情報操作なのかなと思ったりします。

* このサイトの活用法ですが、左のメニューから「感染症情報」の「疾患名で探す」から目的の感染症を選びます。「〇〇 発生動向調査」を選び「速報グラフ」を確認します。もし、この方法で情報が得られない場合は、発生していない、発表していない、発表するに値しない、発表を控えるように圧力がかかっている、等が考えられます。その場合は普通にググりましょう。「〇〇症 発生動向 〇〇年」で検索をかけると色々出てきますので頑張って調べて下さい。
* どう頑張っても情報が得られない場合は気にするに値しないレベルであると私は考えております。あと、大都市圏や人がたくさん集まる場所で感染症が増えるのは当たり前です。乾燥する冬に感染症が増えることも当たり前です。病人が集まる病院は感染症の巣窟と思っていていいでしょう。管理体制を体感して確認してください。どうしても心配な方は田舎の実家へ一時避難するか、外出せず家に引きこもりましょう。妊娠初期の妊婦さんでご心配な方は安定期に入るまでは家庭内別居もやむを得ません。病院へ行くだけでリスクはありますし、薬剤によるリスクもありますからね。よく考えて下さい。
* 海外の動向を知りたい方は、せっかく税金を払っているのですから、外務省や厚生労働省のサイトを活用しましょう。接種のタイミングは海外へ赴任・移住・長期留学をする時に考えれば間に合います。ただし、接種する場合は抗体産生の期間から逆算して渡航3週間前までに接種を終了した方がいいでしょう。因みに中央アフリカのいくつかの国では黄熱病の予防接種証明がないと入国ができません。JICAや国境なき医師団で行く場合は、入国先の状況をよくご確認下さい。新ころの予防接種に関しては未知数なので、各国の動向を注視していきましょう。
 *海外安全対策(よくある質問集)*各国・地のワクチン接種医療機関等について*FORTH *義務か推奨かまで記載されています

§3 薬剤添付文書
【薬剤名 添付文書】で検索できます。職業確認画面が出る場合はためらわず「勤務医」を押せばいいでしょう。PDFファイルが読みやすいので、それをプリントアウトしてファイルしておきましょう。これは発売した会社が発行したものなので、自社に不都合な情報は過小評価されているという超ド偏見が前提として必要です。
副反応という表現がなされていますが、通常の副作用と意味は全く同じです。これらの病名をネット検索してプリントアウトしてファイルしましょう。難病指定されるような病名もよく見られます。難病のリスクを負って、その感染症が防げたらいいなという同意書への署名であり、場合によっては死亡もあり得るけどOKですね?という同意でもあります。
a) 劇薬という記載
全ての予防接種に記載されており、辞書には「作用が激しく、使い方を誤ると生命にかかわる非常に危険な薬品」と書いてあります。これを生後2ヶ月から少なくとも毎月接種することに何も疑問もないのかが不思議です。
b) 生物由来製品という記載
簡単にいうと、生産には色々な生物を使うので未知なる微生物が混入するかもしれないけど仕方ないという意味のことが厚生労働省のHPに記載されています。未知ですから、検出する方法は無いということです。そんな心配をするよりも、効くであろう事に期待しなさい、というスタンスです。厚生労働省の正式見解としては、リスク < ベネフィットだからOKで、もし100人助かる可能性があるとしたら1人死人が出てもやむをえない、という論理です。そもそも論理的に真に有効かどうかは証明できません(無効かどうかも証明できません)。

§4 免疫反応
通常の感染とは異なり、注射で病原体を直接体内へ打ち込みます(生:生きている、弱毒:弱っている、不活化:断片など)。それに対して免疫細胞が強制的に反応が突然にひき起こされます。全ての副作用の一番目に「アナフィラキシー・ショック」と記載されているように、免疫反応が過剰に起こって命の危険も起こりえますよ、ということです。ですから、元々アレルギーをお持ちの方はこの確率は上がるのは当然です。アレルギーとは、花粉症、食物アレルギー、アトピー性皮膚炎などでを指しています。

§5 色々な人の本を読みましょう
賛成派と反対派に分けられたりしますが、読めばどちらかは解ります。どちらの意見も知っておくことが必要です。「子どもと親のためのワクチン読本/知っておきたい予防接種:母里啓子(もりひろこ)著」という本、この一冊は持っていて良いのではないかと思っています。*母里啓子さんは反対派に分類されています(私は中立派なのですが反対派に分類されています)

§6 予防接種On-lineサミット(まだ動画購入が可能だと思います)
10名の意見を動画で見ることができますが、これも10種類の偏見です。9名が反対派っぽく、1名が中立派っぽい。なぜ賛成派(推奨派)がいないのか? という指摘があるそうです。主催のD.ゆかりさんによれば、賛成・中立・反対をまんべんなくインタビューするつもりだったが、インタビューを受諾したのが動画にのっている10名だったのです。賛成派(推奨派)は、オファーを無視するか拒否だったそうで、非常に残念がってました。実は声を大にして賛成できない理由があるのでしょうか。実に不思議です。

§7 その他の情報
*英語の本:Miller's Review / Critical Vaccine Studies(反対派の論文をまとめた本らしい)*Child Health Safety*Vaccines Revealed / Studies Prove Without Doubt ~~

§8 接種を絶対にしない、と言わないようにしましょう
例えそう思っていたとしても、言ってしまうと人間関係に無用な波風が立ちます。図らずして予防接種の話題になった場合、先ずは「全部を子供に接種させるのは怖いので、吟味している」と言っておきましょう。話が進む場合は作ったファイルを出して説明を始めましょう。添付文書をよく読み、副作用もある程度理解し、その確率を考えた場合、麻疹と破傷風は現在接種を検討中であり、体力的なことを加味すると2歳以降にしようと思う、と述べれば相手も理解を示すかもしれません。「接種しない」という言葉に推進派の方は嫌悪感を抱きやすいことを知りましょう。

§9 以上を踏まえまして
ちまたの情報を鵜呑みにしない(噂話は聞くに値しない)
信頼筋から得た情報を消化吸収する
調べた資料をファイルしておく(いざという時に見せるため)
更にネット記事や新聞記事をスクラップしておく
身につけた情報と過去の知識を融合する
整合性を意識して自己偏見論理を構築する
日頃は潜伏キリシタンのように戦わず過ごす
接種歴の無い母子手帳をむやみに人に見せない(基本は門外不出)
いざという時に備え、伝家の宝刀を準備する
論破できるスキルを身につけるため、実際に知識をアウトプットする練習をする
お互いを尊重し、認め合う世界を目指す

§10 補足事項
a) 医師や保健師、役所の人などと予防接種の会話になる場合は必ず録音しておくこと(出すか隠すかは任せます)
b) 予防接種をしておくと発症しても軽く済む、これはですね、医学生理学的論理から、予防接種ではなくて貴方の免疫が軽くしてくれたことに間違いありません。
c) 予防接種の有効性も無効性も証明する術がありません。なぜなら、全人類に免疫システムが備わっているからです。予防接種が無効でも防げる人はたくさんいる、という事です。たとえ有効性があったとしても、変異の度合いによっては無効となります。例えば、インフルエンザウイルスは激しく変異することが知られており、論理的には予防接種を作ることは不可能です。毎日鍵穴が変わる家の、今日の合鍵を予測して作ることができないようなものです。
d) 予防接種しない人が感染を広めるという話しも誤りです。予防接種は発症を抑えるか、否かだけです。接種者でも感染発症者はいますので、接種した・しないで感染の広がりを論じてはいけません。無用な差別を生まぬようにしてください。
*新ころ(さーず2)の重傷者が若者で少ない理由は明白で、免疫力や生命力が高いからです。これは同時に無症状感染者が増えることにもなります。
e) 国立感染症研究所の麻疹のデータを見ると、接種者の方が未接種者よりも発症数が多いのです。ただ十代は少ないので、それなりに効果を発揮していると言えそうです。しかしこの年代でも接種者の発症者も半々で、接種したら安心だという結果には至っていない、これは毎年同じ状況です。裏を返すと、接種者も重大な感染拡大源になっている、ということです。
f) 抗体価は希釈倍率64倍でちゃんと検出されていれば有効域と判断します。それ未満ですと防げないと医学的には判断します。また、予防接種でできた抗体が、本当に世で出会う病原体と1対1対応なのか? は、確約できません。
g) インフルエンザワクチンを社員や学生に強要する風潮がありますが、社員や学生に強要することは法律的には正しくありませんし、不当な差別の温床になりかねません。健常な65歳未満は「任意接種」ですので、個人の自由を会社や学校が侵してはなりません。これは憲法で補償されていることで、憲法は法律よりも格上です。
h) インフルエンザの治癒証明ですが、厚生労働省のHPを確認したところ、陰性を証明はできないし、病院の迷惑になるからしないように、とのことです。これは学校が生徒に求めることも同様になります。驚きですね。きっと誰も知らない。
*厚生労働省HP(Q&A;18より転記):「診断や治癒の判断は、診察に当たった医師が身体症状や検査結果等を総合して医学的知見に基づいて行うものです。インフルエンザの陰性を証明することが一般的に困難であることや、患者の治療にあたる医療機関に過剰な負担をかける可能性があることから、職場が従業員に対して、治癒証明書や陰性証明書の提出を求めることは望ましくありません。」

§11 もし個別にご相談の際はホームページからご依頼ください。

これが少しでもお困りの方のお役に立ちますように。

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