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せとうち古民家お試し住宅「下津井シービレッジハウス」【岡山県の移住視察③】

2、3日目は下津井にあるおためし住宅に宿泊しました🙋‍♀️
下津井シービレッジハウスは倉敷市(特に児島地区・下津井エリア)への移住を検討している人向けの施設です。

お試し住宅というと1週間以上と長期滞在を条件としたものが多いですが、下津井シービレッジは「2泊以上(14泊以内)」から利用可能なので、とても利用がしやすいです。

また、3月に出来たばかりということもあり、とてもキレイです🥰

入り口がもうかわいい🫶🏻
中も広々です
必要な生活用品がそろっております🫡
ハンガーを持っていこうか直前まで悩んだが、たくさんあった
洗剤は前の使用者の方が好意で置いていったものらしいので必ずしもあるとは限らないようです
お風呂もキレイです!✨
洗濯機もあるので長期滞在も安心…
食器類も揃っております🍴
ゴミ袋も持っていったけどあった🐰

▼こちらの動画も分かりやすいです

私達はAタイプのお部屋でお風呂がありましたが、Bタイプの場合はシャワーのみです。また当日まではどちらのお部屋になるかはわかりませんので、ご注意ください。

あ、あと写真を取り忘れてしまいましたがAタイプは独立洗面所もあったので鏡もありましたよん💄

1室1泊あたり電動自転車利用料として1000円払います。
優しすぎるお値段…😭

ちなみに、お試し居住施設のある下津井は倉敷市のかなり端の方に位置しています。近所に個人商店はありましたが、一番近くのコンビニまでは徒歩で45分ほどありますので、食料の調達は児島で済ませた方が安心です。
ただ電動自転車があるので行こうと思えば児島の方にも出られます🚲

3日目はこの電動自転車にお世話になりまくるのですが、下津井で回った場所はどこも最高でした!!(´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥`)
詳しくは次の記事にまとめます。

人があったかい下津井

お試し居住施設の利用条件として、滞在中に「体験プログラム」を利用する必要があります。
体験してみたかったので、条件に入っているのが嬉しい限りです。私達は「下津井まちあるき」をチョイスしました🚶

本来はベテランおじさまが案内してくださるようなのですが、私達を案内してくれたのは青年。
話を聞くと、出身地が私たちが今住んでいる場所から徒歩5分くらいのところだった(笑)すごーい!!
偶然の一致ということで、今回はこの青年が案内してくださることに。

施設から徒歩5分くらいでこの景色
高台にある神社からの景色
むかし下津井回船問屋の建物。貴重な展示品がたくさんあります。

そもそも「回船問屋」を理解できていなかったのですが、江戸時代に船で積んできた荷物を取り扱っていた商社のようなものらしいです。
こちらの建物では下津井の歴史を振り返ることができます。

普通の旅行だとスルーしてしまいそうな街の歴史や、そこに暮らした人々の生活を想像できて、とても興味深かったです。
江戸時代はこんな風に人々が暮らしていたのかぁ、、、とか若い頃は全然楽しくなかった歴史が面白いと感じるんだから年とったんだな(笑)

ガイドの彼が下津井に移住してきた理由などを聞きながら案内していただき、あっという間に時間が過ぎました。

まち歩きで思ったのは住民と住民の距離感がとっても近い🤗
彼がすれ違う人達と代わる代わる話していて、みんな知り合いなのか?と思うレベルでした。
ちなみに私たち旅行者にも挨拶してくださり温かい街だなぁと感じました。

案内をしてくださる中で、彼はこの街を盛り上げるための長期的なビジョンを私達に話してくれました。

私自身、移住はしたいけれど地域への貢献のようなレベルまで考えられてなかったので、なんというか彼の熱い思いにジンとしました🥲
Uターンで生まれ故郷とかであれば、まだ土地に愛着があるので分かるのですが、自分と縁もゆかりもない土地に情熱を燃やせる彼が素敵だなぁと。

今は仕事の傍ら、おむすびやさんやお塩の販売を行っているそうです。
全力で応援したくなる方でした!!お話できてよかった〜〜〜🫶🏻

そもそもこのお試し居住施設は「下津井シービレッジプロジェクト」の一環として行われています。

プロジェクトを立ち上げたのは3人の実業家のみなさん。この町にかつての活気を取り戻すため、2017年に発足したようです。

下津井シービレッジプロジェクトの事務所。
お試し居住施設から徒歩1分くらいのところにあります。

お試し居住施設の手続きなどはこの写真の「下津井シービレッジプロジェクトの事務所」にて行います。
明るいおじさま達が出迎えてくださり、徒歩圏内で食料品が購入できる場所なども丁寧に案内してくださります☺️

下津井のことや町おこしについての想いなども聞くことができて、普通の旅行では味わえない人との交流があり、とっても楽しかったです。
やっぱり人との交流がある旅は楽しいな〜と改めて実感。
実際に移住した方についてのエピソードなどもお伺いし、特に少し不便な地域は移住後もこういった人とのつながりがあることが本当に心の支えになるなーと思いました🥹

ーーー

下津井では人との距離がとても近かったので、移住の際には「自分が気持ち良いと思える距離はどれくらいなんだろう。」ということをすごく考えさせられました。

東京生まれ東京育ちではあるものの、下町に生まれた私は近所のおばちゃんがおかずを分けにきてくれたり、子供ながらにそういうことが嬉しかった覚えがあります。

でも思い返すと親がお返しをしていたり、町内会のお祭りを成り立たせるためな色々な苦労もあったんだな〜と大人になってから分かりました。笑

人とのつながりを求めつつも、近すぎるのも怖い。というのが正直な今の私の心情。

適応障害のような症状を繰り返し、会社員をドロップアウトしてフリーランスになった私はようやく人間らしい生活をできるようになってきたばかりなので、まだがっつり人との絆を強くしていくような地域との関わりは難しいのだろうなと感じています。
一方で都会ならではの「個」感もちょっと寂しいなと感じたり。
わがままじゃな🥺

こういった地域の特性?のようなものはインターネットの情報では分からないし、実際に足を運んでみて、むしろ住んでみないと分からないかなぁとも思います。

今住んでいる埼玉も薄いつながりみたいのを期待していましたが特に生まれていない。笑(自分がひきこもっているせいか)

いつか怖いという感情がなくなってオープンになれたらいいなぁと思いますヾ(。>﹏<。)ノ゙

話は逸れましたが、下津井のお試し居住施設は本当にオススメです🥰
公式サイトではカレンダーでお部屋の空き状況もチェックできますし、イベント情報も載っています。

▼下津井でのお試し移住についてはこちらの公式サイトをぜひ御覧ください

次の記事では下津井で訪れた素敵スポットをご紹介します。

本noteでは埼玉から地方移住したいWEBフリーランス夫婦が移住までの記録を書いていきます。
現時点では時期や場所は未定です。
実際に地方に移住した先輩、同じような方とゆるりと繋がれたら嬉しいです🧚‍♀️

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