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【番外篇】続「振り返り」を振り返る#2:なぜ続かないのか考えた

「振り返り」作業と一口に言っても、振り返る期間も、対象領域も、それをやる目的も様々で。

私のように、タスクというかTo Doリスト的な日々のやること確認とセットでという、極めて具体的な目的で行いながら、しかも対象領域は「生きることの全て」だったりする場合、うまくいかない時は誰に相談すれば、誰の指導を受ければ良いのか。ビジネス系のノウハウ屋さんも、心理学や精神医学方面の公的有資格者も、占い師などオカルト・スピリチュアル系の人も、ある部分で有意義なアドバイスをいただけたりするのかも知れないが、マージナルな実践故全面的にケアしてくれる人などいない。と知った瞬間、爽やかに一陣の風が吹き抜けたというか、こりゃもう自分でやるしかないなと諦めがついた。ついたんやけど、シンプルな「多次元一括管理」にはなかなか行き着かなかった。行きつかないどころか、「振り返り」作業は、なかなか習慣として定着しなかった。

To Doリストは常に手元にあったし、打合せや〆切はバイブルサイズのカレンダーリフィルに都度書き込んでいたし、案件別のスケジュール表もまあ大体似たような感じ。だが、併せて振り返りをやらないことには物語性を獲得できないつーか、日々ただただ目の前に突きつけられた課題に追い立てられるだけの、何やら浅ましい感じになってしまうことは避けられず。

では、それほど重要なことなのになぜ続かないかというと、これはもう一重に面倒だからで。

シンプルでなければ続かない。もちろん、それは正しい。と思うんですが、自分は一つ大きな勘違いをしており、

「多次元一括管理」は、必ずワンシートで行わなければならない。

と思っていた。「一覧性」に執着するあまり、そんなところで固まってしまってたんですね。

例えば、日本特有のA4とか。大きめに書くなら、「一日一善」とか「鯛焼きを買う」とか「犬を洗う」ぐらいの文字数でほぼ埋まってしまうぐらいのサイズだ。

この思い込みは、かつてウェブデザイン(※PCの場合)について言われていた、

「大切な情報は1stビューに収まっていなければならない」

なんかに近いものがあり。ちなみに「1stビュー」は、個々のユーザーの設定によって違ってくるので、実はもともとそれほどの意味はなかったんだ、と今ならまとめたりできる訳ですが。

ともかく、そんな無駄なこだわりから、私が解き放たれたきっかけは、実スマホだった。

「何や、スクロールてそんなしんどないやん」

一覧性についても、画面に全体が表示されなくても、ちょこっとスクロールするぐらいなら全然OKと。そこはデバイスありきの気づきでした。

そんなこんなで、「多次元一括管理のススメ」は明日公開予定。



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