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1月11日(土) 事情と月蝕満月

 えべっさんの帰りや。

『……解放感に浮かれ緩んで酩酊するのではなく(中略)「振り返り」的作業をルーティン化してみよう。みたいな気持ちではじめます。』

 間違いなく、自分で書き公開した文章。ですが、これは難しい。と言うより無理。なぜなら、土曜日はたいがい大阪市内の某バーを覗くので。開店と同時に入店、烏龍茶をオーダーし二言三言口を利いて15分で帰る。なんてことができれば酩酊は避けられるし、それに近いことやってる人もいらっしゃるけど、せっかくバーに寄るならだんぜんアルコール飲料を飲みたいし、チャージ付きの烏龍茶がチャージの付かない烏龍茶より旨いとも思えないし、ほかにも事情があったので自分はまずこれを止めることにしたが、覗かない日は神戸方面で打楽器の練習などをやっていたりもするので、何と言うかやっぱり難しい。

 このように難しい事情はあるんやけど、心がけ次第で何とでもなる勝手な事情なんで、書きながら恥ずかしくなってきた。しかも今日は明け方半影月蝕&満月。細々した事情や言い訳用の屁理屈も思いついたハナから溶けていくような感じであり。そうですね、「振り返り」には良い日なんじゃないすかね。まあ、やることはいたってシンプルなんで。

 ヤラカシちまった悲しみ、恥ずかしい失敗、苦めの思い出など新しいの古いの軽いの重たいの取り混ぜ、記憶の中にある未処理アーカイブの中から任意のシーンをチョイス。ショボクレ凹んで自信喪失状態だったり、悔しかったり怖かったりで泣いていたり、ヤケクソになって放蕩的方向を選択しようとしていたりする「そのときの自分」に、何ぞ声をかけてあげる。

 てなことを、とっくの昔に解決済みと思っていた問題が一周回って違う顔を見せたタイミングで、割と真面目にやってみる。


『偏見を壊した。つもりの偏見。がひっくり返る。だろう』

たぶん何かの予感について記したと思われる、先週書いた備忘録的メモの断片ような事態が、既に何処かで起こっており。武運長久を自分で祈る。



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