『虹の翼』
「世界初の動力有人飛行は、1903年12月17日、ライト兄弟によって成し遂げられた」
「ライト兄弟」という言葉を耳にした方は多いはず。
しかし、もしかしたらこの「世界初」は、日本人だったかもしれません。
その日本人は、「二宮 忠八(にのみや ちゅうはち)」です。
二宮忠八がプロペラ式の模型飛行機の飛行実験に成功させた日が、1891年4月29日。ライト兄弟が初飛行に成功した日より、12年も前のことです。
タイトルの小説を読みましたが、当時の軍の協力があれば、確実に世界初は日本人になっていた可能性が高いです。
雑誌『Newton』の別冊である『飛行機大図鑑』を読んだおかげで、二宮忠八を知り、吉村 昭 著『虹の翼』に辿り着きました。
こうやって飛躍する発想をする日本人がいたことは、誇らしいことです。
実は日本人が世界初なものや、世界初だったかもしれないものを、今後も掘り下げていきます。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?