【FX】トレードでは天井と底は自然と見つかる理由

2024年11月9日 13:25

FXトレードにおいて、高値と安値を意識することは大切です。

たとえば上昇局面では高値と安値を切り上げているので、安値を割り込む場面があれば下落に備える必要があります。

もし上昇から下落へと切り替わったならば、その時につけた高値が「天井」となります。

そこで、いつ天井をつけるのかを予想しようというアプローチも、FXトレードにはあると思います。

ひとつはっきりしているのは、天井をつけたあとには安値を更新するということです。ならば安値を割り込んだ時に「売り」を入れればよいのではないか、という話になります。

しかし実際には、安値を割り込んだあともさらに高値を更新することがあります。

ではこのようなアプローチは役に立たないのかというと、そうではありません。

そのような場合は単に、あらたな「底」を作っただけのことです。

その後に上昇し、高値を更新しないまま最高値とその「底」の間を上下動しているならば、そこで多くの人が反転の機会に備えていると考えてよいでしょう。

おそらくその「底」を割り込めば大きく下落するでしょうし、あるいは高値をさらに上抜ければ大きく上昇するかもしれません。

このように考えてみれば、ピンポイントで「天井」と「底」を予想する必要はなく、単純に値動きに合わせてポジションを作ればよいことがわかります。

その中で自然と天井と底を意識したポジション構築ができるようになります。

このような考え方のもとにトレードした結果が以下のようになります。

値動きを予測するのではなく、単純に値動きに合わせてポジションを作る、時に必要があれば切り替えるといった作業をしているにすぎません。

あるいは高値と安値の間、つまり「半値に戻る」という現象を利用したポジション構築の方法もあります。以下ではビットコインを使っての半値戻しにおける利益確定を狙ったポジション構築をしています。

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