東京・公募展『六角parade』
こんにちは🌞
様々な日々を生き物たちと共に出来るアクセサリーを制作しております。
capriceです🌼
本日は、公募展にお持ちする作品のご紹介をさせていただきます!
❋公募展詳細
一色商店様 主催
『六角parade』
●日程: 7/23(火)~終了時期未定
●場所: 入谷(東京) 一色商店様
東京都台東区竜泉1丁目10−3 2階
※入場無料
❋作品紹介
では、ここから先は公募展に出しております作品を紹介させていただきますね😊
capriceの作品につきまして…
強度(強化剤やUVレジン)・退色(UVカットの塗料)などの対策を作品に施しており、作品を少し落としただけでは壊れることは御座いません。
上からの強い衝撃やピンポイントで刺すなど破損の可能性がありますので、ご注意くださいませ。
(本作品は全て手作業で制作しておりますので、お取り扱いにはご注意ください。)
※ご覧になられているモニターによっては、実際の色味が異なる場合がございます。ご了承くださいませ。
『窓の向こう側』
●素 材 :樹脂(合成樹脂など)、ネイルポリッシュ、ワイヤー(芯材:真鍮線、ポリウレタン加工など)、金具(真鍮など)、塩ビ板、アルコールインク、メディウム、ホイルフレーク、クリスタルガラス、クリスタルパール、樹脂パール、ワーロン紙など
●価 格 : 非売
(展示のみ)
❋作品のテーマ
美大生時代、私は芸術学科からプロダクトデザインへ転学科した異色?な経歴を持っています。
(長くなりそうなので…ここではこのお話を省きますね💦)
2つの学科を経験し両者で学んだ「作品を通じて人と人を繋げる」を今回再び作品の題材にし、作品を制作しました。
私が常に作品を作るにあたり物語を序章しか書かないのか…その理由がまさに上記に上げた言葉を大切にしているからこそなのです。
なぜそれだけで人と人を繋ぐのか…?
私が簡単に描く世界は先程も述べた通り序章です。
序章を読み、作品を見て鑑賞者(お客様)が各々感じる世界を思い描いて、初めて私の作品は完成した作品となります。
勿論、最後まで私の世界をひたすらお話するのも良いと思います。
でも私にとってこの“繋がり”は、1つの作品を何十通り何百通りの世界に連れていってくれます。
見て考えて感じる。
簡単な感想でもいいんです。
寧ろアートという存在が高い敷居ではなく、アートって気軽に入ってきていいんだよ~と、入口的な存在になれる作品になりたいと常々思いながら制作をしております。
なので、この先も皆様と一緒に作品を作り上げていけたら嬉しいです😊
今回の作品で人と人を繋げるとは?
今回の額縁作品は何度もお伝えしている通り、私1人の世界では完結しません。
あなたが作品を見て、光に当てて覗いてみて、各々感じる世界を目で見て感じる。
そこまでを通してはじめて今回この作品の物語が完結します。
投げやりではないか…と思うかもしれません。
でも想像こそが楽しいと思ってしまう私だからこそ思うアートのあり方を少しでも皆様と共有したい…。
そういう考えだからこそあえて色んな角度から光を当てている写真をあえてSNSなどには上げておりません。
現地で是非、生で作品を見て、光に当て…その景色を覗いて見てください。
どんな世界があなたを待っているのかを楽しんでくださいね😊
❋何故この作品を作ったのか?
今回、一色商店様にこの公募展のお話をいただき実際に額縁を手に取って眺めた時、私の中でふと“窓”が浮かびました。
「窓は景色を切り取りアートに変える一番身近な額縁である」と、以前とある寺院の一室から眺める日本庭園を見て感じたことを思い出しました。
その記憶をよみがえらせながら、今回の作品のモチーフも蝶と花、葉っぱ、蔦なども少し和のイメージを加えながら制作しております。
実際には居ない宝石をスライスした時の断面かの様な翅を持つ蝶々。
睡蓮の様で異なる花。
キラリと輝く葉と深い青の実を付ける植物。
波や雲の紋様や水をイメージした背景。
色は天然石をイメージして…
蝶々は、ラピスラズリとラブラドライト。
睡蓮は、ルビー。
植物は、アクアマリン、パール、ラピスラズリ。
背景に金。
実際にはない色、生き物を作ることによって開かれた窓から不思議な世界が飛び出してきた…を表現しております。
またどうやって私と鑑賞者を繋げるか…を更に考え。
今回は作品を飾るだけではなく実際に手に取り、鑑賞者が更に近くでこの作品を見て、各々がその世界を想像させる作品にしたい…。
今回1つの“手にとって覗く”という動作で、私の考える世界と繋がっていただきたいと考えました。
展示場所が壁掛けなので…
ギャラリーのスタッフさんにお声かけをしていただいてから触っていただく…というお話になりました。
なので手にとって覗いてみてくださいね。
※お持ちになってご覧になる場合は、パーツなど強く曲げたり、潰したりなどしないようにお気を付けください。(またお手にとってご覧になる場合は、両手で持つなど落とさない様にお気を付けてください。)
今回は急な出展でなかなか見に来れない方も多いかと思います。
そこで今回の作品は“非売”とし、今後も色んな場所に持っていって沢山の方に気軽に覗いていただこうと思っております。
お近くに行く際は、是非覗いてくださいね🦋
そしてもしよろしければ…
どんな世界(物語)を覗くことが出来たのかSNSでも…
会った時でも良いので教えてくれたらとっても嬉しいです😊
❋六角形の額縁をどんな窓に見立てたのか?
六角形は亀の甲羅を表しており、縁起のいい形と言われています。また亀の甲羅は固く、邪気から身を守りながら長い生命を育む形で長寿のシンボルとされているとのことです。
このことから今回、六角形の額縁を縁起のいい窓に見立て、この窓を挟んで眺める景色はどんな世界に見えるのか?と想像しました。
当たり前の日常なのか...
不思議な世界なのか...
常世なのか...
現世なのか...
明るい世界か...
暗い世界か...
静なのか...
動なのか...
また覗く場所によって…
その時の心情によって…
見える世界が変わるのでは?…と
1つの窓から見える景色を通じて、あなたとこの作品の物語が始まります。
この作品の物語の続きを見てみませんか?
軽い気持ちでアートの入り口を楽しんでみてくださいね😊
❋序章
興味本位で覗こうと
開けた窓
あなたを違う世界へ
こっちにおいで...と
生き物たちが手をのばす
自ら覗いてみなければ
違う世界を見ることは出来ない
手にとって見ないと
見えるものも見えない世界
この先の物語の続きを
現地で作品を手に取り、覗いてみて物語を作り上げてくださいね。
❋在廊について
今回の公募展での在廊ですが…
現在の予定は《在廊なし》とさせていただきます。
今回は皆様とお会い出来ず誠に申し訳ございません🙇♀️
もし予定が調整出来ましたら、在廊する日をX(旧Twitter)にてお知らせ致します。
❋最後に…
最後まで目を通していただき誠に有り難う御座います🙇♀️
今回こちらの公募展にお持ちする作品を長々と紹介させていただきました。
お近くでご覧いただける機会となりますので、お時間よろしければ是非、入谷の一色商店様へお越しいただけましたら嬉しいです😊
皆様のお越しを色とりどりの蝶たちとお待ちしておりますー🦋
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