48、竹のように、しなやかで強い井坂信彦さん(この顔、本当うらやましい)
僕が政治の世界に飛び込んだ時の師匠が立憲民主党の衆議院議員 井坂信彦さん。
当時はまだ神戸市会議員として大政党に属さず、市民派会派を結成し、トップ当選を続け、数々の政策提案を実現していた。
私も無所属議員として活動し、地域政党連絡協議会を立ち上げた一人なので、こうした地方議員が意外と全国にいるのを知っている。
が、井坂さんのすごいところは国政に行ってもそのスタンスが変わらないことだ。
「ぶれない」という言葉を政治家はよく使うが、井坂さんほどブレずに政治を続けている人は数少ない。
不運なことに、所属政党が分裂したり、消滅したりして、居場所が変わり、渡り鳥のような印象を持っている有権者もいるが、決して彼はそんなことはない。
やるべきこと、進むべき方向は常にひとつの方向を向いているし、何度聞いても腹落ちする。
政治の入り口で、こういう師匠と出逢ったので、僕自身も悪い方向に行かず最後まで真っ直ぐやり抜けたと思う。
だから、かなりしんどい道だったと言うのは事実だが(笑)。
でも全く後悔はない。
政治の最初の師匠が井坂さんで良かったと心の底から思う。
そうでなければ、上手く世渡りする狡猾な政治家になり、国会議員にならないかと声をかけられた時に乗っかって、今頃永田町の空気に毒されていたかもしれない。
井坂さんは、その永田町に行っても毒されず、信念を貫き通しているから余計にすごいのだ。
見た目は、素直で純朴そうな顔立ちなので、清潔感溢れる好青年。
だが、実は腹の中はそれだけではない。外見に騙されている人も多いが(笑)、彼の本当の凄さは、したたかで、強い心だ。
竹のようなしなりがあり、しぶとい。
これをバラすと営業妨害と井坂さんに怒られるかもしれないが、僕が一番尊敬する部分は、その「しなやかな心の強さ」と「したたかさをうまく隠しているルックス」だ。
とはいえ、ルックスは今更マネできないから、心の部分だけでも吸収させてもらいたい。
しなやかに、折れずに、まっすぐに。
井坂さんから学ばせてもらいました。