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兵庫県庁跡地の緑地化に反対します!

兵庫県は2023年9月12日、耐震強度が不足している県庁1、2号館の解体や移転先となる周辺施設の改修に向け、設計費など2億5100万円を盛り込んだ一般会計補正予算案を発表した。
解体工事は2026年度に着工し、跡地は29年度中に緑地化を終える予定で、県は一連の事業費として7年間で130億円程度を見込んでいるという。

最終的な事業費約130億円のうち、解体費は概算で67億1千万円。他に緑地化整備に4億7千万円、3号館や生田庁舎の改修、システムの移転などに57億4千万円を見込んでいるらしい。

兵庫県は現在、在宅勤務などで職員の出勤率を4割に引き下げる取り組みを生田庁舎で実施しているので、1、2号館解体後の新庁舎建設については、その結果を踏まえて検討するようで、跡地に整備する緑地は、暫定利用と位置付けるとのことだが、暫定利用で4億7000万円もの整備費用を使わないで、まだ時間があるのだから早急に本格利用案を検討し決定すべきだと思う。

今、各地で駅周辺の緑地化を手掛ける自治体が増えているが、「右に倣え」の施策はどうもいただけない。大阪・梅田のように緑が少ない地域が憩いを求めて緑地化するのはわかるが、神戸は六甲山や摩耶山がすぐ後ろにあるのだから、わざわざ県庁跡地まで緑地化する必要はない。

都市と大自然がこんなに近い街は全国見渡してもあまり無いわけで、その強みを活かす施策が重要だと思うのだ。

例えば、トレッキング やキャニオニングのステーションにして、山への交通インフラの拠点にしてもいいし、同様にボート、ヨット、釣りなどSEAライフの拠点も併設して、海へのアクセスも確保する。

都市間競争で出遅れた神戸が京都や大阪の真似をするのではなく、神戸にしかない強みを活かした街づくりを進めるべきなのだ。

それは海と山に隣接しているという絶対負けない強みを活かすこと。
ここに立ち返ることが神戸再生の第一歩だと思う。

楽しんでもらえる、ちょっとした生きるヒントになる、新しいスタイルを試してみる、そんな記事をこれからも書いていきたいと思っています。景色を楽しみながら歩くサポーターだい募集です!よろしくお願いします!