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氷なしハイボール好きですか?、今週の 洋服屋の店主と酒場のマスターの日々

この記事は投げ銭制です。
③の出だしまでは無料で読めます。

① 氷なしハイボール好きですか?
② 今月のおすすめブランド
③ 今週の 洋服屋の店主と酒場のマスターの日々

まったく基本もないままに「BAR」を開業しました。
「技術」「知識」もないままに。
だから「シェーカーは振らない」って決めたんです。
ボロが出ないように。

ちなみに看板には「BAR」の表記がありますが、自身のことをバーテンダーではなく、ワインやビールを丁寧に注ぎ、お客様の話しに耳を傾ける係と思っています。

さて四人以上でご来店頂いた時に、作る工程が少ないお酒って助かるんです。ビール・ワインのように注ぐだけのものは。他に何か工程の少ないお酒って何だろうと考えて、思い出したのが「氷なしハイボール」でした。

氷なしハイボールは、10年以上前に通っていたビアバーで飲んだことあって。その時に「サンボア」「ロックフィッシュ」の名前を聞いた記憶が。
ウィスキー瓶・グラス・炭酸を冷やしておく前準備だけだし。
何とかなるだろうとメニューに載せて。おかげでハイボールブームもあって、オーダーする人が多いです。

ただ「ハイボールブーム」の頃に口にしたモノ(BARで提供されるもの以外)の殆どが、あまり好むものではなかったのは、<氷><グラスの形状><温度><美味しい炭酸>によるものが大きいのではないかと思います。

例えるならジョッキのような、ぼてっとしたフォルムのグラス、製氷機の氷、気の抜けた炭酸をマドラーで、これでもかとガチャガチャと回す。
裏を返せば上記の要素をクリアすれば、そこそこの(65点以上)のハイボールが作れるのではないでしょうか?。(もちろん低価格での提供をしている店は無理です)

 ちなみに私のバーでの「氷なしハイボール」は

①冷やした薄ハリのグラス(匂いがつかないように上縁をラップする)
②冷やしたウィスキー(銘柄はマルスウイスキー 岩井)
③山崎プレミアムソーダ
④レモンピールはふりかけない

試行錯誤してたどり着いたのではなく、たまたまこのレシピに。
「サントリー角」を使うのが一般的なのでしょうが、地のウィスキーを使いたくて。ちなみに「マルスウイスキー HHAE(はえ)」はハイボールに向くようです。

容量はソーダ180mlにウィスキー30ml。ちびちび飲むよりは、グラスが冷えている間に飲み干すのが粋です。それでも少しずつ温度は上がっていきます。そうなると「デュワーズ・角・HHAE」だと淡麗な味わいで物足りなく感じました。それで「マルスウィスキー 岩井」を使います。

炭酸はウィルキンソンが一般的ですが、山崎プレミアムソーダを私は使います。ガス圧がウィルキンソンに比べて、低いです。

試しに「強炭酸」も試しましたが、いつまでもグラスの底から浮き上がる炭酸の泡を眺めるのは楽しいのですが、ウィスキーの味の邪魔になると思いました。現状は氷なしハイボールには「山崎プレミアムソーダ」が使い勝手がいいです。

ピールに関しては、時折香りがきついなと思うハイボールに、注文したバーで出会うこともあって。プロでもそうなら忙しい時に、私ならなおさらのこと、香り付けのコントロールが効かないだろと使わないことに決めました。

自分が美味しいと思ったものを提供すればよいのですよ」と長年バーを営業しているバーテンダーの方にアドバイスされましたが、私は私の「舌」を信用していないので、熟練のバーテンダーに、上記内容の氷なしハイボールで問題はないだろうか?恐る恐る聞いてみました。リップサービスかもしれませんが、理にはかなっているようでした。

技術・スキルもなく簡単に前準備だけしていれば簡単につくれる「氷なしハイボール」の紹介でした。ぜひ自宅で試してみてください。それでも「何か」足りないとしたら、それは「会話」かもしれません。その時は近場のBARの扉を引くか、押すかしてみてください。

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② 今月のおすすめの取扱いブランド

雑誌「POPEYE/ポパイ」の影響なのでしょうか?
今まではコーディネイトに登場する機会すらなかった「タートル」の動きがよいです。ハイゲージニットはもちろんのこと、スウエット素材もクルーネック、パーカーよりもタートルの反応がいいです。スタイリスト 長谷川昭雄と前編集長による「POPEYE/ポパイ」におっさんもワクワクしました。

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メンズ洋品店「Cape Cod Clothing Store」はこんな感じのお店です。https://note.mu/capecodstore/n/nc35ddf788b89

「Cape Cod Backyard Bar」はこんな感じのお店です。https://note.mu/capecodstore/n/n987b2ef53f98

この記事は投げ銭制です。
この後、「今週の洋服屋の店主と酒場のマスターの日々」について書いています。(日記・雑記のようなものです。)

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③ 今週の 洋服屋の店主と酒場のマスターの日々

久しぶりに図書館に赴き本を借りる。
『シューマンズバーブック』
『キッチン戦争』
『馳星周の喰人魂』
『女王様の夜食カフェ』
『ダークゾーン』
『FAKEな平成史』

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