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やんちゃ系2歳児とのお出かけ

子育てをしていて、なーんか事前の想像と違うな、聞いてた話と違うな、こんなこと本に書いてなかったな〜、みたいに感じることの主たる原因は

「子による」

これに尽きると思う。

元々の性格なのか、育ってきた環境によるのか、その両方なのかはわからないけれど。
どんなにリスクマネジメントに長けた人だとしても、全てが「想定の範囲内だったわ」なんて有り得ない。
全ての親が「子によるよね!!!」と共感してくれると思う。

よく言われるものを挙げてみる。

夜寝ない問題

うちの子は夜通し寝るようになったのは最近(1歳半くらいから)のことで、特に1歳2ヶ月で断乳する前は頻回に起きていたし、「起きている方が楽しい」と思っている雰囲気があり、寝ることを嫌がっていた。
娘が寝ない=親の自由時間・睡眠時間減に直結のため、本当に辛かった。
早いうちから「トントンですっと寝て、そのまま朝まで寝ました!」的なSNSの書き込みも辛かった。
今だから思う、「子による」。

ごはん食べない問題

なんでもパクパク食べる子もいれば、ハンバーグとカレーしか食べない子もいる。
いるいる、いろんなパターンいる。
うちの子は「納豆」「とうふ」「カレー」「マックのポテト」「高いお肉」「そぼろごはん」「おやつ全般」「からあげ」「さかなの塩焼き」で生きている。
こんな感じだから、ご飯は作り甲斐がないし、悲しくなってくる。
しかし保育園で出されるものは、基本的に完食している様子があるし、本人のモチベーションにも関係しているのかな。
食への興味の有無、マジで「子による」。

発達の早い/遅い

歩き始めるのは1歳前後というのが一般的だけど、10ヶ月でニコニコと1歩を踏み出す子もいれば、1歳半までハイハイで粘る子もいる。
色々いる。
うちの子は8ヶ月の後半で歩き始めるという、世の中では「めっちゃ早い」方だったが、2歳になった今、同月齢のお友達と足並みが揃っているし、早いことによる得は感じられなかった。
(むしろヨチヨチハイハイ時期が短くて寂しかったし、早くから可動ゾーン対策が必要だった)
おしゃべりも得意なので、コミュニケーションが早くから取れて嬉しいが、イヤイヤも早くから始まった気がする。
早く始まって早く終われば良いが、きっとこれも「子による」のだろう。

親のそばにいたい/自由を求める

ここでやっと表題につながるが、昨日お友達家族と、すっごい人混みに行ってきた。
行列の段階から「しまった、2歳児連れてくるイベントではなかった…!」と思っていたが、帰るわけにもいかず、イベント会場に飛び込んだ。

娘は隙あらば自分の行きたい方向に走っていく、ロケットみたいな女だ。そのときはいつも突然やってきて、こちらがレジでお会計していようが、靴を履いていようが、道路だろうが店の中だろうが男子トイレだろうが、全くお構いなし。
自由が好きなのだ、彼女は。
だから早くから自分の足で歩くという手段を身につけたんだな(マジでそう思っている)。

自由を求める気持ちはわかるが、私にはそれがとても辛く感じられ、お出かけのハードルを上げていた。
食に興味がないことも手伝って、おやつやご飯で釣る〜的なこともそもそも難しく、またベビーカーでも寝ることが少ない。

その混雑イベントに一緒に行ってくれた家族のは娘と同月齢の男の子だけど、「親のそばにいたい」タイプの子だったので全然違った。
ベビーカーから降りても1m以内にとどまっているし、大人を見上げて微笑みながら同じ速度で歩いている。

例えは良くないかもしれないが、それは
・ピタッと寄り添う盲導犬
・1ヶ月ぶりの散歩でテンション爆上げ犬
くらいの差はあった。

(めちゃめちゃ羨ましい!って思ったけど、その子は寝る時間や量が不規則だったり、同じく食に興味がないので、それはそれで大変だよなぁ、と思った。子育てはマジで人によるのだ)

2歳児とは思えない速さで走る。
これも日々の鍛錬の賜物かもしれない。


やんちゃ2歳(2y1m)の娘とお出かけする時は夫婦揃ってすごい疲れるし、それこそ寝かしつけながら大人が先に寝てしまうような1日の終わり方だが、
娘が「きょうたのしかったねぇ!」「うみ、みたねぇ。おふねもいたねぇ!」「またみーんなでいこーね!」と可愛く言うもんだから、
今これを書きながらまた「今週末はどこへいくかねぇ」なんて夫婦で話してしまうのだから不思議だ。

まだ子どもがいない人たちへ。
本やSNSで子育ての知識を得ることはマジで大切だけど、自分の子の性格はマジで100人いたら100通りあるからね。そんなことわかってるよーと思うかもしれないけど、想像をはるかに超えた100通りだから、あまりイメージしすぎないようにした方が良いぞ!


すでに「親」な人たちへ。
毎日お疲れ様です。
子が寝たらアイスでも食べましょうや。

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