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最後の、大陸ワイン。

KWV・クラシック・コレクション・ピノタージュ

これも、少し前からじわりじわりと名前を聞くようになってきていた、南アフリカのワイン。ワインエキスパートの勉強しだしてから、実は作ってるんです、ってのを知りました。
ただ、試験では凡そ重要な地区ではないためほとんどスルー。今覚えているキーワードは【ステレンボッシュ(地名?)】【ピノタージュ(ブドウ?)】くらい。

調べたらピノタージュという品種は、「ピノ・ノワール」と「サンソー(エルミタージュ)」を交配したもので、タンニンも酸も豊か。その香りは“ドライフルーツ”、“木苺”、“キノコ”、“腐葉土”のニュアンス。だそうな。

個人的で稚拙なイメージだと、アフリカ大陸=サバンナなので、葡萄が育つのかなって思いもしたが、オーストラリアとあまり変わらない緯度なので育成はできるんだろう。南アフリカって場所でワインが作りたい!って衝動を押さえられなかったワインバカがいたんだろうね。これほどまでに人を魅了してしまうワインの罪深いこと。

今回やっと南アフリカワインを身近なスーパーで発見したので、購入。
これで、五大陸のワインを飲んだことになる。そういう意味で、最後の秘境である南アフリカワイン。
聖櫃を見つけたインディ・ジョーンズのように、今夜は誇らしく飲み明かそうと思う。(多分すぐ寝る)

飲むと、緩やかに広がるタンニンとそれを一気に収斂させるように酸味が追いかける。イチゴの甘酸っぱさと、柑橘の皮と酸。最近飲みやすいものばかりに出会ってたんで、ちょこっとクセのある子です。


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