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ドイツの、甘いリースリング。

スーパーの隅っこに、そっと置いてあることの多いドイツワイン。
そんなに需要ない感じですね。何ででしょうね。

なんて言ってる自分も、「ドイツワイン買うぞ!」って意気込んで買うことはまずないです。

理由は
・他の地域の(品種の)ワインが飲みたいから
・甘く少しアルコール低めだから

まあ個人的には、あとは甘み故に食事に合わせづらいとかありますかね。

美味しいんですよ、ドイツワイン。
最近は、甘みの少ないワインもバンバン出してきてますね。
ドイツの白ワインは、リースリングてブドウ品種がメインで、リースリング種は、フランス・アルザス地方やニュージーランド、南米なんかでも美味しいやつあります。
ですが、ドイツ以外は酸味と甘味の「バランス」でいうと、やや酸味優勢な印象がありますね。
【甘いみかんVS酸味のある甘夏】の関係、みたいな。(微妙な表現だな。)

東京のスーパーに置いてあるのは、大概、黒猫のラベル「ツェラーシュヴァルツカッツ」聖母マリアの描かれた「リープラウミルヒ」あたりかなと思いますが、専門店じゃないところで売ってるドイツワインは、甘めに仕上げた白ワインが多いです。この「甘さ(遅摘みによる完熟)」度合いによって、いくつもランクがあるくらい。

コルクを抜いて、スンッと香るハチミツや白い花、レモンあたりの酸味の強い柑橘の香り。
グラスに注いで、一口飲むと、グレープフルーツやレモン、そして蜂蜜の風味。ワインによっては桃のような風味もありますね。

リースリングってブドウは、香りの模範解答として「火打ち石」「ミネラル感」ってヒントがよく出てきます。が、急に「ミネラルな感じだね。うんうん。」なんて言われても困りますね。

食事に合わせづらいとか書いたんですが、鶏手羽を出汁であっさり煮たやつとか、意外にさっぱりした和食にも合うんですよ。
自分の中では、中華やカレーのようなスパイシーな料理にも合うと思ってます。

キンキンに冷やして夏に1本をゆっくり飲むのもいいし、キンキンに冷やして冬に寄せ鍋をつつくってのも、洒落てますね。(個人的に、ですが。)
とにかく、「キンキンに冷やす」のがいいと思います。

・・・なんか、書いていたら無性に飲みたくなってきた。

今回飲んだワインはこちら↓ ※飲んだのはヴィンテージ2018年のもの。



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