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英樹さんに教わったこと。

2015年8月31日に書いたブログです。
今日は英樹さんの誕生日。
ということで今日を選んで記事を引っ越ししました。

2/1、55歳のバースデーLIVEで
「両親に座ってみてもらいからさぁ」と言いながら発表された
赤坂BLIZでのC-C-B復活LIVE TOUR。

喜び勇んでチケットを予約。
6月頭にそのチケットが届き、まずますの席に「良しとしよう」なんて
ほくそ笑んでいたあの日。

突然の一報が舞い込む。
人によっては手術の甲斐ないなく、すぐに亡くなる場合もある病であるのに
何故か「この人なら大丈夫!」という、根拠のない自信に満ちていた。

そして、7月。
まさかの報道と、帰らぬ人となったことが知らされ、自分でも驚くほど落ち込んだ。
過去、たくさんのバンドを見て来て、メンバーが亡くなることは幾度も経験してきた。
「人はいつか死ぬもの」
分かっていたはずなんだけど、今回ばかりはそうもいかなかった。
毎日のように聴いていた曲が聴けないって初めての経験だった。

8/10に行われたお別れ会「ヒデキファイナル」
1回目のチケット予約は失敗したが、キャンセル分のチケットが幸運にも手に入った。
2/1と同じ辺りで見ることができた。
あの日は「また4が揃う!」という喜びの涙を流していたが
今回は「もう4人が揃わない」という悲しみの涙。
泣かないぞ!と決めていたけど、無理だった。

この文章も、この日のニコ生を聴きながら書いてる。
視聴期限ギリギリまで、何度も観ておこうと思いながら。

そのニコ生を観ていて、ふっと気付いたことがある。
彼が書く詞は「自分がいつかはいなくなるだろうけど、みんながんばれよ!」
というニュアンスを含んだものが多いということ。
(これは私だけ感じたものかもしれないが…)

この日は演奏されなかったが米川くんとのユニット、WYの曲に
「明日に…」という曲がある

ボク等は思い出の中で暮らしている訳じゃないから
ボク等は立ち止まりながらでも歩いて行くよ
キミが望んだような真実じゃなくっても
今、目の前で起きている出来事が現実サ

本当は6月に4人が揃う現実を期待していたけど
目の前で起きている出来事を良い加減、受け止めようかなと
この曲を久しぶりに聴いて感じた。
落ち込んでばかりじゃいられない。
自分は止まっているようでも、周りは進んでいく。
目の前の現実も受け止め、辛い時があっても前に進む。
今回はそんなことを英樹さんから教わった。

幻のセットリスト
一応、iTunesでプレイリスト作ったけど、聴けてない。


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