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ココロとカラダとほろほろな日々

眠れなくて書き出すようなことはろくなことじゃないんだけど、どこかで書き留めておきたかったことをつらつらと。

最近の身体の話。
私はシスジェンダーで自分が女性であることや女性という性に対して大それた意見も持っていないのだけど、ずっと生理がしんどかったのにようやく向き合ってみたところからちょっと気持ちの変化があったり、身体からのサインを受け取った話。

ホルモンを安定させる

もともと生理不順で20代前半までは全然しんどくなかったのにある時から急に辛くなって、こんなにロキソニン飲んで大丈夫ですかと思うほど薬で耐え忍び、飲み忘れると文字通りのたうち回るほどの激痛。運悪く体調不良に重なると貧血で倒れたりして何度か救急搬送もされ、だいぶ懲り懲りしてたんだけど、初日がきついだけなのでここ数年は薬のタイミングや周期に合わせた体調管理に気をつけてなんとかやり過ごしていた。

そんな折、半年くらい前についにこれではと思って低容量ピルを処方してもらって飲み始める。最初の1-2ヶ月はなんか変な感じだったのだけど安定してからはもうとにかく楽…!なぜもっと早く私はここに頼らなかったのか...!と思うほど楽になった。痛みや月経量に苦しんだ日々はなんだったのか。以降、生理は私にとってだいぶ存在を小さくした。

辛かった一方で生理そのものに、よく聞く「なぜ女は毎月こんな思いをするのか」といったことは一切抱いてこなかったのだけど、ここまで素通りできると妙な感覚になる。ホルモンの不思議。

小さく、小さく。

量が減って体も楽になったのでこれまで心配の塊みたいな選び方をしていたナプキンも変えてみた。

こういうシンプルシリーズ、なんであんまりドラッグストアに置いてないんだろう。
最近多少バリエーションがあるけど、お馴染みなデザインも多いナプキン。そこに意見があるわけじゃないんだけど、こういうシンプルタイプが普及したらまたちょっと生理の印象変わりそうだなと思ったのです。うまく言えないけど、私は変わった。リップクリームくらいの存在感になったよ。

見つかってほろほろ

先月健康診断と合わせて子宮がん検診を受診。隔年で受けていてこれまで特に何もなかったのだけど、「子宮筋腫がありますね」と言われた。絶対嘘つかない相手に対して、咄嗟に「嘘でしょ」と言ってしまうほど、なんだかショックでした。子宮筋腫そのものは悪性腫瘍とかではないし珍しくもない。30代以上の女性の20-30%にみられるそう。「小さいから治療の必要もないですよ。心配ならピルの処方をしてもらっている先生に相談してみて」とのことで再検査もなかった。でもなんだかしょんぼりしたのです。鶏か卵か、確かに女性ホルモンの量が多くて生理に悩んでいたんだからこれまでよく見つからなかったなとも思うのだけど、もしも大きくなったらと想像ばかりが先をいくのです。

貧血でほろほろ

健診の結果が届き、子宮頸がんの結果は当日先生が言ってた通りだったのだけど、血液検査で要再検査になり「貧血」と書かれた結果表を持って再びクリニックへ。
診察室に入ったら担当の先生が丁寧に解説してくれた。
「この貧血は十中八九、子宮筋腫が影響していると思います。今回の検査で改善していたり、前回と同じレベルであれば一旦は食事療法で様子をみましょう。ただ下がっていた場合は加えて婦人科の受診と治療をされた方が良いと思います。まだまだ月経が終わるまで長い時間があるし、その間に貧血が悪化すると身体への負荷が大きい。例えば低容量ピルの服用によってコントロールするなども婦人科から勧められるかもしれません」
もうすでにピルを服用していることをその場で表明できず、流れに任せて採血してもらって、悪くありませんようにと祈りながら好きなアイスをいっぱい買って帰った。

昔から貧血気味だし、別に大きい病気が見つかったわけでもなく、年齢を重ねて、ようやく女性ホルモンにも向き合い、たまたまこの春にそんな風が吹いただけ。これまで無頓着だったけど、婦人科系で身体に悩んでいる人はきっとたくさんいる。

なんぞ私はこれしきと思いたいのですが、なんとも、ほろほろな日々なのです。

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