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Canvaに働き方をリデザインする新機能が登場!

年次イベント「Canva Create」にてワークプレイス向けの新製品を公開し、エンタープライズ向けサービスの大幅強化を発表しました。

  • 急増する大企業のニーズに対応する新しいプラン「Canvaエンタープライズ」を発表

  • 過去10年間で最大規模のエディター&トップページのリニューアルを発表し、職場向けに開発された新体験の提供を開始

  • 時も場所も選ばずに使いやすい「ビジュアルツールキット」や「マジックスタジオ」を強化し、編集時の提案モード、超高速ビデオ編集、新AI機能、業務向けに設計された各種アプリとの統合を可能に

  • Affinity買収によりプロフェッショナル向けのデザイン作業やリソースを拡充し、数百万人に展開

共同創業者兼CEOからのコメント

Canvaの共同創業者兼CEOであるMelanie Perkins(メラニー・パーキンス) は、次のようにコメントしています。「私たちは、生まれ変わったCanvaとともに、あらゆるチームや企業がデザインする力を持てるよう、一連の新製品を発表できることを大変嬉しく思います。ビジュアルコンテンツの需要が急増している時代では、複雑化する組織の中でより良い働き方を見出すことがこれまで以上に難しくなっています。Canvaは過去10年間でデザインの民主化に励んできましたが、次の10年では、デザイン、AI、ワークフローツールなどに細分化されたデザインのエコシステムを統合し、あらゆる組織に属するプロフェッショナルの誰もがアクセスしやすく、使いやすいものにしたいと考えています。」

ビジュアルコミュニケーションが普及する中、企業の視覚的なコミュニケーションに関するインサイトをまとめたCanvaの最新の『ビジュアルエコノミーレポート』によると、ビジネスリーダーの92%がデザイン以外の職務に就く従業員にデザインスキルを求めていることがわかりました。Canva Createで発表されたCanvaの新製品は、専門的なデザイン経験を持たない99%の従業員が手軽にデザインをできるようにすることで、このニーズに直接応えます。

現在、Canvaの月間アクティブユーザー数は1億8,000万人を超え、年間売上高は23億ドルを超えています。Canvaのワークプレイス向け製品であるビジュアルツールキットのローンチからわずか1年半余りで、9,500万人以上の新規ユーザーが当プラットフォームの利用を始めました。かつてCanvaがこの数字に到達するまでには、9 年近くかかりました。

Canvaはすでにフォーチュン500に選出される企業のうち95%の企業で利用されており、新たに追加されたワークプレイスソリューションの機能は、Canvaの企業戦略を象徴するもので、ビジュアルコミュニケーションのリーダーとしての地位を確固たるものにします。

Canvaエンタープライズ

情報や職場向けのテクノロジーが氾濫する中、視覚的コミュニケーションはエンゲージメントと生産性の向上およびブランド拡大のための重要な手段となっています。複雑なセキュリティ、レポート、管理、ブランドマネジメントを必要とする大企業向けに設計された定期プラン「Canvaエンタープライズ」は、このニーズに応えます。

「Canvaエンタープライズ」を利用することで、大企業は大量のビジュアルコンテンツを作成し、社内でのコラボレーションを容易に拡大することができます。さらに、より高度な管理者コントロールとセキュリティによりリソースを安全に管理しつつ、ブランドイメージを維持することができます。「Canvaエンタープライズ」には以下の特長があります。

拡張可能性: 柔軟に容量を拡張できるクラウドストレージによって、グローバルな企業やブランドのニーズに対応します。組織全体で複数のチームを編成し、誰でも必要なコンテンツに安全にアクセスできます。

知的財産(IP)、コスト、アプリの統合: デザイン、コンテンツ制作、AI、コラボレーションツールを1つのアカウントに集約することで、コストと複雑さを軽減しながら効果を拡大できます。

高度なブランド管理 ブランドのあらゆる側面を安定に管理することにより、ブランドの一貫性を維持します。同様に、Canvaのライブラリーにある素材やテンプレートへのアクセスおよびコンテンツの外部への共有の管理も可能にします。

大企業向けのセキュリティ水準: 多要素認証(MFA)、SCIM、シングルサインオン(SSO)、そして対象顧客向けのAI知財リスク補償を含む、信頼と安全の「Canva AIセキュリティ」という高度なツールコレクションを通じて、企業やブランドの安全を保つように設計しています。

職場向けにデザインされたCanvaの新しいUI

Canvaはこの10年で初となる中核となるプロダクトエクスペリエンスにおけるエディター&トップページのリニューアルを発表しました。職場での創造性と生産性を高めるために作られた新しいUIは、業務フローのスピードを上げ、集中力向上の効果をもたらします。主な機能は以下の通りです。

シームレスな編集体験:作業内容に合った提案をする編集ツールバーにより、より多くのスペースが確保され、集中力が向上します。 ワンクリック背景除去ツールやCanvaのマジックスタジオをはじめとするAIツールなど、高い評価を受けるツールキットが使いやすい場所に配置されています。

カスタマイズ可能な新しいホームページ: 作業スペースがカスタマイズ可能になりました。個人ユーザーはトップのデザイン、フォルダー、ブランドテンプレートをお気に入り登録でき、企業やチームなら、多くのメンバーが使うコンテンツをページの上部に固定することができます。また、高度なフィルターを備えた強力な検索インターフェース により、検索時間を短縮し、作成作業により多くの時間をかけられるようになります。

これまでよりもシンプルで迅速なコラボレーション: より簡単なナビゲーションによって、チームはプロジェクト間の移動、主要アセットやリソースへのアクセス、ブランドガイドラインの適用が可能です。また、コメントのフィルター機能、並べ替え、展開、非表示が可能となり、効率的な共同作業を実現します。

生まれ変わったデザイン体験は、Canvaのトップページ上の隠しポータルを発見したユーザー先着100万人を対象に本日より提供されます。正式提供開始は2024年8月を予定しています。

ビジュアルツールキットとマジックスタジオのAI製品を強化

2023年10月の提供開始以来50億回以上利用されているマジックスタジオを拡張することで、AI戦略を加速し続けています。アップグレードされたマジックスタジオの機能には以下が含まれます。

マジックメディア「AIグラフィック生成」: プロンプト(テキスト入力)からさまざまなスタイルのグラフィック、アイコン、イラストを生成します。

マジックデザイン: 改良されたAIデザイン技術により、以前より3倍高品質なプレゼンテーションを生成します。※現在、英語版のみ提供

リサイズ&マジック変換: デザインを好きなドキュメントに変換 - プロンプトを入力するか、動画スクリプト、LinkedIn投稿、プレゼンテーションのアウトラインなど、新しいオプションから選択します。

スタイルとレイアウト: ワンクリックでデザイン全体にブランドカラーとテンプレートを適用します。

アップグレードした写真編集機能: AIを搭載した写真編集機能は、Canvaテンプレートを編集するように画像内のオブジェクトをシームレスに移動、削除、編集できます。

動画機能のアップグレード: AIを搭載した動画ハイライト機能は、長尺の動画から人目を引くクリップ箇所を選択カットし、音声補正機能はバックグラウンドノイズを低減して音声をクリアにします。

業務スピードを加速させる機能

Canvaはビジュアルツールキットもアップデートさせ、これまでに多く要望の声が寄せられた次の機能を追加しました。

編集時の「提案モード」: 2022年の発売以来、3億7,500万のCanvaドキュメントが作成されました。今後、ドキュメントで変更点を記録し、編集を共同で行うことができます。

Amazon Ads、Google、Meta のアプリ : 世界最大の広告プラットフォームによって構築されたアプリは、デザインに対するフィードバックを即座に提供し、各プラットフォームによって承認されたアセットライブラリやテンプレートへの手軽なアクセスを可能にします。

自動データ入力: SalesforceやMLS (Multiple Listing Service) などのサードパーティツールからビジネスデータをCanvaに取り込むことで、テキストや画像をデザインに自動入力し、カスタムした資料を大規模に作成できます。

Affinity買収により高度な編集オプションを追加

2024年3月に、CanvaはAffinityを買収し、プロのグラフィックデザイナー、イラストレーター、タイポグラファーを含むすべてのデザイナーのためのフルスタックソリューションに拡張させました。本日、Affinityバージョン2.5を発表し、新たにプロフェッショナル向けの編集パフォーマンスを大幅に向上させる高度な編集オプションを追加しました。Affinityのアップグレードには次のものが含まれます。

バリアブルフォント対応: タイポグラフィデザインの新しい可能性が広がります。

ストローク幅ツール: あらゆる曲線の筆圧プロファイルをドキュメント上で編集可能です。

ARM64チップのサポート: 最新のWindows PCに最適化され、AffinityはARMをエンドツーエンドでネイティブサポートした初のクリエイティブソフトウェアです。

Affinityを無料で利用できる対象ユーザーとして、学校や非営利団体が登録できる順番待ちリストの設置を発表しました。すでに世界中の学校や非営利団体にCanvaを無料で提供しており、6,000万人以上の児童生徒と教職員、さらに60万の慈善団体や非営利団体が毎月利用しています。今後数カ月のうちに、順番待ちリストに登録されている団体に無料ライセンスが付与される予定です。

※英語のプレスリリースを翻訳・編集いたしました。


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