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ハッ○ン銭湯.2

こんにちは! キャンタです!

僕が年明けに、人生で初めてハッテン銭湯に行った話です!!


銭湯にたどり着いて、まず最初に思ったことは、
見てくれは普通の銭湯だな!
ってことです。
番頭には普通のおばちゃんが立っていて、入浴料金は490円。
ただ一つ、変わったところを挙げるとするなら、脱衣所に水槽が置いてあって、イモリが飼われていました。なんでやねん?

ハッテン銭湯なんて都市伝説だったのかもしれない。そんな考えが過りましたが、同時に荷物ロッカーの様子がおかしいことに気づきました。
ほとんどの鍵が抜かれている…。
この小さな銭湯に、30人以上のオッサンがひしめいている。その事実は覆らない。やはりここは常世と一線を画す、魑魅魍魎の異世界なのだ…。

”普通”の景色はそこで終わりました。

浴室のドアを引くと、差すような視線が全身を貫きました。
(み、見定められている……!!!!)
ドアの開閉する音に反応し、浴槽に腰かける男たちがこちらを凝視してきます。正確に言うと、彼らが興味を示していたのは、僕の股間と顔の2点だけ。その間わずか2秒。何事もなかったかのように、彼らは視線を元の位置に戻しました。
舐めやがって、クッソ~~~!!!

いかんいかん!今日は敵城視察みたいなもんや!!心を落ち着かせるために、まずは体を清めました。とにもかくにも、この銭湯の全容を把握しなければ。
ヘッドが壁に固定されたシャワーを浴びながら、辺りを見回します。
やや入り組んだ通路の奥には、水風呂とサウナ、少しの洗い場。二階に続く階段が2つあり、それぞれ別の空間を設けられている。つーか二階がある銭湯ってかなり独特じゃない?迷路かよ。

体を洗い終えて、とりあえず二階へと向かいました。

そして視界に飛び込んできた、2つの肉の塊。

オッサンとオッサンが、乳繰り合っている……!!!

2階サウナの隣に設けられた僅かなシャワースペースで、ガタイの良い髭のオッサン二人が、熱いキスを交わしていました。お互いの胸を両手で愛撫しながら、ねっとりと舌を絡める男たち。

やっぱりここはウワサ通り、狂ってやがる。たしかに迷路構造で陰は多いが、人目に付くところでハッテンするなんて。
僕は立ちすくみました。
1ミリも興奮しねえ。動物園で交尾見てるときの感情だコレ。

呆然としていたため、背後に気配が迫っていることに気づきませんでした。

萎えた僕自身を、そっと包み込む手。

振り返るとそこには、オッサンがいました。

「ちんちん、可愛いねえ…!!」

キッ……ツ〜……!!!!!!!!!

そのとき、僕はこの銭湯のハッテンシステムを悟りました。
①まず浴槽に腰かけて、新たに獲物が入ってくるのを待ち構える。
②タイプの男が来たら、狭くて人目に付かない2階に、ソイツが上がるのを待つ。
③すかさず追いかけてチンコを触り、相性を探る。

僕はモテなかったわけじゃない。奴らは時が来るのを待っていただけだ。どうりで全員、浴槽に浸からずにヘリに座ってるわけだよ。いや風呂に入れよお前ら。
オッサンの手を振り払い、2階奥の外気浴スペースへと逃げ込みます。
そして視界に飛び込んできた、鮮烈な光景。

1人のオッサンに、3人のオッサンが跪いて、ペロペロしていました。

きったね!!!!もうええわ!!!!
僕は全身を洗い直し、銭湯を後にしました。



そんなこんなで、とっても楽しかったです!ハッテン銭湯!

一般の方は間違いなくトラウマになると思います。行ったことのない銭湯を訪れる際は、あらかじめ口コミを調べて置いた方がいいですね!!

もし関西ゲイの方がハッテン銭湯を訪れる際は、性病には気を付けてくださいね。取り返しのつかないことになっちゃうから。つーかそもそも、公認のハッテン場に行ってください!!梅田にあるから!!

明日から1か月間、インターンに行くので、更新頻度は下がるかもしれません。よろしく!!

キャンタ

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